勝利条件
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また、上記の3に該当する[[カード]]を「勝利条件カード(alternate win condition cards)」と俗称する。 | また、上記の3に該当する[[カード]]を「勝利条件カード(alternate win condition cards)」と俗称する。 | ||
+ | *[[敗北条件]]カードと比べ、勝利条件カードの登場はやや遅い([[アン・カード]]の[[The Cheese Stands Alone]]が初)。 | ||
*[[デッキ]]の構築権がプレイヤーに委ねられる[[トレーディングカードゲーム]]の中でも、元祖である[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]は、際立って勝利条件・勝利方法が多彩である。「[[対戦相手]]の[[ライフ]][[失う|喪失]]による勝利」1つを取ってみても、その手段は[[クリーチャー]]による[[ダメージ]]でも構わないし、[[X火力]]であってもいい。ライフ喪失以外の勝利条件も千差万別あり、[[ライブラリーアウト]]でもよいし、特定のカードの効果による勝利条件を目指すデッキも数多い。 | *[[デッキ]]の構築権がプレイヤーに委ねられる[[トレーディングカードゲーム]]の中でも、元祖である[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]は、際立って勝利条件・勝利方法が多彩である。「[[対戦相手]]の[[ライフ]][[失う|喪失]]による勝利」1つを取ってみても、その手段は[[クリーチャー]]による[[ダメージ]]でも構わないし、[[X火力]]であってもいい。ライフ喪失以外の勝利条件も千差万別あり、[[ライブラリーアウト]]でもよいし、特定のカードの効果による勝利条件を目指すデッキも数多い。 | ||
+ | **このため、英語圏では[[コントロールデッキ]]の[[フィニッシャー]]など、勝利条件を満たすためのカード全般をひっくるめて「win(ning) condition」あるいは略して「wincon」と呼ぶ場合がある。日本語の「勝利条件」がこちらの用法で使われることはほぼなく、「勝ち手段」などと表現されることが多い。 | ||
*[[スタンダード]]で活躍した実戦的な勝利条件カードとしては、[[機知の戦い/Battle of Wits]]や[[副陽の接近/Approach of the Second Sun]]が挙げられる。 | *[[スタンダード]]で活躍した実戦的な勝利条件カードとしては、[[機知の戦い/Battle of Wits]]や[[副陽の接近/Approach of the Second Sun]]が挙げられる。 | ||
==勝利条件カード一覧== | ==勝利条件カード一覧== | ||
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*[[天界の収斂/Celestial Convergence]] | *[[天界の収斂/Celestial Convergence]] | ||
*[[合同勝利/Coalition Victory]] | *[[合同勝利/Coalition Victory]] | ||
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*[[めでたしめでたし/Happily Ever After]] | *[[めでたしめでたし/Happily Ever After]] | ||
*[[タッサの神託者/Thassa's Oracle]] | *[[タッサの神託者/Thassa's Oracle]] | ||
+ | *[[十三嗜好症/Triskaidekaphile]] | ||
+ | *[[光素の泉/Halo Fountain]] | ||
+ | *[[暗殺卿、ラムセス/Ramses, Assassin Lord]] | ||
+ | *[[ギャリフレイは生き続ける/Gallifrey Stands]] | ||
+ | *[[ラックのボブルヘッド/Luck Bobblehead]] | ||
+ | *[[二十本指のカエル/Twenty-Toed Toad]] | ||
+ | *[[中央エレベーター+確実な階段/Central Elevator+Promising Stairs]] | ||
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*[[Proposal]](イベント+記念カード) | *[[Proposal]](イベント+記念カード) | ||
+ | *[[The Cheese Stands Alone]]([[アン・カード]]) | ||
+ | *[[Now I Know My ABC's]](アン・カード) | ||
+ | *[[運良く/As Luck Would Have It]](アン・カード) | ||
+ | *[[Princess Twilight Sparkle]](アン・カード) | ||
+ | *[[Topdeck the Halls]](アン・カード) | ||
+ | *[[The Cinematic Phoenix]]([[Heroes of the Realm]]) | ||
+ | *[[副陽の接近変化/Form of the Approach of the Second Sun]](アン・カード) | ||
− | [[対戦相手]]を直接敗北させる以下のカードも勝利条件カードとされることが多い。 | + | [[対戦相手]]を直接敗北させる以下のカードも勝利条件カードとされることが多い。 |
− | + | *一覧は[[敗北条件]]の「対戦相手を敗北させるもの」か「あなたも対戦相手も敗北しうるもの」を参照。 | |
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また、直接の勝利ではないが、一種の勝利条件としてデザインされているカードもいくつかある。 | また、直接の勝利ではないが、一種の勝利条件としてデザインされているカードもいくつかある。 | ||
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*[[碑出告の第二の儀式/Hidetsugu's Second Rite]] | *[[碑出告の第二の儀式/Hidetsugu's Second Rite]] | ||
