機知の戦い/Battle of Wits
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Battle of Wits}} | {{#card:Battle of Wits}} | ||
− | [[オデッセイ・ブロック]]の[[勝利条件]][[カード]][[サイクル]]の[[青]] | + | [[オデッセイ・ブロック]]の[[勝利条件]][[カード]][[サイクル]]の[[青]]版。自分の[[ライブラリー]]200枚以上で[[アップキープ]]を迎えると勝利。 |
初めて見たときは誰もがその豪快な条件に驚愕し、誰もが真面目に使おうとしなかったこのカードが後に化けることになる。 | 初めて見たときは誰もがその豪快な条件に驚愕し、誰もが真面目に使おうとしなかったこのカードが後に化けることになる。 | ||
− | [[ | + | サイクル中唯一、勝利条件を満たすためにゲーム中の行動を必要としない。ゲームが始まれば既に条件クリアのデッキ構築が可能で干渉もされ辛いため、撃てば勝つカードに限りなく近い。ただこれを[[キーカード]]に据えるとデッキ枚数が通常の4倍近くなり、肝心の[[引く|ドロー]]やデッキの安定性が落ちてしまう。そこで大量の[[サーチ]]やドロー効果のカードを詰め込むことでデッキ全体のバランスを可能な限り揃えてカバーする、[[バベル]]戦略が開発されることになった。 |
*使う際は[[デッキ]]が崩れないよう注意。[[対戦相手]]に面倒な[[シャッフル]]を強いることもあり、[[ゲーム]]外の面で評判がよろしくない珍しいカード。 | *使う際は[[デッキ]]が崩れないよう注意。[[対戦相手]]に面倒な[[シャッフル]]を強いることもあり、[[ゲーム]]外の面で評判がよろしくない珍しいカード。 | ||
13行: | 13行: | ||
**[[Apprentice]]ではそもそも多すぎるライブラリーに対応してないためバベルは組めない(ただし、[[ソリティア]]モードならデッキを回すことは出来る)。 | **[[Apprentice]]ではそもそも多すぎるライブラリーに対応してないためバベルは組めない(ただし、[[ソリティア]]モードならデッキを回すことは出来る)。 | ||
− | *カードの[[テキスト]]中に書かれた数字としては、200は[[Falling Star]]の360に次いで大きいもの([[Mark Rosewater|MaRo]]のクイズショーによる。ただし現在の[[ | + | *カードの[[テキスト]]中に書かれた数字としては、200は[[Falling Star]]の360に次いで大きいもの([[Mark Rosewater|MaRo]]のクイズショーによる。ただし現在の[[オラクル]]ではこの360は消滅している)。 |
**[[カード名]]を含めてよいのなら[[十万本の矢集め/Borrowing 100,000 Arrows]]、さらに[[マナ・シンボル]]を含めていいなら[[Gleemax]]が最大。いずれにせよ、ちょっと反則気味な答えかもしれないが。 | **[[カード名]]を含めてよいのなら[[十万本の矢集め/Borrowing 100,000 Arrows]]、さらに[[マナ・シンボル]]を含めていいなら[[Gleemax]]が最大。いずれにせよ、ちょっと反則気味な答えかもしれないが。 | ||
*開発当初は勝利条件が100枚だったが、テストプレイを繰り返した結果、かなり達成しやすかったので一気に2倍になった。 | *開発当初は勝利条件が100枚だったが、テストプレイを繰り返した結果、かなり達成しやすかったので一気に2倍になった。 |
2009年3月28日 (土) 02:51時点における版
オデッセイ・ブロックの勝利条件カードサイクルの青版。自分のライブラリー200枚以上でアップキープを迎えると勝利。
初めて見たときは誰もがその豪快な条件に驚愕し、誰もが真面目に使おうとしなかったこのカードが後に化けることになる。
サイクル中唯一、勝利条件を満たすためにゲーム中の行動を必要としない。ゲームが始まれば既に条件クリアのデッキ構築が可能で干渉もされ辛いため、撃てば勝つカードに限りなく近い。ただこれをキーカードに据えるとデッキ枚数が通常の4倍近くなり、肝心のドローやデッキの安定性が落ちてしまう。そこで大量のサーチやドロー効果のカードを詰め込むことでデッキ全体のバランスを可能な限り揃えてカバーする、バベル戦略が開発されることになった。
- 使う際はデッキが崩れないよう注意。対戦相手に面倒なシャッフルを強いることもあり、ゲーム外の面で評判がよろしくない珍しいカード。
- トーナメントで対戦中にライブラリーが倒れるなどで警告の可能性が高いので注意。
- Magic Workstationで使う場合も、最初のデッキの読み込みやシャッフルに時間がかかる。使用前に対戦相手に確認を取った方がいいかもしれない。実際にバベルを拒否してゲームを立てる人もいる。
- Magic Onlineでも多少は重くなるが、気にとめるほどではない。ただしライブラリーの枚数が多いと、探すときに全てのカードを表示させるためにメモリを大量に食うはめになる。
- Apprenticeではそもそも多すぎるライブラリーに対応してないためバベルは組めない(ただし、ソリティアモードならデッキを回すことは出来る)。
- カードのテキスト中に書かれた数字としては、200はFalling Starの360に次いで大きいもの(MaRoのクイズショーによる。ただし現在のオラクルではこの360は消滅している)。
- カード名を含めてよいのなら十万本の矢集め/Borrowing 100,000 Arrows、さらにマナ・シンボルを含めていいならGleemaxが最大。いずれにせよ、ちょっと反則気味な答えかもしれないが。
- 開発当初は勝利条件が100枚だったが、テストプレイを繰り返した結果、かなり達成しやすかったので一気に2倍になった。
- サイクル中これだけが第9版で再録。その後、第10版では死闘/Mortal Combatが再録された。持ち回りなのだろうか。
- オデッセイと第9版ではフレイバー・テキストの和訳が微妙に違う。「ウィザード」が第9版では「魔術師」と訳されている。
プリズマティックではフォーマットの特性から、最初から禁止カードに指定されている。
関連カード
サイクル
オデッセイ・ブロックの勝利条件カードサイクル。英語名では、名前に全て「戦い」を意味する単語を含んでいる(Test of Endurance=持久戦、Encounter=遭遇戦)。
- 忍耐の試練/Test of Endurance
- 機知の戦い/Battle of Wits
- 死闘/Mortal Combat
- 偶然の出合い/Chance Encounter
- 勇壮な戦闘/Epic Struggle