双頭のケルベロス/Two-Headed Cerberus

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(新規作成(未評価))
 
 
(8人の利用者による、間の13版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Two-Headed Cerberus}}
 
{{#card:Two-Headed Cerberus}}
  
{{未評価|テーロス}}
+
[[二段攻撃]]を持つ[[赤]]の[[クリーチャー]]。
 +
 
 +
[[ボロスの速太刀/Boros Swiftblade]]や[[炉火のホブゴブリン/Hearthfire Hobgoblin]]と比べるとかなり見劣りする性能だが、[[パワー]][[強化]]と相性がよいのは他の二段攻撃持ちと同じ。[[リミテッド]]では各種[[授与]][[カード]]の[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]先としてうってつけのクリーチャーと言える。
 +
 
 +
[[構築]]ではあまり強力なカードとは言えないが、[[コモン]]で最初から二段攻撃を持つクリーチャーは希少(これが初)であり、コモンカードしか使えない[[パウパー]]では貴重な存在。
 +
 
 +
*[[カード名]]に「双頭の/Two-Headed」とあるが、[[双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon]]などと異なり、[[威迫]]や[[複数のクリーチャーをブロックするカード|複数のクリーチャーをブロックできる能力]]を持つわけではない。
 +
*モチーフはギリシャ神話の怪物、[[Wikipedia:ja:オルトロス|オルトロス]]だろう。たてがみと尾が蛇になった双頭の犬で、テューポーンとエキドナの息子、[[ケルベロス/Cerberus|ケルベロス]]、[[ハイドラ|ヒュドラー]]、[[キマイラ]]などの兄弟に当たる。また母エキドナとの間に[[羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion|ネメアーの獅子]]や[[スフィンクス|スピンクス]]をもうけている。
 +
**ギリシャ神話におけるケルベロスは固有名であり、オルトロスとは別の個体だが、[[テーロス/Theros]]における[[ケルベロス/Cerberus]]は種族名であり、双頭のものも三頭のものもこれに含まれる。
 +
*同[[ブロック (総称)|ブロック]]の[[ニクスへの旅]]で[[上位互換]]の[[予言の炎語り/Prophetic Flamespeaker]]が登場。
 +
*初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[猟犬]]だったが、[[基本セット2021]]発売に伴う[[2020年]]6月の[[オラクル]]更新により[[犬]]に変更された<ref>[https://web.archive.org/web/20220129044354/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/core-set-2021-update-bulletin-2020-06-23 Core Set 2021 Update Bulletin(Internet Archive)](News 2020年6月23日 [[Eli Shiffrin]]著)</ref>(猟犬は[[廃止されたクリーチャー・タイプ|廃止]])。
 +
 
 +
==脚注==
 +
<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[ケルベロス/Cerberus]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:テーロス]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:テーロス]] - [[コモン]]

2023年7月27日 (木) 17:08時点における最新版


Two-Headed Cerberus / 双頭のケルベロス (1)(赤)(赤)
クリーチャー — 犬(Dog)

二段攻撃(このクリーチャーは先制攻撃と通常の戦闘ダメージの両方を与える。)

1/2

二段攻撃を持つクリーチャー

ボロスの速太刀/Boros Swiftblade炉火のホブゴブリン/Hearthfire Hobgoblinと比べるとかなり見劣りする性能だが、パワー強化と相性がよいのは他の二段攻撃持ちと同じ。リミテッドでは各種授与カードエンチャント先としてうってつけのクリーチャーと言える。

構築ではあまり強力なカードとは言えないが、コモンで最初から二段攻撃を持つクリーチャーは希少(これが初)であり、コモンカードしか使えないパウパーでは貴重な存在。

[編集] 脚注

  1. Core Set 2021 Update Bulletin(Internet Archive)(News 2020年6月23日 Eli Shiffrin著)

[編集] 参考

MOBILE