*[[霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir]] | *[[霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir]] | ||
+ | *[[星山脈の業火/Inferno of the Star Mounts]] | ||
+ | *[[千年暦/The Millennium Calendar]] | ||
==参考== | ==参考== |
2024年11月7日 (木) 14:26時点における最新版
勝利条件 (Win Condition)とは、ゲームに勝利するための条件のことである。
あるプレイヤーが以下のいずれかの条件を満たした場合、そのプレイヤーの勝利でゲームは終了する。
また、上記の3に該当するカードを「勝利条件カード(alternate win condition cards)」と俗称する。
- 敗北条件カードと比べ、勝利条件カードの登場はやや遅い(アン・カードのThe Cheese Stands Aloneが初)。
- デッキの構築権がプレイヤーに委ねられるトレーディングカードゲームの中でも、元祖であるマジックは、際立って勝利条件・勝利方法が多彩である。「対戦相手のライフ喪失による勝利」1つを取ってみても、その手段はクリーチャーによるダメージでも構わないし、X火力であってもいい。ライフ喪失以外の勝利条件も千差万別あり、ライブラリーアウトでもよいし、特定のカードの効果による勝利条件を目指すデッキも数多い。
- スタンダードで活躍した実戦的な勝利条件カードとしては、機知の戦い/Battle of Witsや副陽の接近/Approach of the Second Sunが挙げられる。
[編集] 勝利条件カード一覧
※ダスクモーン:戦慄の館まで対応
- 天界の収斂/Celestial Convergence
- 合同勝利/Coalition Victory
- オデッセイ・ブロックの勝利条件カードサイクル
- ダークスティールの反応炉/Darksteel Reactor
- 不毛の栄光/Barren Glory
- らせんの円錐/Helix Pinnacle
- メイエルのアリア/Mayael's Aria
- フェリダーの君主/Felidar Sovereign
- 臨死体験/Near-Death Experience
- 研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
- アゾールの雄弁家/Azor's Elocutors
- ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant
- 先端生物学者/Biovisionary
- 迷路の終わり/Maze's End
- 面晶体の連結/Hedron Alignment
- 機械化製法/Mechanized Production
- 副陽の接近/Approach of the Second Sun
- 富の享楽/Revel in Riches
- リリアナの契約/Liliana's Contract
- シミックの隆盛/Simic Ascendancy
- 神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries
- めでたしめでたし/Happily Ever After
- タッサの神託者/Thassa's Oracle
- 十三嗜好症/Triskaidekaphile
- 光素の泉/Halo Fountain
- 暗殺卿、ラムセス/Ramses, Assassin Lord
- ギャリフレイは生き続ける/Gallifrey Stands
- ラックのボブルヘッド/Luck Bobblehead
- 二十本指のカエル/Twenty-Toed Toad
- 中央エレベーター+確実な階段/Central Elevator+Promising Stairs
- Proposal(イベント+記念カード)
- The Cheese Stands Alone(アン・カード)
- Now I Know My ABC's(アン・カード)
- 運良く/As Luck Would Have It(アン・カード)
- Princess Twilight Sparkle(アン・カード)
- Topdeck the Halls(アン・カード)
- The Cinematic Phoenix(Heroes of the Realm)
- 副陽の接近変化/Form of the Approach of the Second Sun(アン・カード)
対戦相手を直接敗北させる以下のカードも勝利条件カードとされることが多い。
- 一覧は敗北条件の「対戦相手を敗北させるもの」か「あなたも対戦相手も敗北しうるもの」を参照。
また、直接の勝利ではないが、一種の勝利条件としてデザインされているカードもいくつかある。
- ゴブリン爆弾/Goblin Bomb
- 碑出告の第二の儀式/Hidetsugu's Second Rite
- 霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir
- 星山脈の業火/Inferno of the Star Mounts
- 千年暦/The Millennium Calendar
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方
- 104 ゲームの終了
- 104.2 ゲームの勝利となる条件がいくつか存在する。
- 104.2a ゲームに残っているプレイヤー1人から見た対戦相手全員がゲームから離れた場合、その残っているプレイヤーの勝ちとなる。これは即座に処理され、そのプレイヤーが勝利できないというあらゆる効果を無視する。
- 104.2b 効果によってプレイヤーの勝ちとなることがある。
- 104.2c チームによる多人数戦においては、少なくとも1人のプレイヤーがゲームに残っているチームから見て他のチーム全てがゲームから離れた場合、その残っているプレイヤーのいるチームの勝ちとなる。勝ちとなったチームのプレイヤーは、そのプレイヤー自身が負けになっていたとしても、全員が勝ちとなる。
- 104.2d 皇帝戦においては、皇帝がゲームに勝ったチームの勝ちとなる(rule 809.5 参照)。
- 104.2 ゲームの勝利となる条件がいくつか存在する。
- 104 ゲームの終了