ラヴニカへの回帰ブロック

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'''ラヴニカへの回帰ブロック'''/''Return to Ravnica block''は、[[ラヴニカへの回帰]]、[[ギルド門侵犯]]、[[ドラゴンの迷路]]の3つのセットからなる[[ブロック (総称)|ブロック]]。
 
'''ラヴニカへの回帰ブロック'''/''Return to Ravnica block''は、[[ラヴニカへの回帰]]、[[ギルド門侵犯]]、[[ドラゴンの迷路]]の3つのセットからなる[[ブロック (総称)|ブロック]]。
  
ラヴニカへの回帰とギルド門侵犯は、それぞれ収録枚数249枚([[基本地形]]除く)の大型[[エキスパンション]]である。同一ブロック内に大型エキスパンションがふたつある例は何度かあったが、第1・第2と連続して大型なのは初。2種類の大型エキスパンションを1つのドラフトで使うのも初めてである。
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ラヴニカへの回帰とギルド門侵犯は、それぞれ収録枚数249枚([[基本土地]]除く)の大型[[エキスパンション]]である。同一ブロック内に大型エキスパンションがふたつある例は過去に何度かあったが、第1・第2と連続して大型なのは初。2種類の大型エキスパンションを1度の[[ブースター・ドラフト]]で同時に使用するのも初めてである。
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!セット名||略号||発売日||セット枚数||製品情報(WotC)||カードリスト(Wisdom Guild)
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|[[ラヴニカへの回帰|ラヴニカへの回帰/Return to Ravnica]]||RTR||2012年9月29日||274枚
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|[http://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/return-to-ravnica 製品情報]
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|[[ギルド門侵犯|ギルド門侵犯/Gatecrash]]||GTC||2013年2月1日||249枚
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|[[ドラゴンの迷路|ドラゴンの迷路/Dragon's Maze]]||DGM||2013年5月3日||165枚
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|[http://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/dragons-maze 製品情報]
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|[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/DragonsMaze/ カードリスト]
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続編として[[2018年]]~[[2019年]]に[[ラヴニカのギルド]]・[[ラヴニカの献身]]・[[灯争大戦]]が発売された。
  
 
==概要==
 
==概要==
[[ラヴニカ・ブロック]]の続編であり、都市[[次元/Plane|次元]][[ラヴニカ/Ravnica]]が再び舞台となる。10の[[ギルド/Guild]]も再登場。
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[[ラヴニカ・ブロック]]の舞台であった都市[[次元/Plane|次元]][[ラヴニカ/Ravnica]]と10の[[ギルド/Guild]]が再登場。
  
ブロック全体のテーマとしては、ラヴニカ・ブロックと同じく[[多色]]、特に「2色」。[[混成カード]]や、各ギルドが個別のメカニズムを有する点も共通している。ラヴニカ・ブロックの人気[[サイクル]]であった[[ショックランド]]も新規[[イラスト]]で[[再録]]された。
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ブロック全体のテーマとしては、[[ラヴニカ・ブロック]]と同じく[[多色]]、特に「2色」。[[混成カード]]や、各ギルドがそれぞれ個別のメカニズムを有する点も共通している。ラヴニカ・ブロックの人気[[サイクル]]であった[[ショックランド]]も新規[[イラスト]]で[[再録]]された。
  
ギルドの配分が4-3-3であったラヴニカ・ブロックと違い、2つの大型セットにそれぞれ5つのギルドを振り分け、最終セットでは全ギルドの[[カード]]を収録するという形を取っている。具体的には以下の通り。
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10のギルドの配分がエキスパンションごとに4:3:3であったラヴニカ・ブロックと違い、2つの大型セットにそれぞれ5つのギルドを振り分け、最終セットでは全ギルドの[[カード]]を収録するという形を取っている。具体的には以下の通り。
  
 
*ラヴニカへの回帰
 
*ラヴニカへの回帰
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「[[友好色]]→[[対抗色]]」という順序で登場させることも可能であったろうが、意図的に避けられている。友好色・対抗色という概念を無視し、それぞれの[[色の組み合わせ]]をすべて平等に扱うというコンセプトによるものである。
 
