アブザン探検
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*[[キーカード]]の[[アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre]]の名を取り、'''アマリア・コンボ'''(''Amalia Combo'')と呼称される場合もある。 | *[[キーカード]]の[[アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre]]の名を取り、'''アマリア・コンボ'''(''Amalia Combo'')と呼称される場合もある。 | ||
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[[アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre]]と[[野茂み歩き/Wildgrowth Walker]]が揃った状態でどちらかの[[能力]]が[[誘発]]すると、互いが互いの[[誘発条件]]を満たすためアマリアが[[探検]]をし続けることになる。これによりアマリアの[[パワー]]が20に達すると他の[[クリーチャー]]がすべて[[破壊]]されるため、そのまま[[攻撃]]して[[勝利]]する。 | [[アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre]]と[[野茂み歩き/Wildgrowth Walker]]が揃った状態でどちらかの[[能力]]が[[誘発]]すると、互いが互いの[[誘発条件]]を満たすためアマリアが[[探検]]をし続けることになる。これによりアマリアの[[パワー]]が20に達すると他の[[クリーチャー]]がすべて[[破壊]]されるため、そのまま[[攻撃]]して[[勝利]]する。 | ||
− | 上記の2枚のほか、アマリアの誘発源として[[月皇の古参兵/Lunarch Veteran]]などの[[ライフ]][[回復]]能力を持ったクリーチャー、野茂み歩きの誘発源となる[[陥没穴の偵察/Cenote Scout]]などが採用される。クリーチャーが中心のコンボデッキであるため、[[集合した中隊/Collected Company]] | + | 上記の2枚のほか、アマリアの誘発源として[[月皇の古参兵/Lunarch Veteran]]や[[裕福な亭主/Prosperous Innkeeper]]などの[[ライフ]][[回復]]能力を持ったクリーチャー、野茂み歩きの誘発源となる[[陥没穴の偵察/Cenote Scout]]などが採用される。クリーチャーが中心のコンボデッキであるため、[[集合した中隊/Collected Company]]や[[召喚の調べ/Chord of Calling]]といったカードで[[コンボパーツ]]を探し当てていき、[[除去]]されたパーツは[[戦列への復帰/Return to the Ranks]]で一気に戦場に出し直す。 |
アマリアがパワー20になった後、再度野茂み歩きを出してどちらかが誘発すると選択肢の無い[[無限ループ]]に陥る。通常は[[引き分け]]になるが、[[魂浸し、ダイナ/Dina, Soul Steeper]]が出ているならばそのまま[[無限]][[ドレイン]]で勝利できる。 | アマリアがパワー20になった後、再度野茂み歩きを出してどちらかが誘発すると選択肢の無い[[無限ループ]]に陥る。通常は[[引き分け]]になるが、[[魂浸し、ダイナ/Dina, Soul Steeper]]が出ているならばそのまま[[無限]][[ドレイン]]で勝利できる。 | ||
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*備考 | *備考 | ||
− | **[[地域チャンピオンシップ|South America Magic Series - Regional Championship]] | + | **[[地域チャンピオンシップ|South America Magic Series - Regional Championship]] 準優勝([https://melee.gg/Decklist/View/344455 参考]) |
**使用者:[[Santiago Bigatti]] | **使用者:[[Santiago Bigatti]] | ||
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*[[地質鑑定士/Geological Appraiser]]禁止前のリスト。そのため対[[発見 (デッキ)|発見デッキ]]を想定し、[[サイドボード]]に[[ドラニスの判事/Drannith Magistrate]]が採用されている。 | *[[地質鑑定士/Geological Appraiser]]禁止前のリスト。そのため対[[発見 (デッキ)|発見デッキ]]を想定し、[[サイドボード]]に[[ドラニスの判事/Drannith Magistrate]]が採用されている。 | ||
− | === | + | ===初期型2=== |
*備考 | *備考 | ||
− | **第13期パイオニア神挑戦者決定戦 | + | **第13期パイオニア神挑戦者決定戦 優勝([https://article.hareruyamtg.com/article/75144/ 参考]) |
**使用者:[[日高卓哉]] | **使用者:[[日高卓哉]] | ||
*[[フォーマット]] | *[[フォーマット]] | ||
**[[パイオニア]](~[[イクサラン:失われし洞窟]]) | **[[パイオニア]](~[[イクサラン:失われし洞窟]]) | ||
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+ | *大量に[[ライフゲイン]]するデッキであるため、追加の勝ち筋として[[霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir]]を採用している。また[[ミラーマッチ]]対策として[[サイドボード]]に[[暮影の騎士/Knight of Dusk's Shadow]]を仕込んでいる。 | ||
