焦熱の竜火/Scorching Dragonfire
提供:MTG Wiki
細 (ページの作成:「{{#card:Scorching Dragonfire}} {{未評価|エルドレインの王権}} ==参考== *カード個別評価:エルドレインの王権 - コモン」) |
細 |
||
(7人の利用者による、間の12版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Scorching Dragonfire}} | {{#card:Scorching Dragonfire}} | ||
− | {{ | + | [[対象]]が[[クリーチャー]]か[[プレインズウォーカー]]限定になった代わりに1[[マナ]][[軽い]][[山伏の炎/Yamabushi's Flame]]。また、プレインズウォーカーも[[死亡]]時に[[追放]]可能になった。 |
+ | |||
+ | [[ウィニー]]相手でも出遅れにくい軽さを持ち、かつプレインズウォーカーは対象にできるので、[[メインデッキ]]からの採用でも[[腐る|腐り]]にくい汎用性が魅力。 | ||
+ | |||
+ | プレインズウォーカーを追放できる点については、[[エルドレインの王権]]登場時に存在した[[戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde]]、直後に登場した[[エルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Death]]や[[太陽の宿敵、エルズペス/Elspeth, Sun's Nemesis]]など、スタンダードでもプレインズウォーカーの[[リアニメイト]]がそれなりに起こりうる[[カードプール]]なので、大きな強みとまではいかずとも価値はある特徴である。 | ||
+ | |||
+ | [[スタンダードの変遷#ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦+基本セット2020+エルドレインの王権+テーロス還魂記+イコリア:巨獣の棲処+基本セット2021期|ラヴニカのギルド〜基本セット2021期]][[スタンダード]]では、同じ2マナの追放火力として[[溶岩コイル/Lava Coil]]が存在したが、[[大釜の使い魔/Cauldron Familiar]]と[[魔女のかまど/Witch's Oven]]の[[コンボ]]やエルズペス、死に打ち勝つが流行したことにより、[[インスタント]]でプレインズウォーカーにも対処できるこちらが追放火力として優先されるようになった。 | ||
+ | |||
+ | [[ダスクモーン:戦慄の館]]でも[[再録]]。登場時の[[団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期]]のスタンダードでは、汎用火力としては[[稲妻の一撃/Lightning Strike]]、追放火力としては[[抹消する稲妻/Obliterating Bolt]]が存在し影が薄い。[[リミテッド]]では[[ボムレア]]の[[永劫の無垢/Enduring Innocence|永劫サイクル]]を1枚で対処できる[[コモン]][[除去]]として活躍する。 | ||
+ | |||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | [[ダスクモーン:戦慄の館]]の[[注目のストーリー]]の1枚({{Gatherer|id=674916}})。 | ||
+ | |||
+ | 舞踏室から森へと落下した[[漆月魁渡/Kaito Shizuki (ストーリー)|魁渡/Kaito]]の上空を一つの影が通過した。 | ||
+ | 暗闇の中ではっきりとは見えなかったそれは、再び通過するときには鮮やかな炎で自身を照らしながら魁渡の頭上を旋回した。炎は木々を灰に変え、その獣――[[ドラゴン]]は翼を羽ばたかせて次なる旋回に備えた。魁渡は必死にあたりを見回したが、今や道は木々を焼き尽くす炎で照らされ、逃げ場はなかった。 | ||
+ | |||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/ur/DSK/0038093/ 第3話 振り返ってはいけない]([[Daily MTG]] [[2024年]]8月22日) | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[カード個別評価:ダスクモーン:戦慄の館]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価:エルドレインの王権]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:エルドレインの王権]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[コモン]] (ビギナー・ボックス) | ||
+ | *[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[コモン]] |
2024年11月3日 (日) 00:17時点における最新版
インスタント
クリーチャーやプレインズウォーカーである1体を対象とする。焦熱の竜火はそれに3点のダメージを与える。このターン、それが死亡するなら、代わりにそれを追放する。
対象がクリーチャーかプレインズウォーカー限定になった代わりに1マナ軽い山伏の炎/Yamabushi's Flame。また、プレインズウォーカーも死亡時に追放可能になった。
ウィニー相手でも出遅れにくい軽さを持ち、かつプレインズウォーカーは対象にできるので、メインデッキからの採用でも腐りにくい汎用性が魅力。
プレインズウォーカーを追放できる点については、エルドレインの王権登場時に存在した戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde、直後に登場したエルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Deathや太陽の宿敵、エルズペス/Elspeth, Sun's Nemesisなど、スタンダードでもプレインズウォーカーのリアニメイトがそれなりに起こりうるカードプールなので、大きな強みとまではいかずとも価値はある特徴である。
ラヴニカのギルド〜基本セット2021期スタンダードでは、同じ2マナの追放火力として溶岩コイル/Lava Coilが存在したが、大釜の使い魔/Cauldron Familiarと魔女のかまど/Witch's Ovenのコンボやエルズペス、死に打ち勝つが流行したことにより、インスタントでプレインズウォーカーにも対処できるこちらが追放火力として優先されるようになった。
ダスクモーン:戦慄の館でも再録。登場時の団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードでは、汎用火力としては稲妻の一撃/Lightning Strike、追放火力としては抹消する稲妻/Obliterating Boltが存在し影が薄い。リミテッドではボムレアの永劫サイクルを1枚で対処できるコモン除去として活躍する。
[編集] ストーリー
ダスクモーン:戦慄の館の注目のストーリーの1枚(イラスト)。
舞踏室から森へと落下した魁渡/Kaitoの上空を一つの影が通過した。 暗闇の中ではっきりとは見えなかったそれは、再び通過するときには鮮やかな炎で自身を照らしながら魁渡の頭上を旋回した。炎は木々を灰に変え、その獣――ドラゴンは翼を羽ばたかせて次なる旋回に備えた。魁渡は必死にあたりを見回したが、今や道は木々を焼き尽くす炎で照らされ、逃げ場はなかった。
- 第3話 振り返ってはいけない(Daily MTG 2024年8月22日)