「[[友好色]]→[[対抗色]]」という順序で登場させることも可能であったろうが、意図的に避けられている。友好色・対抗色という概念を無視し、それぞれの[[色の組み合わせ]]をすべて平等に扱うというコンセプトによるものである。
*理由について、[[Mark Rosewater]]は自身のコラムで「その色の組み合わせを[[インベイジョン・ブロック]]にすでにやったから」とも述べている([http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/003815/ 参考])。また別のコラムでは「([[イーブンタイド]]の)最大の誤りは、敵対色混成への転換であった。([[シャドウムーア]]の友好色から)180度転換したことで、プレイヤーはついていけなかった。」と語っている([http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/014242/ 参考])ことも理由のひとつと言える。
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*理由について、[[Mark Rosewater]]は自身のコラムで「その色の組み合わせを[[インベイジョン・ブロック]]にすでにやったから」とも述べている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/investment-part-1-2012-09-03 on Investment, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004196/ あの世界への回帰 その1]</ref>。また別のコラムで「([[イーブンタイド]]の)最大の誤りは、対抗色混成への転換であった。([[シャドウムーア]]の友好色から)180度転換したことで、プレイヤーはついていけなかった。」とも語っている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/rosewater-rumble-2013-03-11 The Rosewater Rumble]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004221/ ローズウォーター・トーナメント]</ref>。
  
==プレリリース==
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==プレリリース・トーナメント==
ラヴニカへの回帰とギルド門侵犯の[[プレリリース]]では、ギルドに合わせた5種類の「ギルド・プレリリース・パック」が用意されており、イベント参加時に好きなギルドを選択する。
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ラヴニカへの回帰とギルド門侵犯の[[プレリリース・トーナメント]]では、ギルドに合わせた5種類の「ギルド・[[プレリリース・パック]]」が用意されており、イベント参加者は好きなギルドを選択できる。
  
ギルド・プレリリース・パックには、通常のブースターパック5個のほかに、ギルドに合った「ギルド・ブースター」が1個含まれている。「ギルド・ブースター」はギルドに合った[[プレリリース・カード]]1枚と、ギルドの色のカード14枚が封入されており、これらのカードも[[シールド]]に使用することができる。普段はプレリリースに使用できない[[プレリリース・カード]]を使用できるのが特徴である。
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ギルド・プレリリース・パックには、通常の[[ブースターパック]]5個のほかに、「ギルド・ブースター」が1個含まれている。「ギルド・ブースター」は[[イラスト]]違いの[[プレリリース・カード]]を含むカード15枚が封入されており、これらのカードも[[シールド]][[デッキ]]内で使用することができる。選択したギルドと共通する色のカードが多く含まれている「ギルド・ブースター」の存在により[[リミテッド]]初心者でもデッキをスムーズに[[構築]]できるほか、普段はプレリリースに使用できない[[プレリリース・カード]]を使用できるのが特徴である。
 
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*プレリリース・カードとして選ばれたカードは、すべて[[エントリーセット]]の[[プレミアム・カード]]仕様枠で収録されている。
*プレリリース・カードはすべて[[エントリーセット]]の[[プレミアム・カード]]仕様枠で収録されている。
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===ギルド・プレリリース・パックの封入物===
 
===ギルド・プレリリース・パックの封入物===
*ラヴニカへの回帰のブースターパック5個
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*ラヴニカへの回帰かギルド門侵犯のブースターパック5個
 
*ギルド別ブースターパック1個
 
*ギルド別ブースターパック1個
*ギルド別の[[達成カード]]
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*ギルド別の[[達成カード]]1枚
*スピンダウン式[[ライフカウンター]](ギルドに合わせたカラー、20の位置はエキスパンション・シンボル)
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*スピンダウン式[[ライフカウンター]]1個(ギルドに合わせたカラー、20の位置は[[エキスパンション・シンボル]])
*ギルドシンボル・シール
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*ギルドシンボル・ステッカー1枚
 
