視野狭窄/Tunnel Vision
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Tunnel Vision / 視野狭窄 (5)(青)
ソーサリー
ソーサリー
カード名を1つ選ぶ。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーを、その名前のカードが公開されるまで上から1枚ずつ公開する。そのカードが公開されたなら、そのプレイヤーは公開された残りのカードを自分の墓地に置き、その選ばれた名前のカードを自分のライブラリーの一番上に置く。そうでないなら、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。
Demonic Consultation風の呪文。よく黒にあった変則サーチが対戦相手にも使えるようになった。対戦相手に使うならライブラリー破壊、自分に使うならサーチとなる。ただし、うまいこと指定したカードが当たればの話だが。
サーチとして使うにはコストもリスクも大きいので、対戦相手に使う方がメインだろうか。これでライブラリーアウトを狙うならごみ引きずり/Junktrollerや糾弾/Condemnなどで、対戦相手のライブラリーの一番下のカードが何かわかる状態にしないと効果が低いだろう。ただし、それで下に置いたカードが他にも数枚入っていると確実ではないので注意が必要である。道化の帽子/Jester's Capを併せて使い、下に置きたいのと同名のカードを抜くと良い。1枚挿しのフィニッシャー辺りを狙ってみるのも良い。
ごみ引きずりや霊都の灯籠/Reito Lanternは、自分に使う場合にも有効。ある1つのカードを何らかの方法で墓地に置いて、それと同名カードがライブラリーにない時に、前述のカードでライブラリーの一番下に仕込む。その後、視野狭窄で一番下に仕込んだカード名を指定すればライブラリーがほとんど墓地に置かれるのでブラウズディガーの出来上がり。また、補充/Replenishなどの墓地活用と併せるのも悪くない。
- 勘違いされることがあるが、指定したカードが見つからなかった場合、公開したカードはまだライブラリーに存在しているので、公開したすべてのカードをそのまま切り直してライブラリーにすることになる。
- カード名を指定するのは、対象になったプレイヤーではなくあなたである。
- 指定するカード名に制限は無いので、ライブラリーに入っていない(と思われる)カード名を指定してもよい。この場合は、対戦相手のライブラリーを確実に全て見ることができるという利点がある。重すぎだが。
- 上記の通り、そんなことをしても「ライブラリーが全部墓地に行く」などということは無い。
- ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomistと一緒に使えば、狙ったカードを使えなくさせることもできなくはない。ただし、シアクーの能力の解決後に視野狭窄が解決されるので、ここから更に青か黒の呪文を唱える必要がある。
- 指定されたカードはライブラリーの一番上に置かれるため、次のターン、まだ対戦相手はカードを引くことが可能。ライブラリーアウトを狙うのであれば、吠えたける鉱山/Howling Mine、三日月の神/Kami of the Crescent Moonなど、複数枚ドローさせる状況を整えておこう。
- 日本語訳の通り、tunnel visionは通常「視野狭窄」「偏狭」をさすが、イラストは文字通り「トンネルを掘るように呪文書(ライブラリー)を見通してサーチする」ようなものになっている。