カード名国語辞典
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==一覧== | ==一覧== | ||
===ア行=== | ===ア行=== | ||
+ | ;<span id="悪逆">悪逆(あくぎゃく)</span> | ||
+ | :律令法に定められた八虐(8つの重罪)の第4位で、今で言う尊属殺。転じて、人の道に外れたひどい悪事・悪行を指す。 | ||
+ | :*[[悪逆な大峨/Villainous Ogre]] | ||
+ | :*[[悪逆な富/Villainous Wealth]] | ||
;<span id="悪辣">悪辣(あくらつ)</span> | ;<span id="悪辣">悪辣(あくらつ)</span> | ||
:辛辣で、たちが悪いこと。あくどいこと。 | :辛辣で、たちが悪いこと。あくどいこと。 | ||
31行: | 35行: | ||
:*[[魅惑的な一瞥/Captivating Glance]] | :*[[魅惑的な一瞥/Captivating Glance]] | ||
:*[[不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable]] | :*[[不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable]] | ||
+ | ;<span id="萎凋">萎凋(いちょう)</span> | ||
+ | :植物がしおれること。なえしぼむこと。 | ||
+ | :*[[萎凋/Dwindle]] | ||
;<span id="因果応報">因果応報(いんがおうほう)</span> | ;<span id="因果応報">因果応報(いんがおうほう)</span> | ||
:元は仏教用語。前世における行為の結果として現在における幸不幸があり、現世における行為の結果として来世における幸不幸が生じるという考え方。 | :元は仏教用語。前世における行為の結果として現在における幸不幸があり、現世における行為の結果として来世における幸不幸が生じるという考え方。 | ||
44行: | 51行: | ||
:*[[有象無象の大砲/Fodder Cannon]] | :*[[有象無象の大砲/Fodder Cannon]] | ||
:*[[有象無象の発射/Fodder Launch]] | :*[[有象無象の発射/Fodder Launch]] | ||
+ | ;<span id="鬱蒼">鬱蒼(うっそう)</span> | ||
+ | :草木がこんもりと生い茂るさま。樹木が茂って辺りが薄暗いさま。鬱葱とも書く。 | ||
+ | :*[[鬱蒼たるアルマサウルス/Overgrown Armasaur]] | ||
;<span id="永劫">永劫(えいごう)</span> | ;<span id="永劫">永劫(えいごう)</span> | ||
:限りなく長い年月。永久、永遠。「ようごう」とも読む。「Eon」「Aeon」の2つの訳語として使われるが、これは本来「Æon」と書き表すため。 | :限りなく長い年月。永久、永遠。「ようごう」とも読む。「Eon」「Aeon」の2つの訳語として使われるが、これは本来「Æon」と書き表すため。 | ||
56行: | 66行: | ||
:*[[壊疽のゾンビ/Gangrenous Zombies]] | :*[[壊疽のゾンビ/Gangrenous Zombies]] | ||
:*[[壊疽の大巨人/Gangrenous Goliath]] | :*[[壊疽の大巨人/Gangrenous Goliath]] | ||
+ | ;<span id="横溢">横溢(おういつ)</span> | ||
+ | :水がみなぎり溢れること。転じて、気力などが溢れるほど盛んなこと。汪溢とも書く。 | ||
+ | :*[[想起横溢/Flood of Recollection]] | ||
+ | ;<span id="鏖殺">鏖殺(おうさつ)</span> | ||
+ | :皆殺し。一人残らず殺すこと。 | ||
+ | :*[[強者鏖殺/Slaughter the Strong]] | ||
+ | :*[[マガーンの鏖殺者、ヴォーナ/Vona, Butcher of Magan]] | ||
;<span id="大立者">大立者(おおだてもの)</span> | ;<span id="大立者">大立者(おおだてもの)</span> | ||
:ある分野で大きな権力を持ち、重要な立場にある人物。元は芝居の一座で、中心となる最もすぐれた俳優のこと。 | :ある分野で大きな権力を持ち、重要な立場にある人物。元は芝居の一座で、中心となる最もすぐれた俳優のこと。 | ||
61行: | 78行: | ||
===カ行=== | ===カ行=== | ||
+ | ;<span id="会稽">会稽(かいけい)</span> | ||
+ | :故事成語「会稽の恥」の略。敗戦の恥辱。他人から受けた酷い辱め。または「会稽の恥をすすぐこと」。あだ討ち。仕返し。復讐。 | ||
+ | :*[[回生+会稽/Revival+Revenge]] | ||
;<span id="悔悟">悔悟(かいご)</span> | ;<span id="悔悟">悔悟(かいご)</span> | ||
:自分の行為について後に悪かったとさとり、悔いること。後悔。 | :自分の行為について後に悪かったとさとり、悔いること。後悔。 | ||
:*[[悔悟せる鍛冶屋/Repentant Blacksmith]] | :*[[悔悟せる鍛冶屋/Repentant Blacksmith]] | ||
:*[[悔悟せる吸血鬼/Repentant Vampire]] | :*[[悔悟せる吸血鬼/Repentant Vampire]] | ||
+ | ;<span id="開墾">開墾(かいこん)</span> | ||
+ | :山林や原野を切り開いて、農耕のできる田畑にすること。 | ||
+ | :*[[開墾/Clear the Land]] | ||
+ | :*[[エルフの開墾者/Elvish Reclaimer]] | ||
+ | :*[[荒地の開墾/Reclaim the Wastes]] | ||
;<span id="改竄">改竄(かいざん)</span> | ;<span id="改竄">改竄(かいざん)</span> | ||
:文書の字句などを書き直してしまうこと。普通、悪用する場合にいう。 | :文書の字句などを書き直してしまうこと。普通、悪用する場合にいう。 | ||
75行: | 100行: | ||
:自分のおこないや態度が悪かったと反省し、心を改めること。 | :自分のおこないや態度が悪かったと反省し、心を改めること。 | ||
:*[[秘教の改悛者/Mystic Penitent]] | :*[[秘教の改悛者/Mystic Penitent]] | ||
+ | ;<span id="蓋世">蓋世(がいせい)</span> | ||
+ | :世を覆いつくすほど勢いがあり、才能や気力が優れていること。 | ||
+ | :*[[蓋世の英雄、ネヘブ/Neheb, the Worthy]] | ||
+ | :*[[蓋世の誉れ/Deem Worthy]] | ||
;<span id="開闢">開闢(かいびゃく)</span> | ;<span id="開闢">開闢(かいびゃく)</span> | ||
:あめつちのはじまり。元は中国語で開天闢地と書いたものを、日本で分かりやすく「天地開闢」と訳した語。 | :あめつちのはじまり。元は中国語で開天闢地と書いたものを、日本で分かりやすく「天地開闢」と訳した語。 | ||
84行: | 113行: | ||
:鳥の羽毛の抜けかわること。繁殖期を過ぎたあと、鳥の羽が一定の順序で抜けかわり更新する現象。羽がわり。 | :鳥の羽毛の抜けかわること。繁殖期を過ぎたあと、鳥の羽が一定の順序で抜けかわり更新する現象。羽がわり。 | ||
:*[[換羽するハーピー/Molting Harpy]] | :*[[換羽するハーピー/Molting Harpy]] | ||
+ | ;<span id="灌漑">灌漑(かんがい)</span> | ||
+ | :農地に外部の水源から人工的に水を供給すること。 | ||
+ | :*[[灌漑農地/Irrigated Farmland]] | ||
;<span id="頑強">頑強(がんきょう)</span> | ;<span id="頑強">頑強(がんきょう)</span> | ||
:頑固で屈せず強いさま。転じて、がっしりとして丈夫なさま。 | :頑固で屈せず強いさま。転じて、がっしりとして丈夫なさま。 | ||
:*[[頑強なるバルソー/Balthor the Stout]] | :*[[頑強なるバルソー/Balthor the Stout]] | ||
:*[[頑強な決意/Steely Resolve]] | :*[[頑強な決意/Steely Resolve]] | ||
+ | ;<span id="艱苦">艱苦(かんく)</span> | ||
+ | :悩み、つらく、苦しむこと。艱難辛苦。 | ||
