ロリアンの発見/Lórien Revealed
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2023年12月25日 (月) 20:27時点における版
1マナ重くなり、島サイクリングがついた集中/Concentrate。指輪物語:中つ国の伝承のトップコモン。
サイクルの他のカード同様、序盤はサイクリングして土地を確保、終盤は重たい呪文として運用されるのは変わらない。しかし、サイクルの他のカードがファッティなのに対し、このカードは直接カード・アドバンテージにつながるドロー呪文という点が異なる。特に構築だと、除去と1対1交換されてしまうクリーチャーよりも、複数枚引ける呪文のほうが有効である場面のほうが多い。リミテッドではサイクル中唯一のダブルシンボルのため、タッチの補助と唱えることの両方を視野に入れることは難しい点は注意。
潤滑油の役目を果たす青いインスタント・ソーサリーの例に漏れず、秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsやトレイリアの恐怖/Tolarian Terrorなどとの相性も良好。島の基本土地タイプを持つサイクリングランドをサーチした上でそれをサイクリングする小技も、インスタント・タイミングを重視する青にとっては他の色以上に重要である。
モダンでは、続唱サイやイゼット・ラガバンなどで採用される。フェッチランドと異なり濁浪の執政/Murktide Regentを強化でき、また否定の力/Force of Negationのコストになる点が強み。
パウパーでは、土地の代わりになりながら呪文でもあるという性質を活かして、ディミーア・テラーや青単テラー、カウ・ゲートやブリンクなど、青を含む幅広いデッキで採用される。
関連カード
指輪物語:中つ国の伝承の、自身の色に対応した基本土地タイプの土地サイクリング(1)を持つサイクル。いずれもコモン。
- 北方の大鷲/Eagles of the North(平地)
- ロリアンの発見/Lórien Revealed(島)
- カザド=ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dûm(沼)
- オリファント/Oliphaunt(山)
- 気前のよいエント/Generous Ent(森)
ストーリー
「旅の仲間」の一幕(イラスト)。
ロリアンの森/Lórienへ辿り着いた旅の一行。ロリアンのエルフ/Elfに森の深奥にあるエルフの都カラス・ガラゾン/Caras Galadhonへと導かれるが、ドワーフ/Dwarfであるギムリ/Gimliはエルフの都を見ることは許されず森を出るまで目隠しをすることを要請される。断固として拒否するギムリにより一触即発の空気になるが、アラゴルン/Aragornにより一行全員が目隠しをすることで仲裁を見る。
目隠しをされながら森を進む一行だが、旅の一行全員を客人として迎え入れるようにとガラドリエル/Galadrielからの伝令が来る。目隠しを取られた一行は、ロリアンの森の風景の美しさに目を見張るのだった。
- 上述のストーリーから「Revealed」の訳は「発見」よりは「公開」の方が適訳かもしれない。