ゴブリンの試験操縦士/Goblin Test Pilot
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*性能もおかしいが、[[フレイバー・テキスト]]もおかしい。しかし実にイゼット的である。 | *性能もおかしいが、[[フレイバー・テキスト]]もおかしい。しかし実にイゼット的である。 | ||
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+ | *[[2017年]]1月の[[オラクル]]更新で、[[カード名]]を反映し[[クリーチャー・タイプ]]に[[操縦士]]が追加された。 | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
− | * | + | *対象を指定する際は、ゴブリンの試験操縦士自身を含む、[[任意の対象]]として適正な各[[パーマネント]]、各[[プレイヤー]]について、適正な対象候補すべてが等確率で選ばれるような方法で指定しなくてはならない。 |
**無作為であっても、[[不正な対象]]を対象として指定することはできない。不正な対象は無作為に選ぶ段階から除外する。 | **無作為であっても、[[不正な対象]]を対象として指定することはできない。不正な対象は無作為に選ぶ段階から除外する。 | ||
− | **各対象候補に番号を振って[[ダイス]]を振る、トランプを無作為に選ぶなどの方法が考えられる。 | + | **各対象候補に番号を振って[[ダイス]]を振る、トランプを無作為に選ぶなどの方法が考えられる。[[無作為に]]の項も参照。 |
*対象を選ぶ方法は特殊だが、指定するタイミングは通常の[[起動型能力]]と同じで、[[起動]]時に行われる。 | *対象を選ぶ方法は特殊だが、指定するタイミングは通常の[[起動型能力]]と同じで、[[起動]]時に行われる。 | ||
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+ | ==開発秘話== | ||
+ | このカードの発案者は[[Mark Rosewater]]である。会議中に居眠りから目覚め、今の議題(「多色のイゼットのクリーチャー」の穴埋め)を聞いて数秒で閃いたカードであったと語られている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/dragon-along-2013-04-22 Dragon Along]/[https://magic.wizards.com/en/node/657596 ドラゴンとともに]([[Making Magic]] [[2013年]]4月22日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references/> | ||
*[[カード個別評価:ドラゴンの迷路]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ドラゴンの迷路]] - [[アンコモン]] |
2023年11月1日 (水) 16:11時点における最新版
Goblin Test Pilot / ゴブリンの試験操縦士 (1)(青)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 操縦士(Pilot) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 操縦士(Pilot) ウィザード(Wizard)
飛行
(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を無作為に選んで対象とする。ゴブリンの試験操縦士はそれに2点のダメージを与える。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を無作為に選んで対象とする」は「無作為に選んだ1つを対象とする」に読み替えてください。
イゼット団らしい滅茶苦茶なカード。3マナにして2点のダメージを与えられるティムだが、対象を無作為に選ぶ。
ダメージ効率こそ高いものの、コントローラーや自軍のクリーチャーに撃ち込んでしまう危険性があり、ひどいときには一発目で自爆して終わってしまう可能性すらある。一応飛行も持っているが、P/Tの低さからそれが役に立つ場面は多くない。
性能だけでいえば構築ではもっと確実でマシなカードがいくらでもあり、リミテッドでも博打性が高すぎる。加えて対象を選ぶのも面倒であり(下記#ルール参照)、あまり使いたくはない。
- 紙と呼んでも差し支えない無茶苦茶な能力だが、それがイゼットらしい。
- 性能もおかしいが、フレイバー・テキストもおかしい。しかし実にイゼット的である。
操縦士ならびに試作機は全損。甚大な二次的被害を誘発。結論:完全無欠の設計。― メーレクの手順書
- 2017年1月のオラクル更新で、カード名を反映しクリーチャー・タイプに操縦士が追加された。
[編集] ルール
- 対象を指定する際は、ゴブリンの試験操縦士自身を含む、任意の対象として適正な各パーマネント、各プレイヤーについて、適正な対象候補すべてが等確率で選ばれるような方法で指定しなくてはならない。
- 対象を選ぶ方法は特殊だが、指定するタイミングは通常の起動型能力と同じで、起動時に行われる。
[編集] 開発秘話
このカードの発案者はMark Rosewaterである。会議中に居眠りから目覚め、今の議題(「多色のイゼットのクリーチャー」の穴埋め)を聞いて数秒で閃いたカードであったと語られている[1]。