+ | :*[[艱苦の伝令/Herald of Anguish]] | ||
;<span id="癇しゃく">癇癪、癇しゃく(かんしゃく)</span> | ;<span id="癇しゃく">癇癪、癇しゃく(かんしゃく)</span> | ||
:ちょっとのことにもすぐ怒る性質。怒りっぽいこと。また、その怒り。 | :ちょっとのことにもすぐ怒る性質。怒りっぽいこと。また、その怒り。 | ||
136行: | 171行: | ||
:*[[敬虔な狐/Pious Kitsune]] | :*[[敬虔な狐/Pious Kitsune]] | ||
:*[[敬虔な戦士/Pious Warrior]] | :*[[敬虔な戦士/Pious Warrior]] | ||
+ | :*[[敬虔な旅人/Pious Wayfarer]] | ||
+ | ;<span id="囈語">囈語(げいご)</span> | ||
+ | : ねごと、うわごと。とりとめのない世迷いごと。 | ||
+ | :*[[囈語のバリケード/Gibbering Barricade]] | ||
;<span id="啓蒙">啓蒙(けいもう)</span> | ;<span id="啓蒙">啓蒙(けいもう)</span> | ||
:蒙昧な世を理性の光で啓らまんとすること。人々に新しい知識を与え、教え導くこと。 | :蒙昧な世を理性の光で啓らまんとすること。人々に新しい知識を与え、教え導くこと。 | ||
:*[[啓蒙/Demystify]] | :*[[啓蒙/Demystify]] | ||
+ | :*[[啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment]] | ||
;<span id="逆鱗">逆鱗(げきりん)</span> | ;<span id="逆鱗">逆鱗(げきりん)</span> | ||
:古代中国の龍に1枚だけついている、逆さ向きの鱗(うろこ)。龍は普段は温厚だが、この鱗に触れられると激怒し、触れたものを即座に殺すという。 | :古代中国の龍に1枚だけついている、逆さ向きの鱗(うろこ)。龍は普段は温厚だが、この鱗に触れられると激怒し、触れたものを即座に殺すという。 | ||
:転じて、決して触れてはいけない物事のたとえ。また、特定の人物(特に皇帝)を激怒させてしまうことを「逆鱗に触れる」と言う。 | :転じて、決して触れてはいけない物事のたとえ。また、特定の人物(特に皇帝)を激怒させてしまうことを「逆鱗に触れる」と言う。 | ||
:*[[逆鱗/Aggravate]] | :*[[逆鱗/Aggravate]] | ||
+ | ;<span id="解脱">解脱(げだつ)</span> | ||
+ | :ヒンドゥー教や仏教などのインド宗教における概念。特に仏教では、煩悩に縛られている状態から解放され、輪廻などの苦しみを脱して自由の境地に到達することをいう。涅槃(ねはん)と同一視される。 | ||
+ | :*[[解脱の魂/Soul of Emancipation]] | ||
+ | ;<span id="検閲">検閲(けんえつ)</span> | ||
+ | :1.調べあらためること。2.公権力が文章や放送の内容を発表前に強制的に調べること。 | ||
+ | :*[[エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor]] | ||
+ | :*[[検閲/Censor]] | ||
;<span id="賢智">賢智(けんち)</span> | ;<span id="賢智">賢智(けんち)</span> | ||
:賢く智恵のあること。また、その人。 | :賢く智恵のあること。また、その人。 | ||
:*[[賢智のケンタウルス/Sophic Centaur]] | :*[[賢智のケンタウルス/Sophic Centaur]] | ||
+ | ;<span id="献杯">献杯(けんぱい)</span> | ||
+ | :敬意を表すため、相手に杯を差し出すこと。あるいは、故人を悼んで杯を捧げること。弔事における会食では、乾杯の代わりにこれを行う。 | ||
+ | :*[[ファリカの献杯/Pharika's Libation]] | ||
;<span id="権謀術数">権謀術数(けんぼうじゅっすう)</span> | ;<span id="権謀術数">権謀術数(けんぼうじゅっすう)</span> | ||
:たくみに人をあざむく策略。数々の計略。 | :たくみに人をあざむく策略。数々の計略。 | ||
153行: | 203行: | ||
:中国においては虎(とら)が百獣の王であり、そのため他の獣を恐れさせるという説から転じ、虎のような威勢を賞賛するさま。 | :中国においては虎(とら)が百獣の王であり、そのため他の獣を恐れさせるという説から転じ、虎のような威勢を賞賛するさま。 | ||
:*[[虎威将軍 趙雲/Zhao Zilong, Tiger General]] | :*[[虎威将軍 趙雲/Zhao Zilong, Tiger General]] | ||
+ | ;<span id="薨">薨(こう)</span> | ||
+ | :人が死ぬこと。特に皇族・諸侯の死。 | ||
+ | :*[[薨の徘徊者/Mortus Strider]] | ||
;<span id="高潔">高潔(こうけつ)</span> | ;<span id="高潔">高潔(こうけつ)</span> | ||
:心が気高く、清らかであること(さま)。 | :心が気高く、清らかであること(さま)。 | ||
160行: | 213行: | ||
:*[[恍惚の精神/Psychic Trance]] | :*[[恍惚の精神/Psychic Trance]] | ||
:*[[シャーマンの恍惚/Shaman's Trance]] | :*[[シャーマンの恍惚/Shaman's Trance]] | ||
+ | ;<span id="亢進">亢進(こうしん)</span> | ||
+ | :(気持ちや病勢などの)度合いが通常より高まること。昂進/高進とも。 | ||
+ | :*[[反射神経の亢進/Heightened Reflexes]] | ||
;<span id="広漠">広漠(こうばく)</span> | ;<span id="広漠">広漠(こうばく)</span> | ||
:広々として漠然としており、果てしないさま。 | :広々として漠然としており、果てしないさま。 | ||
:*[[広漠なるスカイクラウド/Skycloud Expanse]] | :*[[広漠なるスカイクラウド/Skycloud Expanse]] | ||
:*[[広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse]] | :*[[広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse]] | ||
+ | ;<span id="故買">故買(こばい)</span> | ||
+ | :盗品であることを知りながら買うこと。窩主買い(けいずかい)ともいう。日本では刑法に基づき処罰の対象となる。 | ||
+ | :*[[策謀の故買人/Scheming Fence]] | ||
+ | ;<span id="蠱惑">蠱惑(こわく)</span> | ||
+ | :人の心を、妖しい魅力で惑わすこと。たぶらかすこと。 | ||
+ | :*[[蠱惑的な船員/Captivating Crew]] | ||
+ | :*[[蠱惑的なユニコーン/Captivating Unicorn]] | ||
;<span id="困憊">困憊(こんぱい)</span> | ;<span id="困憊">困憊(こんぱい)</span> | ||
:ひどく疲れること。疲れて動けないこと。 | :ひどく疲れること。疲れて動けないこと。 | ||
:*[[疲労困憊/Exhaustion]] | :*[[疲労困憊/Exhaustion]] | ||
;<span id="金輪際">金輪際(こんりんざい)</span> | ;<span id="金輪際">金輪際(こんりんざい)</span> | ||
− | : | + | :仏教用語で大地の最底部のこと。そこから「とことんまで」「徹底的に」の意味に用いられ、後に打ち消しの語を伴って「(強い決意を持って)断じて〜しない」の意味となった。 |
:*[[金輪際/Nevermore]] | :*[[金輪際/Nevermore]] | ||
===サ行=== | ===サ行=== | ||
;<span id="最後の審判">最後の審判(さいごのしんぱん)</span> | ;<span id="最後の審判">最後の審判(さいごのしんぱん)</span> | ||
− | : | + | :拝火教で、闘争に勝利した善神アフラ=マズダが悪神アーリマンの側に就いた者を裁く、善悪の闘争の最終局面。世界三大宗教に移入される。 |
− | :拝火教の思想を取り入れたキリスト教では、[[ハルマゲドン | + | :拝火教の思想を取り入れたキリスト教では、[[カード名百科事典#ハルマゲドン|ハルマゲドン]]において神が人々の罪業を暴き、審判されるという伝承のこと。 |