*ギルドの指導者からの手紙
 
*ギルドの指導者からの手紙
  
 
==リミテッド==
 
==リミテッド==
[[リミテッド]]の形態は各セットの発売と同時に、「ラヴニカへの回帰×3」→「ギルド門侵犯×3」→「ドラゴンの迷路+ギルド門侵犯+ラヴニカの回帰」と移行する。
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[[リミテッド]]の形態は各セットの発売と同時に、「ラヴニカへの回帰×3」→「ギルド門侵犯×3」→「ドラゴンの迷路+ギルド門侵犯+ラヴニカへの回帰」と移行する。
  
 
===代表的な大会===
 
===代表的な大会===
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*[[グランプリ台北12]]
 
*[[グランプリ台北12]]
 
*[[グランプリリスボン12]]
 
*[[グランプリリスボン12]]
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*[[グランプリシンガポール13]]
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*[[グランプリシドニー13]]
 
====ギルド門侵犯====
 
====ギルド門侵犯====
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*[[グランプリロンドン13]]
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*[[プロツアー「ギルド門侵犯」]]
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*[[グランプリシャーロット13]]
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*[[グランプリ横浜13]]
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*[[グランプリユトレヒト13]]
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*[[グランプリピッツバーグ13]]
 
====ドラゴンの迷路+ギルド門侵犯+ラヴニカへの回帰====
 
====ドラゴンの迷路+ギルド門侵犯+ラヴニカへの回帰====
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*[[グランプリ北京13]]
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*[[プロツアー「ドラゴンの迷路」]]
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*[[グランプリヨーテボリ13]]
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*[[グランプリプロビデンス13]]
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*[[グランプリヒューストン13]]
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*[[グランプリバンコク13]]
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*[[ワールド・マジック・カップ13]]
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==その他==
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*ラヴニカへの回帰ブロックの[[エントリーセット]]は日本語版が発売されていない。なお、[[基本セット2014]]以降再び日本語版も発売されている。
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*ラヴニカ・ブロックの3セットの頭文字およびラヴニカへの回帰ブロックの3セットの頭文字を取ると、いずれもR―G―Dとなる。
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*[[マナ・コスト]]に[[X]]を含むカードがブロック全体で19枚も収録されている。それらの中にはいずれかの[[ギルド/Guild]]と関係のあるカードも存在するが、[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]に関係するカードのみ存在しない。これは意図したものではなく、開発部が[[サイクル]]と認識していなかったためである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/absence-2013-05-13 Absence]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004229/ 存在しないということ]</ref>。これを不完全なサイクルとみなす人たちの要望は多かったという<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/tell-me-what-you-want-2016-03-07 Tell Me What You Want]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0016593/ おしえてあなたの望むこと]</ref>。
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**のちの[[ラヴニカのギルド]]にはセレズニアのX呪文が収録されている。(→[[大集団の行進/March of the Multitudes]])
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references />
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0016858/ ストーム値:『ラヴニカ』と『ラヴニカへの回帰』](Making Magic 2015年5月2日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031008/ 都のおこり](Making Magic 2018年8月27日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031266/ 陣営構築](Making Magic 2018年10月15日)
 
*[[ラヴニカへの回帰ブロック構築]]
 
*[[ラヴニカへの回帰ブロック構築]]
 
*カード個別評価:ラヴニカへの回帰ブロック
 
*カード個別評価:ラヴニカへの回帰ブロック
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**[[カード個別評価:ギルド門侵犯]]
 
**[[カード個別評価:ギルド門侵犯]]
 
**[[カード個別評価:ドラゴンの迷路]]
 
**[[カード個別評価:ドラゴンの迷路]]
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*[[デュエルデッキ]]
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**[[イゼットvsゴルガリ]]
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**[[ジェイスvsヴラスカ]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
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**[[イニストラード・ブロック]]([[イニストラード]] - [[闇の隆盛]] - [[アヴァシンの帰還]]) - [[基本セット2013]]
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**[[ラヴニカへの回帰ブロック]]([[ラヴニカへの回帰]] - [[ギルド門侵犯]] - [[ドラゴンの迷路]]) - [[基本セット2014]]
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**[[テーロス・ブロック]]([[テーロス]] - [[神々の軍勢]] - [[ニクスへの旅]]) - [[基本セット2015]]
 
