預言者の杖/Diviner's Wand
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==関連カード== | ==関連カード== |
2009年2月22日 (日) 23:45時点における版
同族 アーティファクト — ウィザード(Wizard) 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは「あなたがカードを1枚引くたび、このクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに飛行を得る。」と「(4):カードを1枚引く。」を持つ。
ウィザード(Wizard)・クリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたは預言者の杖をそれにつけてもよい。
装備(3)
モーニングタイドで登場した部族装備品の、これはウィザード版。カードを引く起動型能力と、カードを引くことで誘発する誘発型能力という、自己完結的な2つの能力を付加する。
ドロー・ステップのドローでも誘発するので、とりあえず自分のターンには+1/+1飛行は確保できる。また、カードを引く方の起動コストも4マナと、貴重な収集品/Treasure Troveやジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeにマナ効率で劣らない。
基本的に追加でドローできる手段と相性が良く、大量ドローができれば回避能力付加も相まって強力な打撃力となる。そのため、ドロー呪文を数多く擁する青や、命運の輪/Wheel of Fateのような手札入れ替え呪文を持つ赤と併せて使うことが多いだろう。ウィザードは青に最も多い職業であるので、そういう意味でもウィザードらしい装備品と言える。
最大のネックはやはり装備品であることで、ドロー能力もクリーチャーがいることが前提になっている点だろう。「余ったマナをドローに変える」能力は、対戦相手のターンに受動的に動くデッキで重宝するが、その代表格であるパーミッションにはそもそもクリーチャーが少ない。ビートダウンで強化しながらカード・アドバンテージを稼ぐという使い方もできるが、基本的に強化したいのは攻撃時であることを考えると、テンポ面では苦しい。
リミテッドでは、クリーチャーも並びやすく、膠着してマナが余ることも少なくないため、十分なカード・アドバンテージが期待できる。
- 今までの「Wand」は「ワンド」と訳されていたが、これは「杖」。これによってサイクル内で訳語の重複(「Staff」の訳語も「杖」)が発生している。サイクルのカード名を「(漢字)の(漢字)」で統一するためには仕方なかったのか。
関連カード
サイクル
モーニングタイドの同族・装備品サイクル。ローウィン・ブロックの主要な職業であるクリーチャー・タイプを持ち、そのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーが戦場に出たとき、それにつけることができる。
- 外套と短剣/Cloak and Dagger(ならず者)
- 預言者の杖/Diviner's Wand(ウィザード)
- 黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axe(戦士)
- 棘噛みの杖/Thornbite Staff(シャーマン)
- 古参兵の武装/Veteran's Armaments(兵士)