:*[[最後の審判/Doomsday]] | :*[[最後の審判/Doomsday]] | ||
+ | ;<span id="慚愧">慚愧(ざんき)</span> | ||
+ | :自らの行為を反省し、深く恥じ入ること。慙愧とも。 | ||
+ | :*[[慚愧の霊/Geist of Regret]] | ||
;<span id="三顧">三顧(さんこ)</span> | ;<span id="三顧">三顧(さんこ)</span> | ||
:蜀の劉備が諸葛亮を軍師に迎えようとして、その庵を三度訪れた故事(三顧の礼)から、人に何かを頼む際に何度も訪問して礼を尽くすこと。 | :蜀の劉備が諸葛亮を軍師に迎えようとして、その庵を三度訪れた故事(三顧の礼)から、人に何かを頼む際に何度も訪問して礼を尽くすこと。 | ||
:*[[三顧の礼/Three Visits]] | :*[[三顧の礼/Three Visits]] | ||
+ | ;<span id="簒奪">簒奪(さんだつ)</span> | ||
+ | :君主の地位を奪い取ること。本来継承資格のない者や、継承順位の低い者が、武力や政治的圧力で無理やり君主の地位を得るという意味合いが含まれる。 | ||
+ | :*[[簒奪者、イクラ・シディーキ/Ikra Shidiqi, the Usurper]] | ||
+ | :*[[オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper]] | ||
;<span id="視野狭窄">視野狭窄(しやきょうさく)</span> | ;<span id="視野狭窄">視野狭窄(しやきょうさく)</span> | ||
:視野が周辺や中心から狭くなる状態。網膜色素変性症・緑内障・網膜剥離などのほか、視神経路の障害によって起こる。転じて、(限られたものに意識を集中してしまい)周りが見えなくなっている状態、また、その状態の人を指す。 | :視野が周辺や中心から狭くなる状態。網膜色素変性症・緑内障・網膜剥離などのほか、視神経路の障害によって起こる。転じて、(限られたものに意識を集中してしまい)周りが見えなくなっている状態、また、その状態の人を指す。 | ||
185行: | 255行: | ||
:主に治療目的として、血液を体外を排出することで、血液中に含まれる害を取り除くこと。 | :主に治療目的として、血液を体外を排出することで、血液中に含まれる害を取り除くこと。 | ||
:*[[瀉血/Exsanguinate]] | :*[[瀉血/Exsanguinate]] | ||
+ | ;<span id="蒐集">蒐集(しゅうしゅう)</span> | ||
+ | :趣味や研究のためにものを集めること。コレクション。「蒐」が常用漢字でないため「収集」と書くこともあり、また「収集」は「寄せ集めること」を意味する言葉として「蒐集」と区別することもある。 | ||
+ | :*[[蒐集家、ザンダー卿/Lord Xander, the Collector]] | ||
+ | :*[[噂の蒐集家/Rumor Gatherer]] | ||
;<span id="終末論">終末論(しゅうまつろん)</span> | ;<span id="終末論">終末論(しゅうまつろん)</span> | ||
:現世の最後についての教説。個人あるいは民族・人類の死を論じて、救済・審判や他界(天国・浄土・地獄)・復活・転生などを問題にする。 | :現世の最後についての教説。個人あるいは民族・人類の死を論じて、救済・審判や他界(天国・浄土・地獄)・復活・転生などを問題にする。 | ||
214行: | 288行: | ||
:*[[用心深い殉教者/Vigilant Martyr]] | :*[[用心深い殉教者/Vigilant Martyr]] | ||
:*[[砂の殉教者/Martyr of Sands]]などの殉教者[[サイクル]] | :*[[砂の殉教者/Martyr of Sands]]などの殉教者[[サイクル]] | ||
− | |||
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;<span id="焼灼">焼灼(しょうしゃく)</span> | ;<span id="焼灼">焼灼(しょうしゃく)</span> | ||
:焼くこと。焼けること。特に、外科で、薬品・電気で病組織を焼く治療法。 | :焼くこと。焼けること。特に、外科で、薬品・電気で病組織を焼く治療法。 | ||
228行: | 296行: | ||
:*[[憔悴/Fatigue]] | :*[[憔悴/Fatigue]] | ||
:*[[ひどい憔悴/Crippling Fatigue]] | :*[[ひどい憔悴/Crippling Fatigue]] | ||
+ | ;<span id="招聘">招聘(しょうへい)</span> | ||
+ | :礼儀を尽くして人を招くこと。 | ||
+ | :*[[プロの招聘/Call In a Professional]] | ||
+ | ;<span id="贖罪">贖罪(しょくざい)</span> | ||
+ | :善行を積んだり金品を出したりして、犯した罪を償うこと。キリスト教において特に重要な概念である。 | ||
+ | :*[[心温まる贖罪/Heartwarming Redemption]] | ||
+ | :*[[贖罪の高僧/High Priest of Penance]] | ||
+ | :*[[贖罪の聖騎士/Paladin of Atonement]] | ||
+ | ;<span id="叙爵">叙爵(じょしゃく)</span> | ||
+ | :爵位を授けること。 | ||
+ | :*[[叙爵/Dub]] | ||
;<span id="抒情">抒情(じょじょう)</span> | ;<span id="抒情">抒情(じょじょう)</span> | ||
:感情を述べ表すこと。叙情。 | :感情を述べ表すこと。叙情。 | ||
:*[[エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist]] | :*[[エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist]] | ||
:*[[ドルイドの抒情詩人/Druid Lyrist]] | :*[[ドルイドの抒情詩人/Druid Lyrist]] | ||
+ | ;<span id="燼滅">燼滅(じんめつ)</span> | ||
+ | :焼き尽くすこと。滅ぼすこと。また、滅びてなくなること。 | ||
+ | :*[[灯の燼滅/Despark]] | ||
+ | ;<span id="出納">出納(すいとう)</span> | ||
+ | :金銭や物品を出し入れすること。 | ||
+ | :*[[薔薇の部屋の出納係/Rose Room Treasurer]] | ||
;<span id="聖餐式">聖餐式(せいさんしき)</span> | ;<span id="聖餐式">聖餐式(せいさんしき)</span> | ||
:イエスが最後の晩餐でパンと葡萄(ぶどう)酒をとり「これはわたしの身体わたしの血である」と言い、新しい契約(新約)として弟子たちに分け与えたことに基づく儀式。 | :イエスが最後の晩餐でパンと葡萄(ぶどう)酒をとり「これはわたしの身体わたしの血である」と言い、新しい契約(新約)として弟子たちに分け与えたことに基づく儀式。 | ||
:*[[聖餐式/Divine Sacrament]] | :*[[聖餐式/Divine Sacrament]] | ||
+ | ;<span id="星霜">星霜(せいそう)</span> | ||
+ | :年月(としつき)、歳月のこと。星は1年で天を1周し、霜は毎年降りることから。「幾星霜(いくせいそう、苦労や努力を重ねた上での長い年月)」の形でもよく使われる。 | ||
+ | :*[[星霜の冠/Crown of the Ages]] | ||
+ | :*[[星霜の守護者/Guardian of the Ages]] | ||
+ | :*[[星霜のペンタグラム/Pentagram of the Ages]] | ||
+ | :*[[星霜の証人/Witness of the Ages]] | ||
;<span id="聖別">聖別(せいべつ)</span> | ;<span id="聖別">聖別(せいべつ)</span> | ||
:キリスト教用語。聖なる使用に充てるため、人や物を儀礼的に清め、世俗的な用途から区別すること。前述の聖餐式におけるパンと葡萄酒が代表的。 | :キリスト教用語。聖なる使用に充てるため、人や物を儀礼的に清め、世俗的な用途から区別すること。前述の聖餐式におけるパンと葡萄酒が代表的。 | ||
240行: | 331行: | ||
:*[[土地の聖別/Consecrate Land]] | :*[[土地の聖別/Consecrate Land]] | ||