*[[背景世界/読み物/ラヴニカへの回帰ブロック]]
 
*[[背景世界/読み物/ラヴニカへの回帰ブロック]]

2021年12月21日 (火) 20:16時点における最新版

ラヴニカへの回帰ブロック/Return to Ravnica blockは、ラヴニカへの回帰ギルド門侵犯ドラゴンの迷路の3つのセットからなるブロック

ラヴニカへの回帰とギルド門侵犯は、それぞれ収録枚数249枚(基本土地除く)の大型エキスパンションである。同一ブロック内に大型エキスパンションがふたつある例は過去に何度かあったが、第1・第2と連続して大型なのは初。2種類の大型エキスパンションを1度のブースター・ドラフトで同時に使用するのも初めてである。

セット名 略号 発売日 セット枚数 製品情報(WotC) カードリスト(Wisdom Guild)
ラヴニカへの回帰/Return to Ravnica RTR 2012年9月29日 274枚 製品情報 カードリスト
ギルド門侵犯/Gatecrash GTC 2013年2月1日 249枚 製品情報 カードリスト
ドラゴンの迷路/Dragon's Maze DGM 2013年5月3日 165枚 製品情報 カードリスト

続編として2018年2019年ラヴニカのギルドラヴニカの献身灯争大戦が発売された。

目次

[編集] 概要

ラヴニカ・ブロックの舞台であった都市次元ラヴニカ/Ravnicaと10のギルド/Guildが再登場。

ブロック全体のテーマとしては、ラヴニカ・ブロックと同じく多色、特に「2色」。混成カードや、各ギルドがそれぞれ個別のメカニズムを有する点も共通している。ラヴニカ・ブロックの人気サイクルであったショックランドも新規イラスト再録された。

10のギルドの配分がエキスパンションごとに4:3:3であったラヴニカ・ブロックと違い、2つの大型セットにそれぞれ5つのギルドを振り分け、最終セットでは全ギルドのカードを収録するという形を取っている。具体的には以下の通り。

友好色対抗色」という順序で登場させることも可能であったろうが、意図的に避けられている。友好色・対抗色という概念を無視し、それぞれの色の組み合わせをすべて平等に扱うというコンセプトによるものである。

[編集] プレリリース・トーナメント

ラヴニカへの回帰とギルド門侵犯のプレリリース・トーナメントでは、ギルドに合わせた5種類の「ギルド・プレリリース・パック」が用意されており、イベント参加者は好きなギルドを選択できる。

ギルド・プレリリース・パックには、通常のブースターパック5個のほかに、「ギルド・ブースター」が1個含まれている。「ギルド・ブースター」はイラスト違いのプレリリース・カードを含むカード15枚が封入されており、これらのカードもシールドデッキ内で使用することができる。選択したギルドと共通する色のカードが多く含まれている「ギルド・ブースター」の存在によりリミテッド初心者でもデッキをスムーズに構築できるほか、普段はプレリリースに使用できないプレリリース・カードを使用できるのが特徴である。

[編集] ギルド・プレリリース・パックの封入物

[編集] リミテッド

リミテッドの形態は各セットの発売と同時に、「ラヴニカへの回帰×3」→「ギルド門侵犯×3」→「ドラゴンの迷路+ギルド門侵犯+ラヴニカへの回帰」と移行する。

[編集] 代表的な大会

[編集] ラヴニカへの回帰

[編集] ギルド門侵犯

[編集] ドラゴンの迷路+ギルド門侵犯+ラヴニカへの回帰

[編集] その他

[編集] 参考

  1. on Investment, Part 1/あの世界への回帰 その1
  2. The Rosewater Rumble/ローズウォーター・トーナメント
  3. Absence/存在しないということ
  4. Tell Me What You Want/おしえてあなたの望むこと
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