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+ | ===後期型=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **Pioneer Challenge 32 on 08/02/2024 優勝([https://www.mtgo.com/decklist/pioneer-challenge-32-2024-08-0212666546 参考]) | ||
+ | **使用者:levunga21 | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[パイオニア]](~[[ブルームバロウ]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df324790}} | ||
+ | *もう一つの[[トップメタ]]である[[吸血鬼 (デッキ)#パイオニア|ラクドス吸血鬼]]に対抗するため、強力な[[単体除去]]対策である[[救出専門家/Extraction Specialist]]の採用枚数を増やしている。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] |
2025年3月25日 (火) 01:45時点における最新版
アブザン探検(Abzan Explore)は探検を軸にした白黒緑のコンボデッキ。イクサラン:失われし洞窟参入のパイオニア環境に存在した。
- キーカードのアマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirreの名を取り、アマリア・コンボ(Amalia Combo)と呼称される場合もある。
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[編集] 概要
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) スカウト(Scout)
護法 ― 3点のライフを支払う。
あなたがライフを得るたび、アマリア・べナヴィデス・アギーレは探検を行う。その後、これのパワーがちょうど20であるなら、これでないすべてのクリーチャーを破壊する。(このクリーチャーが探検を行うとは、「あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが土地なら、そのカードをあなたの手札に加える。そうでないなら、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。その後、そのカードを戻すかあなたの墓地に置く。」ということである。)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
あなたがコントロールしているクリーチャーが1体探検を行うたび、野茂み歩きの上に+1/+1カウンターを1個置き、あなたは3点のライフを得る。
1/3アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirreと野茂み歩き/Wildgrowth Walkerが揃った状態でどちらかの能力が誘発すると、互いが互いの誘発条件を満たすためアマリアが探検をし続けることになる。これによりアマリアのパワーが20に達すると他のクリーチャーがすべて破壊されるため、そのまま攻撃して勝利する。
上記の2枚のほか、アマリアの誘発源として月皇の古参兵/Lunarch Veteranや裕福な亭主/Prosperous Innkeeperなどのライフ回復能力を持ったクリーチャー、野茂み歩きの誘発源となる陥没穴の偵察/Cenote Scoutなどが採用される。クリーチャーが中心のコンボデッキであるため、集合した中隊/Collected Companyや召喚の調べ/Chord of Callingといったカードでコンボパーツを探し当てていき、除去されたパーツは戦列への復帰/Return to the Ranksで一気に戦場に出し直す。
アマリアがパワー20になった後、再度野茂み歩きを出してどちらかが誘発すると選択肢の無い無限ループに陥る。通常は引き分けになるが、魂浸し、ダイナ/Dina, Soul Steeperが出ているならばそのまま無限ドレインで勝利できる。
- 野茂み歩きに破壊不能を付けると再度出す必要がない。滅多にないことだが、相手に破壊不能を付与されたりパワー20になる直前にパンプアップ効果を受けたりして意図しない無限ループを引き起こされる可能性もあるので注意。
2024年8月にアマリア・べナヴィデス・アギーレが禁止カードに指定され、パイオニア環境から消滅した。
[編集] サンプルリスト
[編集] 初期型1
- 備考
- フォーマット
- 地質鑑定士/Geological Appraiser禁止前のリスト。そのため対発見デッキを想定し、サイドボードにドラニスの判事/Drannith Magistrateが採用されている。
[編集] 初期型2
- 備考
- フォーマット
Abzan Explore(Pioneer) [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 大量にライフゲインするデッキであるため、追加の勝ち筋として霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoirを採用している。またミラーマッチ対策としてサイドボードに暮影の騎士/Knight of Dusk's Shadowを仕込んでいる。
[編集] 後期型
Amalia Combo(Pioneer) [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- もう一つのトップメタであるラクドス吸血鬼に対抗するため、強力な単体除去対策である救出専門家/Extraction Specialistの採用枚数を増やしている。