:*[[聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx]] | :*[[聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx]] | ||
+ | ;<span id="遷延">遷延(せんえん)</span> | ||
+ | :長引くこと。延び延びになること。 | ||
+ | :*[[遷延する幻影/Lingering Phantom]] | ||
;<span id="漸減">漸減(ぜんげん)</span> | ;<span id="漸減">漸減(ぜんげん)</span> | ||
:だんだんと減っていくこと。逆に、だんだんと増えていくことを「漸増(ぜんぞう)」と言う。 | :だんだんと減っていくこと。逆に、だんだんと増えていくことを「漸増(ぜんぞう)」と言う。 | ||
247行: | 341行: | ||
:想い起こすこと。前にあったことを思い浮かべること。 | :想い起こすこと。前にあったことを思い浮かべること。 | ||
:*[[想起/Remembrance]] | :*[[想起/Remembrance]] | ||
+ | ;<span id="喪心">喪心(そうしん)</span> | ||
+ | :魂が抜けたようにぼんやりすること。または、意識を失うこと。喪神とも書く。 | ||
+ | :*[[喪心/Cast Down]] | ||
;<span id="沮喪">沮喪(そそう)</span> | ;<span id="沮喪">沮喪(そそう)</span> | ||
:気力がくじけて、勢いがなくなること。 | :気力がくじけて、勢いがなくなること。 | ||
264行: | 361行: | ||
:*[[卓絶/Transcendence]] | :*[[卓絶/Transcendence]] | ||
:*[[卓絶の達人/Transcendent Master]] | :*[[卓絶の達人/Transcendent Master]] | ||
+ | :*[[卓絶のナーセット/Narset Transcendent]] | ||
+ | ;<span id="胆汁">胆汁(たんじゅう)</span> | ||
+ | :肝臓で生成される黄褐色の体液。古代医学では人間には血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁の四種類の体液があり、これらのバランスが崩れる事で病気になるという考えがあった。 | ||
+ | :*[[胆汁病/Bile Blight]] | ||
+ | :*[[胆汁小僧/Bile Urchin]] | ||
+ | :*[[Vile Bile]] | ||
+ | ;<span id="短絡">短絡(たんらく)</span> | ||
+ | :電気回路において、電位差のある二点が少ない抵抗で接続されてしまうこと。発火などの原因となる。 | ||
+ | ::*日本では「ショート(サーキット)」と言った方が通じやすい。 | ||
+ | ::*物事を深く考えないことを指す「短絡的」の語源でもある。 | ||
+ | :*[[短絡/Short Circuit]] | ||
;<span id="耽溺">耽溺(たんでき)</span> | ;<span id="耽溺">耽溺(たんでき)</span> | ||
− | : | + | :一つの物事に夢中になって、他の物事を顧みないこと。主に酒、色事、賭け事など、不健全な遊びに溺れることをいう。 |
+ | :*[[耽溺する貴族階級/Indulging Patrician]] | ||
+ | :*[[血なまぐさい耽溺/Sanguine Indulgence]] | ||
+ | :*[[染みついた耽溺/Tainted Indulgence ]] | ||
:*[[耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence]] | :*[[耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence]] | ||
;<span id="鋳造">鋳造(ちゅうぞう)</span> | ;<span id="鋳造">鋳造(ちゅうぞう)</span> | ||
274行: | 385行: | ||
:*[[スランの鋳造所/Thran Foundry]] | :*[[スランの鋳造所/Thran Foundry]] | ||
:*[[飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry]] | :*[[飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry]] | ||
− | ;<span id=" | + | ;<span id="打擲">打擲(ちょうちゃく)</span> |
− | : | + | :(人を)殴り、ぶつこと。打ち叩くこと。 |
− | :*[[ | + | :*[[打擲場のマンティコア/Manticore of the Gauntlet]] |
+ | :*[[ドラゴンの打擲、オーグニス/Ognis, the Dragon's Lash]] | ||
+ | :*[[高速打擲自動ハンマー/Turbo-Thwacking Auto-Hammer]] | ||
+ | ;<span id="番い">番い(つがい)</span> | ||
+ | :ふたつのものが合わさった一組のこと。一対。転じて、雄雌(男女)の一組。夫婦。 | ||
+ | :*[[風番いのロック/Wingmate Roc]] | ||
+ | :*[[野生のつがい/Wild Pair]] | ||
+ | ;<span id="泥濘">泥濘(でいねい)</span> | ||
+ | :水分が多いため地面が柔らかくなっているところ。ぬかるみ。 | ||
+ | :*[[泥濘の峡谷/Canyon Slough]] | ||
;<span id="敵愾心">敵愾心(てきがいしん)</span> | ;<span id="敵愾心">敵愾心(てきがいしん)</span> | ||
:相手に対する憤りや闘争心。 | :相手に対する憤りや闘争心。 | ||
290行: | 410行: | ||
:*[[天啓の光/Ray of Revelation]] | :*[[天啓の光/Ray of Revelation]] | ||
:*[[天啓/Revelation]] | :*[[天啓/Revelation]] | ||
+ | :*[[天啓の神殿/Temple of Epiphany]] | ||
+ | ;<span id="天稟">天稟(てんぴん)</span> | ||
+ | :生まれつきの才能。天性。 | ||
+ | :*[[牙の天稟/Gift of Fangs]] | ||
;<span id="投擲">投擲(とうてき)</span> | ;<span id="投擲">投擲(とうてき)</span> | ||
:(特に武器を)投げること。 | :(特に武器を)投げること。 | ||
:*[[石弾投擲兵/Gravel Slinger]] | :*[[石弾投擲兵/Gravel Slinger]] | ||
+ | ;<span id="登臨">登臨(とうりん)</span> | ||
+ | :高い所に登って下方を眺めわたすこと。または、君主の地位に就いて人民を治めること。 | ||
+ | :*[[ハダーナの登臨/Hadana's Climb]] | ||
+ | ;<span id="ときの声">ときの声(ときのこえ)</span> | ||
+ | :戦いの際、士気を鼓舞するために大勢が一斉に叫ぶ声。漢字で書くと「鬨の声」。喊声。 | ||
+ | :*[[金切るときの声/Battle Screech]] | ||
+ | :*[[ジェラードのときの声/Gerrard's Battle Cry]] | ||
+ | :*[[ギトゥのときの声/Ghitu War Cry]] | ||
+ | :*[[ゴブリンのときの声/Goblin War Cry]] | ||
+ | :*[[キイェルドーのときの声/Kjeldoran War Cry]] | ||
;<span id="篤信">篤信(とくしん)</span> | ;<span id="篤信">篤信(とくしん)</span> | ||
:信仰に篤(あつ)いこと。信仰に対し心が込められているさま。 | :信仰に篤(あつ)いこと。信仰に対し心が込められているさま。 | ||
314行: | 448行: | ||
:*[[遁走の恐君主/Ghastlord of Fugue]] | :*[[遁走の恐君主/Ghastlord of Fugue]] | ||
:*[[遁走の王笏/Scepter of Fugue]] | :*[[遁走の王笏/Scepter of Fugue]] | ||
+ | :*[[遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin]] | ||
;<span id="屯田">屯田(とんでん)</span> | ;<span id="屯田">屯田(とんでん)</span> | ||
