ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium
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ただし[[手札]]が増えるわけではないし、利益を自分だけではなくほかのプレイヤーにも与えてしまうことから、直接的な[[カード・アドバンテージ]]にはならず、むしろ起動コスト分だけ[[テンポ]]を損している。このうえ[[対戦相手]]にマッドネスなどを逆利用されてしまうと大損になってしまう。漫然と使うのではなく、極力自分の利益は大きく対戦相手の利益は小さくなるような状況を作り、タイミングを計って使いたい。 | ただし[[手札]]が増えるわけではないし、利益を自分だけではなくほかのプレイヤーにも与えてしまうことから、直接的な[[カード・アドバンテージ]]にはならず、むしろ起動コスト分だけ[[テンポ]]を損している。このうえ[[対戦相手]]にマッドネスなどを逆利用されてしまうと大損になってしまう。漫然と使うのではなく、極力自分の利益は大きく対戦相手の利益は小さくなるような状況を作り、タイミングを計って使いたい。 | ||
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+ | 対戦相手にも強制的にルーターさせる点を活かすことも考えられる。手札が0枚のプレイヤーにもカードを捨てさせることができるため、[[小物泥棒、チビボネ/Tinybones, Trinket Thief]]のような対戦相手がカードを捨てることを参照するカードと組み合わせても相性が良い。また、[[概念泥棒/Notion Thief]]や[[迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth]]、[[覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils]]などのドローさせない手段と[[コンボ]]になる。この場合、継続的な[[手札破壊]]を行う[[ロック|ソフトロック]]も兼ねる。 | ||
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+ | [[パイオニア]]では[[無駄省き]]に採用される。手札のない相手にも強制的に[[無駄省き/Waste Not]]を誘発させることができ、[[黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse]]とも相性が良い。 | ||
[[統率者戦]]では、[[タッサの神託者コンボ]]に対しての牽制として採用される場合がある。 | [[統率者戦]]では、[[タッサの神託者コンボ]]に対しての牽制として採用される場合がある。 | ||
− | *[[海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea]]の[[リメイク]]と言える。またルーター土地というと前[[イニストラード・ブロック]]の[[僻地の灯台/Desolate Lighthouse]] | + | *[[海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea]]の[[リメイク]]と言える。またルーター土地というと前[[イニストラード・ブロック]]の[[僻地の灯台/Desolate Lighthouse]]も連想される。ドローを封じる手段とコンボになるのは御心と同様。 |
− | * | + | *[[異界月]]版{{Gatherer|id=415848}}をよく見ると、療養所の背景の空にうっすらと[[エルドラージ/Eldrazi|触手]]らしきものが浮かんで見える。それに気づくと新しい精神([[カード]])を手に入れ、既存の精神を捨てるという[[効果]]にも納得がいく。 |
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**[[フレイバー・テキスト]]では「''どなたでも大歓迎。''」と謳っているが、正気のまま、それどころか[[人間]]のまま帰って来られる保証はないだろう。 | **[[フレイバー・テキスト]]では「''どなたでも大歓迎。''」と謳っているが、正気のまま、それどころか[[人間]]のまま帰って来られる保証はないだろう。 | ||
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*[[カード個別評価:異界月]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:異界月]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター]] - [[レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2023年#Bad to the Bones|Secret Lair Drop Series: Bad to the Bones]] |
2024年5月6日 (月) 00:51時点における最新版
実質3マナで各プレイヤーにルーター型のドローをさせる能力を持つ伝説の土地。
繰り返し使えるルーター能力の強力さはマーフォークの物あさり/Merfolk Looter以来の伝統であり説明不要だろう。イニストラードを覆う影ブロックにはマッドネスや昂揚という非常に相性のよいシステムがある点も追い風。特に起動コストが比較的軽く、色マナも要求されないため、マッドネスと組み合わせやすい。2枚目を引いてもルーター能力で捨てれば良いので、伝説であることもそれほどデメリットにはならない。
ただし手札が増えるわけではないし、利益を自分だけではなくほかのプレイヤーにも与えてしまうことから、直接的なカード・アドバンテージにはならず、むしろ起動コスト分だけテンポを損している。このうえ対戦相手にマッドネスなどを逆利用されてしまうと大損になってしまう。漫然と使うのではなく、極力自分の利益は大きく対戦相手の利益は小さくなるような状況を作り、タイミングを計って使いたい。
対戦相手にも強制的にルーターさせる点を活かすことも考えられる。手札が0枚のプレイヤーにもカードを捨てさせることができるため、小物泥棒、チビボネ/Tinybones, Trinket Thiefのような対戦相手がカードを捨てることを参照するカードと組み合わせても相性が良い。また、概念泥棒/Notion Thiefや迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth、覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veilsなどのドローさせない手段とコンボになる。この場合、継続的な手札破壊を行うソフトロックも兼ねる。
パイオニアでは無駄省きに採用される。手札のない相手にも強制的に無駄省き/Waste Notを誘発させることができ、黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypseとも相性が良い。
統率者戦では、タッサの神託者コンボに対しての牽制として採用される場合がある。
- 海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Seaのリメイクと言える。またルーター土地というと前イニストラード・ブロックの僻地の灯台/Desolate Lighthouseも連想される。ドローを封じる手段とコンボになるのは御心と同様。
- 異界月版イラストをよく見ると、療養所の背景の空にうっすらと触手らしきものが浮かんで見える。それに気づくと新しい精神(カード)を手に入れ、既存の精神を捨てるという効果にも納得がいく。
- フレイバー・テキストでは「どなたでも大歓迎。」と謳っているが、正気のまま、それどころか人間のまま帰って来られる保証はないだろう。