:辺境の未開拓地域に兵士を住まわせ、平時には開拓や農業を行わせ、有事の際には軍隊に動員する制度。 | :辺境の未開拓地域に兵士を住まわせ、平時には開拓や農業を行わせ、有事の際には軍隊に動員する制度。 | ||
328行: | 463行: | ||
===ハ行=== | ===ハ行=== | ||
+ | ;<span id="破戒">破戒(はかい)</span> | ||
+ | :聖職者が、属する宗教の戒律を破ること。 | ||
+ | :*[[略奪する破戒僧/Marauding Blight-Priest]] | ||
;<span id="驀進">驀進(ばくしん)</span> | ;<span id="驀進">驀進(ばくしん)</span> | ||
:まっしぐらに進むこと。邁進とも。 | :まっしぐらに進むこと。邁進とも。 | ||
:*[[霊都の驀進/Plow Through Reito]] | :*[[霊都の驀進/Plow Through Reito]] | ||
+ | ;<span id="薄暮">薄暮(はくぼ)</span> | ||
+ | :夕方の暗くなりかけたころ。夕暮れ。「薄」は「ちかづく・せまる」の意味。 | ||
+ | :*[[薄暮狩りのコウモリ/Duskhunter Bat]] | ||
+ | :*[[薄暮に歩くもの/Duskwalker]] | ||
+ | :*[[薄暮に働くもの/Duskworker]] | ||
+ | :*[[薄暮のインプ/Dusk Imp]] | ||
+ | :*[[薄暮の騎士/Knight of Dusk]] | ||
+ | :*[[薄暮の小僧/Dusk Urchins]] | ||
+ | :*[[薄暮の大霊/Oversoul of Dusk]] | ||
+ | :*[[薄暮の饗宴者/Dusk Feaster]] | ||
+ | :*[[薄暮のニブリス/Niblis of Dusk]] | ||
;<span id="剥離">剥離(はくり)</span> | ;<span id="剥離">剥離(はくり)</span> | ||
:何かが剥がれ離れること。または、はがしとること。 | :何かが剥がれ離れること。または、はがしとること。 | ||
:*[[心の剥離/Mind Peel]] | :*[[心の剥離/Mind Peel]] | ||
:*[[現実からの剥離/Peel from Reality]] | :*[[現実からの剥離/Peel from Reality]] | ||
+ | ;<span id="把捉">把捉(はそく)</span> | ||
+ | :(意味などを)しっかりつかむこと。理解すること。 | ||
+ | :*[[本質の把捉/Essence Capture]] | ||
;<span id="パラダイム・シフト">パラダイム・シフト(ぱらだいむ・しふと)</span> | ;<span id="パラダイム・シフト">パラダイム・シフト(ぱらだいむ・しふと)</span> | ||
:人々のものの見方・考え方を根本的に規定しているとされる概念(パラダイム)が大きく変化すること。 | :人々のものの見方・考え方を根本的に規定しているとされる概念(パラダイム)が大きく変化すること。 | ||
:*[[パラダイム・シフト/Paradigm Shift]] | :*[[パラダイム・シフト/Paradigm Shift]] | ||
+ | ;<span id="反駁">反駁(はんばく)</span> | ||
+ | :他人の主張や批判に対して論じ返すこと。反論。論駁。 | ||
+ | :*[[魔術師の反駁/Wizard's Retort]] | ||
;<span id="反目">反目(はんもく)</span> | ;<span id="反目">反目(はんもく)</span> | ||
:仲が悪く、対立すること。互いに目を反らしたり、相手の目の反対に自分を置きにらみあうこと。 | :仲が悪く、対立すること。互いに目を反らしたり、相手の目の反対に自分を置きにらみあうこと。 | ||
:*[[反目/Antagonism]] | :*[[反目/Antagonism]] | ||
:*[[反目殺しの評決/Feudkiller's Verdict]] | :*[[反目殺しの評決/Feudkiller's Verdict]] | ||
+ | ;<span id="氷震">氷震(ひょうしん)</span> | ||
+ | :地中・地表の氷が崩壊したときや、水が凍って膨張し地面を圧迫することで引き起こされる地震のこと。大きな爆発音を伴う。 | ||
+ | :主に氷河などで発生するが、寒波によって都市部で発生することもある。 | ||
+ | :*[[Icequake]] | ||
;<span id="日和見主義">日和見主義(ひよりみしゅぎ)</span> | ;<span id="日和見主義">日和見主義(ひよりみしゅぎ)</span> | ||
:趨勢定かならない時において、優勢な方に味方しようとして、事態のなりゆきに対して傍観者的態度をとること。 | :趨勢定かならない時において、優勢な方に味方しようとして、事態のなりゆきに対して傍観者的態度をとること。 | ||
356行: | 515行: | ||
:*[[カビーラの福音者/Kabira Evangel]] | :*[[カビーラの福音者/Kabira Evangel]] | ||
:*[[セレズニアの福音者/Selesnya Evangel]] | :*[[セレズニアの福音者/Selesnya Evangel]] | ||
+ | ;<span id="不遜">不遜(ふそん)</span> | ||
+ | :遜(へりくだ)る気持ちがないこと。思い上がっていること。驕り高ぶっていること。また、そのさま。 | ||
+ | :*[[不遜な歓楽者/Irreverent Revelers]] | ||
;<span id="不退転">不退転(ふたいてん)</span> | ;<span id="不退転">不退転(ふたいてん)</span> | ||
:決して退かず、また転向しないこと。転じて、ある信念や意思を絶対に貫き通そうとするさまをさす。 | :決して退かず、また転向しないこと。転じて、ある信念や意思を絶対に貫き通そうとするさまをさす。 | ||
:*[[不退転の大天使/Indomitable Archangel]] | :*[[不退転の大天使/Indomitable Archangel]] | ||
:*[[不退転の意志/Indomitable Will]] | :*[[不退転の意志/Indomitable Will]] | ||
+ | ;<span id="不撓">不撓(ふとう)</span> | ||
+ | :どのような困難にあっても屈しないこと。また、そのさま。「不撓不屈(不屈不撓)」の形でもよく使われる。 | ||
+ | :*[[不撓のクルーマ/Unyielding Krumar]] | ||
+ | ;<span id="無頼">無頼(ぶらい)</span> | ||
+ | :定職に就かず、無法な行いをすること。またそのさまや、そのような人。 | ||
+ | :*[[無情な無頼漢/Ruthless Knave]] | ||
+ | :*[[無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator]] | ||
;<span id="孵卵">孵卵(ふらん)</span> | ;<span id="孵卵">孵卵(ふらん)</span> | ||
:卵を孵(かえ)すこと。卵が孵(かえ)ること。 | :卵を孵(かえ)すこと。卵が孵(かえ)ること。 | ||
:*[[大蛇の孵卵器/Orochi Hatchery]] | :*[[大蛇の孵卵器/Orochi Hatchery]] | ||
:*[[孵卵するスパイク/Spike Hatcher]] | :*[[孵卵するスパイク/Spike Hatcher]] | ||
+ | ;<span id="プロパガンダ">プロパガンダ(ぷろぱがんだ)</span> | ||
+ | :人々を特定の思想・行動へ誘導する目的で行われる宣伝行為。特に政治的意図を持つ宣伝活動を指すことが多い。 | ||
+ | :*[[プロパガンダ/Propaganda]] | ||
;<span id="焚書">焚書(ふんしょ)</span> | ;<span id="焚書">焚書(ふんしょ)</span> | ||
:書物を焚き上げ、焼きすてること。思想弾圧の手段として、その思想にとって都合の悪いものについて行われた。 | :書物を焚き上げ、焼きすてること。思想弾圧の手段として、その思想にとって都合の悪いものについて行われた。 | ||
376行: | 548行: | ||
:*[[遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron]] | :*[[遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron]] | ||
:*[[遍歴の騎士/Knight Errant]] | :*[[遍歴の騎士/Knight Errant]] | ||
+ | ;<span id="包囲">包囲(ほうい)</span> | ||
+ | :要塞や城を攻める際に周りを取り囲んで補給や連絡を絶つ作戦。最終的に城壁を破壊して内部に乗り込む攻城戦も含み、そちらの意味を持つカードも多い。 | ||
+ | :*[[オーリオックの包囲そり/Auriok Siege Sled]] | ||
+ | :*[[包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Tower]] | ||
+ | :*[[グロータグの包囲抜け/Grotag Siege-Runner]] | ||
+ | :*[[腐りし者共、包囲せよ/Rotted Ones, Lay Siege]] | ||
+ | :*[[包囲ビヒモス/Siege Behemoth]] | ||
+ | :*[[包囲ドラゴン/Siege Dragon]] | ||
+ | :*[[包囲マストドン/Siege Mastodon]] | ||
+ | :*[[塔の包囲/Siege of Towers]] | ||
+ | :*[[包囲ワーム/Siege Wurm]] | ||
+ | :*[[包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander]] | ||
+ | :*[[包囲戦法/Siegecraft]] | ||
+ | :*[[包囲サイ/Siege Rhino]] | ||
;<span id="放蕩">放蕩(ほうとう)</span> | ;<span id="放蕩">放蕩(ほうとう)</span> | ||
:放らつに振るまい、自らのほしいままに身が蕩けているさま。転じて、酒や女におぼれて身持ちがおさまらないこと。 | :放らつに振るまい、自らのほしいままに身が蕩けているさま。転じて、酒や女におぼれて身持ちがおさまらないこと。 | ||
394行: | 580行: | ||
;<span id="無私">無私(むし)</span> | ;<span id="無私">無私(むし)</span> | ||
:私心・私欲のないこと。己を殺してでも尽くすさま。 | :私心・私欲のないこと。己を殺してでも尽くすさま。 | ||
+ | :*[[無私の勇者、レナ/Lena, Selfless Champion]] | ||
+ | :*[[無私の聖戦士/Selfless Cathar]] | ||
:*[[無私の浄霊者/Selfless Exorcist]] | :*[[無私の浄霊者/Selfless Exorcist]] | ||
+ | :*[[無私の霊魂/Selfless Spirit]] | ||
+ | :*[[無私の従者/Selfless Squire]] | ||
;<span id="村八分">村八分(むらはちぶ)</span> | ;<span id="村八分">村八分(むらはちぶ)</span> | ||
:江戸時代以来、村落で行われた制裁の一。規約違反などにより村の秩序を乱した者やその家族に対して、村民全部が申し合わせて絶交するもの。 | :江戸時代以来、村落で行われた制裁の一。規約違反などにより村の秩序を乱した者やその家族に対して、村民全部が申し合わせて絶交するもの。 | ||
415行: | 605行: | ||
:*[[盲信の審問官/Zealous Inquisitor]] | :*[[盲信の審問官/Zealous Inquisitor]] | ||
:*[[盲信的迫害/Zealous Persecution]] | :*[[盲信的迫害/Zealous Persecution]] | ||
+ | ;<span id="黙考">黙考(もっこう)</span> | ||
+ | :黙って考えること。 | ||
+ | :*[[沈思黙考/Contemplation]] | ||
+ | :*[[黙考の時間/Time to Reflect]] | ||
===ヤ行=== | ===ヤ行=== | ||
443行: | 637行: | ||
:夜が明けて朝になろうとする頃。転じて、新しく物事が始まろうとすること。または、その時。 | :夜が明けて朝になろうとする頃。転じて、新しく物事が始まろうとすること。または、その時。 | ||
:*[[黎明をもたらす者レイヤ/Reya Dawnbringer]] | :*[[黎明をもたらす者レイヤ/Reya Dawnbringer]] | ||
+ | :*[[黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker]] | ||
;<span id="列聖">列聖(れっせい)</span> | ;<span id="列聖">列聖(れっせい)</span> | ||
:歴代の君主のこと。また、キリスト教に於いて聖人(聖者)と認められること。関羽は関聖帝君として神格化されていることを踏まえて、英語名(Sainted Warrior)を宗教的に解釈している。 | :歴代の君主のこと。また、キリスト教に於いて聖人(聖者)と認められること。関羽は関聖帝君として神格化されていることを踏まえて、英語名(Sainted Warrior)を宗教的に解釈している。 | ||
:*[[列聖の武将 関羽/Guan Yu, Sainted Warrior]] | :*[[列聖の武将 関羽/Guan Yu, Sainted Warrior]] | ||
+ | :*[[血による列聖/Canonized in Blood]] | ||
;<span id="籠絡">籠絡(ろうらく)</span> | ;<span id="籠絡">籠絡(ろうらく)</span> | ||
:魚などを網で絡め籠に入れるがごとく、うまくまるめこんで自分の思う通りにあやつること。 | :魚などを網で絡め籠に入れるがごとく、うまくまるめこんで自分の思う通りにあやつること。 | ||
454行: | 650行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード名百科事典]] | *[[カード名百科事典]] | ||
+ | *[[カード名英語辞典]] | ||
*[[その他]] | *[[その他]] |
2023年12月3日 (日) 23:21時点における最新版
カード名で意味が分かりにくいと思われる語句とその解説。
ここは「概念・状態・行動など」を解説します。物(架空の存在を含む)の名前の場合はカード名百科事典を参照。
- まだ一部、分類が曖昧な場合があります。ご了承ください。特に、分類の異なる複数の意味を持つ用語の扱いは確定していません。
ページ内移動 ア行、カ行、サ行、タ行、ナ行、ハ行、マ行、ヤ行、ラ行、ワ行
[編集] 一覧
[編集] ア行
- 悪逆(あくぎゃく)
- 律令法に定められた八虐(8つの重罪)の第4位で、今で言う尊属殺。転じて、人の道に外れたひどい悪事・悪行を指す。
- 悪辣(あくらつ)
- 辛辣で、たちが悪いこと。あくどいこと。
- アニマ(あにま)
- (ラテン語における)霊魂。または、それを元にユングが定義した「自律性の根源の集合体」のこと。
- 一瞥(いちべつ)
- ひと目ちらっと見ること。
- 萎凋(いちょう)
- 植物がしおれること。なえしぼむこと。
- 因果応報(いんがおうほう)
- 元は仏教用語。前世における行為の結果として現在における幸不幸があり、現世における行為の結果として来世における幸不幸が生じるという考え方。
- 有為転変(ういてんぺん)
- 世の中のすべての形有る/形為すモノが絶えず流転・変化して、しばらくの間も同じ状態にとどまることがないこと。
- 穿つ(うがつ)
- (特に、細い物で)穴をあける。貫き通す。
- 有象無象(うぞうむぞう)
- 雑多なつまらぬ者たち。「有相無相」が変化した語で、象は当て字のようなものであり、動物としての象とは無関係である。
- 鬱蒼(うっそう)
- 草木がこんもりと生い茂るさま。樹木が茂って辺りが薄暗いさま。鬱葱とも書く。
- 永劫(えいごう)
- 限りなく長い年月。永久、永遠。「ようごう」とも読む。「Eon」「Aeon」の2つの訳語として使われるが、これは本来「Æon」と書き表すため。
- 壊疽(えそ)
- 局所的に壊死(えし、生体の一部組織が死滅すること)した状態。血液が凝固するため黒ずむ。
- 横溢(おういつ)
- 水がみなぎり溢れること。転じて、気力などが溢れるほど盛んなこと。汪溢とも書く。
- 鏖殺(おうさつ)
- 皆殺し。一人残らず殺すこと。
- 大立者(おおだてもの)
- ある分野で大きな権力を持ち、重要な立場にある人物。元は芝居の一座で、中心となる最もすぐれた俳優のこと。
[編集] カ行
- 会稽(かいけい)
- 故事成語「会稽の恥」の略。敗戦の恥辱。他人から受けた酷い辱め。または「会稽の恥をすすぐこと」。あだ討ち。仕返し。復讐。
- 悔悟(かいご)
- 自分の行為について後に悪かったとさとり、悔いること。後悔。
- 開墾(かいこん)
- 山林や原野を切り開いて、農耕のできる田畑にすること。
- 改竄(かいざん)
- 文書の字句などを書き直してしまうこと。普通、悪用する場合にいう。
- 回春(かいしゅん)
- 原意は病気が治ること。快復。
- 改悛(かいしゅん)
- 自分のおこないや態度が悪かったと反省し、心を改めること。
- 蓋世(がいせい)
- 世を覆いつくすほど勢いがあり、才能や気力が優れていること。
- 開闢(かいびゃく)
- あめつちのはじまり。元は中国語で開天闢地と書いたものを、日本で分かりやすく「天地開闢」と訳した語。
- カタストロフィ(かたすとろふぃ)
- (ギリシャ語における)自然界および人間社会の大変動。おおむね悲劇的な意も持つ。
- 換羽(かんう)
- 鳥の羽毛の抜けかわること。繁殖期を過ぎたあと、鳥の羽が一定の順序で抜けかわり更新する現象。羽がわり。
- 灌漑(かんがい)
- 農地に外部の水源から人工的に水を供給すること。
- 頑強(がんきょう)
- 頑固で屈せず強いさま。転じて、がっしりとして丈夫なさま。
- 艱苦(かんく)
- 悩み、つらく、苦しむこと。艱難辛苦。
- 癇癪、癇しゃく(かんしゃく)
- ちょっとのことにもすぐ怒る性質。怒りっぽいこと。また、その怒り。
- 奸謀(かんぼう)
- 悪巧み。奸計、奸策とも。
- 詭計(きけい)
- 人をだまし危地におとしいれる計略。
- 寄進(きしん)
- 神社・寺院・教会などに金銭・物品を寄付すること。
- 機知(きち)
- その場その場の機会に応じて活発に働く才知。
- 狐火(きつねび)
- 闇夜に山野などで光って見える、妖狐が熾したとされる燐火。光の異常屈折によるともという。狐の提灯。
- 義憤(ぎふん)
- 道義を元として起こる憤り。概ねそれに違えたものに対して憤る。
- 金言(きんげん)
- 元は仏教用語。人生や生活の上で尊重し模範とすべきすぐれた発言。
- 供犠(くぎ)
- 宗教学などで、特定の宗教的目的や共同体の結束のために、共同体が奉ずる神に犠牲を捧げること。
- なお、神河ブロック以降のカードでは「くぎ」ではなく「きょうぎ」と読むことになっている。
- 求道(ぐどう、きゅうどう)
- 宗教的悟りや真理の道を求めて修行すること。ただし「Seeker」はどちらかというと「捜索者」「探索者」の意を持つ。
- アムローの求道者/Amrou Seekers(あむろーのきゅうどうしゃ)
- 血の求道者/Blood Seeker
- 求道者/Seeker(ぐどうしゃ)
- 求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker
- 慧眼(けいがん)
- 物事の本質を見抜く聡い眼力。鋭い洞察力。
- 敬虔(けいけん)
- 神仏などを深く敬いつつしむさま。
- 囈語(げいご)
- ねごと、うわごと。とりとめのない世迷いごと。
- 啓蒙(けいもう)
- 蒙昧な世を理性の光で啓らまんとすること。人々に新しい知識を与え、教え導くこと。
- 逆鱗(げきりん)
- 古代中国の龍に1枚だけついている、逆さ向きの鱗(うろこ)。龍は普段は温厚だが、この鱗に触れられると激怒し、触れたものを即座に殺すという。
- 転じて、決して触れてはいけない物事のたとえ。また、特定の人物(特に皇帝)を激怒させてしまうことを「逆鱗に触れる」と言う。
- 解脱(げだつ)
- ヒンドゥー教や仏教などのインド宗教における概念。特に仏教では、煩悩に縛られている状態から解放され、輪廻などの苦しみを脱して自由の境地に到達することをいう。涅槃(ねはん)と同一視される。
- 検閲(けんえつ)
- 1.調べあらためること。2.公権力が文章や放送の内容を発表前に強制的に調べること。
- 賢智(けんち)
- 賢く智恵のあること。また、その人。
- 献杯(けんぱい)
- 敬意を表すため、相手に杯を差し出すこと。あるいは、故人を悼んで杯を捧げること。弔事における会食では、乾杯の代わりにこれを行う。
- 権謀術数(けんぼうじゅっすう)
- たくみに人をあざむく策略。数々の計略。
- 「権謀」は「権変(臨機応変)の謀略」、「術」「数」は「はかりごと」の意。
- 虎威(こい)
- 中国においては虎(とら)が百獣の王であり、そのため他の獣を恐れさせるという説から転じ、虎のような威勢を賞賛するさま。
- 薨(こう)
- 人が死ぬこと。特に皇族・諸侯の死。
- 高潔(こうけつ)
- 心が気高く、清らかであること(さま)。
- 恍惚(こうこつ)
- (心を奪われて)放心し、うっとりしているさま。
- 亢進(こうしん)
- (気持ちや病勢などの)度合いが通常より高まること。昂進/高進とも。
- 広漠(こうばく)
- 広々として漠然としており、果てしないさま。
- 故買(こばい)
- 盗品であることを知りながら買うこと。窩主買い(けいずかい)ともいう。日本では刑法に基づき処罰の対象となる。
- 蠱惑(こわく)
- 人の心を、妖しい魅力で惑わすこと。たぶらかすこと。
- 困憊(こんぱい)
- ひどく疲れること。疲れて動けないこと。
- 金輪際(こんりんざい)
- 仏教用語で大地の最底部のこと。そこから「とことんまで」「徹底的に」の意味に用いられ、後に打ち消しの語を伴って「(強い決意を持って)断じて〜しない」の意味となった。
[編集] サ行
- 最後の審判(さいごのしんぱん)
- 拝火教で、闘争に勝利した善神アフラ=マズダが悪神アーリマンの側に就いた者を裁く、善悪の闘争の最終局面。世界三大宗教に移入される。
- 拝火教の思想を取り入れたキリスト教では、ハルマゲドンにおいて神が人々の罪業を暴き、審判されるという伝承のこと。
- 慚愧(ざんき)
- 自らの行為を反省し、深く恥じ入ること。慙愧とも。
- 三顧(さんこ)
- 蜀の劉備が諸葛亮を軍師に迎えようとして、その庵を三度訪れた故事(三顧の礼)から、人に何かを頼む際に何度も訪問して礼を尽くすこと。
- 簒奪(さんだつ)
- 君主の地位を奪い取ること。本来継承資格のない者や、継承順位の低い者が、武力や政治的圧力で無理やり君主の地位を得るという意味合いが含まれる。
- 視野狭窄(しやきょうさく)
- 視野が周辺や中心から狭くなる状態。網膜色素変性症・緑内障・網膜剥離などのほか、視神経路の障害によって起こる。転じて、(限られたものに意識を集中してしまい)周りが見えなくなっている状態、また、その状態の人を指す。
- 瀉血(しゃけつ)
- 主に治療目的として、血液を体外を排出することで、血液中に含まれる害を取り除くこと。
- 蒐集(しゅうしゅう)
- 趣味や研究のためにものを集めること。コレクション。「蒐」が常用漢字でないため「収集」と書くこともあり、また「収集」は「寄せ集めること」を意味する言葉として「蒐集」と区別することもある。
- 終末論(しゅうまつろん)
- 現世の最後についての教説。個人あるいは民族・人類の死を論じて、救済・審判や他界(天国・浄土・地獄)・復活・転生などを問題にする。
- 特にキリスト教では、世界の終末の到来とそれにおけるキリストの再臨・人類の復活・最後の審判を説き、重要な教説となっている。
- 収斂(しゅうれん)
- 縮んで一箇所に集まること。収束。「斂」の字が常用外のため、最近は「収れん」と書くことが多い。
- 呪詛(じゅそ)
- 特定の人に災いがかかるように、いわゆる疫病神、祟り神、縁者の怨霊、精霊、悪魔に災厄を願うこと。呪術。
- 殉教(じゅんきょう)
- 自らの信仰する宗教にのために命を落とすこと。
- 焼灼(しょうしゃく)
- 焼くこと。焼けること。特に、外科で、薬品・電気で病組織を焼く治療法。
- 憔悴(しょうすい)
- 心痛や病気のためにやせおとろえること。やつれること。
- 「Fatigue」は「憔悴」と訳されているが本来は「疲労」の意。
- 招聘(しょうへい)
- 礼儀を尽くして人を招くこと。
- 贖罪(しょくざい)
- 善行を積んだり金品を出したりして、犯した罪を償うこと。キリスト教において特に重要な概念である。
- 叙爵(じょしゃく)
- 爵位を授けること。
- 抒情(じょじょう)
- 感情を述べ表すこと。叙情。
- 燼滅(じんめつ)
- 焼き尽くすこと。滅ぼすこと。また、滅びてなくなること。
- 出納(すいとう)
- 金銭や物品を出し入れすること。
- 聖餐式(せいさんしき)
- イエスが最後の晩餐でパンと葡萄(ぶどう)酒をとり「これはわたしの身体わたしの血である」と言い、新しい契約(新約)として弟子たちに分け与えたことに基づく儀式。
- 星霜(せいそう)
- 年月(としつき)、歳月のこと。星は1年で天を1周し、霜は毎年降りることから。「幾星霜(いくせいそう、苦労や努力を重ねた上での長い年月)」の形でもよく使われる。
- 聖別(せいべつ)
- キリスト教用語。聖なる使用に充てるため、人や物を儀礼的に清め、世俗的な用途から区別すること。前述の聖餐式におけるパンと葡萄酒が代表的。
- 遷延(せんえん)
- 長引くこと。延び延びになること。
- 漸減(ぜんげん)
- だんだんと減っていくこと。逆に、だんだんと増えていくことを「漸増(ぜんぞう)」と言う。
- 想起(そうき)
- 想い起こすこと。前にあったことを思い浮かべること。
- 喪心(そうしん)
- 魂が抜けたようにぼんやりすること。または、意識を失うこと。喪神とも書く。
- 沮喪(そそう)
- 気力がくじけて、勢いがなくなること。
- 尊大(そんだい)
- おごりたかぶること。偉そうにして、他人を見下すような態度をとること。また、そのようなさま。高慢。横柄。
[編集] タ行
- 対置(たいち)
- 対照するように置くこと。相対して位置させること。
- 卓絶(たくぜつ)
- 他に比較するもののないほどにすぐれていること。卓の上を絶しているほどすぐれていること。
- 胆汁(たんじゅう)
- 肝臓で生成される黄褐色の体液。古代医学では人間には血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁の四種類の体液があり、これらのバランスが崩れる事で病気になるという考えがあった。
- 短絡(たんらく)
- 電気回路において、電位差のある二点が少ない抵抗で接続されてしまうこと。発火などの原因となる。
- 日本では「ショート(サーキット)」と言った方が通じやすい。
- 物事を深く考えないことを指す「短絡的」の語源でもある。
- 耽溺(たんでき)
- 一つの物事に夢中になって、他の物事を顧みないこと。主に酒、色事、賭け事など、不健全な遊びに溺れることをいう。
- 鋳造(ちゅうぞう)
- 金属などを溶かし、鋳型に注ぎ込んで、目的の形を造り上げること。
- 打擲(ちょうちゃく)
- (人を)殴り、ぶつこと。打ち叩くこと。
- 番い(つがい)
- ふたつのものが合わさった一組のこと。一対。転じて、雄雌(男女)の一組。夫婦。
- 泥濘(でいねい)
- 水分が多いため地面が柔らかくなっているところ。ぬかるみ。
- 敵愾心(てきがいしん)
- 相手に対する憤りや闘争心。
- デジャ・ヴュ(déjà vu)
- フランス語において、一度も経験したことのないことが、いつかどこかですでに経験したことであるかのように感じられること。既視感。
- 天啓(てんけい)
- 天からの啓示。おおむね、神のみちびきと解釈される。
- 天稟(てんぴん)
- 生まれつきの才能。天性。
- 投擲(とうてき)
- (特に武器を)投げること。
- 登臨(とうりん)
- 高い所に登って下方を眺めわたすこと。または、君主の地位に就いて人民を治めること。
- ときの声(ときのこえ)
- 戦いの際、士気を鼓舞するために大勢が一斉に叫ぶ声。漢字で書くと「鬨の声」。喊声。
- 篤信(とくしん)
- 信仰に篤(あつ)いこと。信仰に対し心が込められているさま。
- 督戦(とくせん)
- 部下を監督し励まし戦わせること。
- 屠殺(とさつ)
- 家畜などを殺すこと。
- 「Slaughter」はカード名では「屠殺」と訳されるが、他に「大量殺人。虐殺」の意味も持つ。
- 土着(どちゃく)
- その土地に長く住み着いていること。また、その土地に先住している者を表す語。
- 遁走(とんそう)
- 何らかの手を尽くして逃げ走ること。
- 屯田(とんでん)
- 辺境の未開拓地域に兵士を住まわせ、平時には開拓や農業を行わせ、有事の際には軍隊に動員する制度。
[編集] ナ行
- 二枚舌(にまいじた)
- 前と食い違うことを平気で言うこと。うそを言うこと。
- 年季奉公(ねんきぼうこう)
- 契約時に年季を定め、その間奉公すること。年季勤め。
[編集] ハ行
- 破戒(はかい)
- 聖職者が、属する宗教の戒律を破ること。
- 驀進(ばくしん)
- まっしぐらに進むこと。邁進とも。
- 薄暮(はくぼ)
- 夕方の暗くなりかけたころ。夕暮れ。「薄」は「ちかづく・せまる」の意味。
- 剥離(はくり)
- 何かが剥がれ離れること。または、はがしとること。
- 把捉(はそく)
- (意味などを)しっかりつかむこと。理解すること。
- パラダイム・シフト(ぱらだいむ・しふと)
- 人々のものの見方・考え方を根本的に規定しているとされる概念(パラダイム)が大きく変化すること。
- 反駁(はんばく)
- 他人の主張や批判に対して論じ返すこと。反論。論駁。
- 反目(はんもく)
- 仲が悪く、対立すること。互いに目を反らしたり、相手の目の反対に自分を置きにらみあうこと。
- 氷震(ひょうしん)
- 地中・地表の氷が崩壊したときや、水が凍って膨張し地面を圧迫することで引き起こされる地震のこと。大きな爆発音を伴う。
- 主に氷河などで発生するが、寒波によって都市部で発生することもある。
- 日和見主義(ひよりみしゅぎ)
- 趨勢定かならない時において、優勢な方に味方しようとして、事態のなりゆきに対して傍観者的態度をとること。
- 賦活(ふかつ)
- 活力を与えること。活性化させること。
- 福音(ふくいん)
- 1. 〔(ギリシヤ) evangelion〕キリスト教で、イエスの十字架上の死と復活を通して啓示された救いの教え。ゴスペル。
- 2. 喜ばしい知らせ。本来、日本語としてはこちらが正しく、キリスト教が日本に伝わった際に1の訳語として福音が充てられた。
- 不遜(ふそん)
- 遜(へりくだ)る気持ちがないこと。思い上がっていること。驕り高ぶっていること。また、そのさま。
- 不退転(ふたいてん)
- 決して退かず、また転向しないこと。転じて、ある信念や意思を絶対に貫き通そうとするさまをさす。
- 不撓(ふとう)
- どのような困難にあっても屈しないこと。また、そのさま。「不撓不屈(不屈不撓)」の形でもよく使われる。
- 無頼(ぶらい)
- 定職に就かず、無法な行いをすること。またそのさまや、そのような人。
- 孵卵(ふらん)
- 卵を孵(かえ)すこと。卵が孵(かえ)ること。
- プロパガンダ(ぷろぱがんだ)
- 人々を特定の思想・行動へ誘導する目的で行われる宣伝行為。特に政治的意図を持つ宣伝活動を指すことが多い。
- 焚書(ふんしょ)
- 書物を焚き上げ、焼きすてること。思想弾圧の手段として、その思想にとって都合の悪いものについて行われた。
- 僻遠(へきえん)
- 国などの中心となる地域から遠く離れている僻地のこと。また、そのような所。
- 遍歴(へんれき)
- 主に、見聞を重ねるためにいろいろな地方を遍く巡り歩くこと。
- 包囲(ほうい)
- 要塞や城を攻める際に周りを取り囲んで補給や連絡を絶つ作戦。最終的に城壁を破壊して内部に乗り込む攻城戦も含み、そちらの意味を持つカードも多い。
- 放蕩(ほうとう)
- 放らつに振るまい、自らのほしいままに身が蕩けているさま。転じて、酒や女におぼれて身持ちがおさまらないこと。
- ただしProdigalや放蕩には「贅沢な」「惜しみない」という意味もあるので、こちらが正しいと言える。
- 卜占(ぼくせん)
- 占い。占卜(せんぼく)。「卜」とは、元は亀の甲を焼きそのヒビの入り方によって占う「亀甲占い」のヒビを表す語。
- 奔流(ほんりゅう)
- 激しい勢いの流れ。
[編集] マ行
- 妙計(みょうけい)
- 妙なる計。すぐれたはかりごと。
- 無私(むし)
- 私心・私欲のないこと。己を殺してでも尽くすさま。
- 村八分(むらはちぶ)
- 江戸時代以来、村落で行われた制裁の一。規約違反などにより村の秩序を乱した者やその家族に対して、村民全部が申し合わせて絶交するもの。
- 「八分」とは、葬式・鎮火を除く、村で共同すべき行いのうちの8つのこと。年忌法要や結婚式などが該当する。
- 盲信(もうしん)
- 理由もなく深く信じ込むこと。妄信。
- カード名では「Zeal/Zealot/Zealous」が「盲信/盲信者/盲信の・盲信的」と訳されているが、本来「Zeal」は「熱心、熱中、熱意」の意(盲信ではない)。
- アラボーンの盲信者/Alaborn Zealot
- 炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot
- カローナの盲信者/Karona's Zealot
- キスキンの盲信者/Kithkin Zealot
- 秘教の盲信者/Mystic Zealot
- セラの盲信者/Serra Zealot
- 盲信のうねり/Surge of Zeal
- ヴィリジアンの盲信者/Viridian Zealot
- ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec
- ダルの盲信者/Zealots en-Dal
- 盲信の守護者/Zealous Guardian
- 盲信の審問官/Zealous Inquisitor
- 盲信的迫害/Zealous Persecution
- 黙考(もっこう)
- 黙って考えること。
[編集] ヤ行
- 矢ぶすま(やぶすま)
- 射手がすきまなく並んだ列。また、一面にすきまなく矢を射ること。
- 遊離(ゆうり)
- 他のものと離れ、遊ぶがごとく存在すること。
- 溶暗(ようあん)
- 映像や音が次第に消えていくこと。
[編集] ラ行
- 律動(りつどう)
- ある動きが規則的に繰り返されること。またはその動き。リズム。
- 臨機応変(りんきおうへん)
- その時々の機会や状況の変化に応じて、適切な処置を施すこと。
- 輪作(りんさく)
- 地力の維持と病虫害の定着をさけるため、同じ土地に異なる作物を一定の期間を置いて周期的に栽培すること。
- 流転(るてん)
- 川の水が転じることなく流れるように、物事が絶え間なく移り変わっていくさま。また、仏教用語で生き物が死んだ後生まれ変わることを繰り返すこと。
- 黎明(れいめい)
- 夜が明けて朝になろうとする頃。転じて、新しく物事が始まろうとすること。または、その時。
- 列聖(れっせい)
- 歴代の君主のこと。また、キリスト教に於いて聖人(聖者)と認められること。関羽は関聖帝君として神格化されていることを踏まえて、英語名(Sainted Warrior)を宗教的に解釈している。
- 籠絡(ろうらく)
- 魚などを網で絡め籠に入れるがごとく、うまくまるめこんで自分の思う通りにあやつること。