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=卵/Egg(クリーチャー・タイプ) [#type]=
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{{Otheruses|クリーチャー・タイプ|オデッセイのサイクル|(サイクル)}}
 
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'''卵'''/''Egg''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。
[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。[[赤]]と[[アーティファクト・クリーチャー]]に存在する。
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イメージ通り一定の条件を満たすと孵化し、強力な[[クリーチャー]]が生まれてくる。
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{{#card:Rukh Egg}}
 
{{#card:Rukh Egg}}
 
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{{#card:Dragon Egg}}
 
{{#card:Summoner's Egg}}
 
{{#card:Summoner's Egg}}
  
{{#card:Chicken Egg}}
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初出は[[アラビアンナイト]]の[[ルフ鳥の卵/Rukh Egg]]。[[アングルード]]では[[Chicken Egg]]が登場し、[[2007年9月サブタイプ変更]]では[[召喚者の卵/Summoner's Egg]]が新たな卵となった。
  
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クリーチャー・タイプとしては曖昧で不明瞭な[[サブタイプ]]だったためか、[[2010年]]7月のオラクル更新でルフ鳥の卵は鳥に、召喚者の卵は[[構築物]]にそれぞれ変更され、[[アン・ゲーム]]以外では一時期のあいだ[[廃止されたクリーチャー・タイプ|廃止]]されてしまっていた。
  
当初は2体しか存在せず、それぞれ初出が[[アラビアンナイト]][[アングルード]]とかなり古く、長い間新種が出ていなかった。
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しかし、[[基本セット2019]][[ドラゴンの卵/Dragon Egg]][[再録]]された際に復活。前述のカードに加え[[ロック鳥の卵/Roc Egg]][[ルーデヴィックの実験材料/Ludevic's Test Subject]]が、成長後のクリーチャー・タイプも含めたサブタイプに変更された。
だが、[[ルフ鳥の卵/Rukh Egg]]はクリーチャー・タイプの大幅な改訂があった[[第9版]]に[[再録]]されたときも卵であったため絶滅の心配は無いとされていた。
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そして2007年9月の[[Oracle]]改訂により、それまでクリーチャー・タイプを持っていなかった[[召喚者の卵/Summoner's Egg]]もタイプが与えられ卵となった。
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*赤の卵と同じコンセプトで作られたクリーチャーに[[ロック鳥の雛/Roc Hatchling]]がいる。
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[[]]以外の各色と[[無色]]に存在する。いずれも[[パワー]]は0で、一定の条件を満たすと「孵化」し、強力な[[クリーチャー]]が生まれてきたり[[強化]]される[[能力]]を持つ。[[エルダー]]や[[ミュータント]]などと同様、身体的状態を表すクリーチャー・タイプであるため、少数の例外を除き成長後のクリーチャー・タイプを併せ持つ。
こちらは「雛」という名前から分かるとおり始めから[[]]である。
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「孵化する前」でなく「孵化したて」ということなのだろう。
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==参考==
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卵を参照する[[カード]][[巣を守る者、アトラ・パラーニ/Atla Palani, Nest Tender]]が存在する。
*[[サブタイプ:Egg|卵(Egg)で検索]]
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*[[クリーチャー・タイプ解説]]
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卵を含むクリーチャー・[[トークン]]を[[生成]]するカードに、[[巣ごもりドラゴン/Nesting Dragon]]と巣を守る者、アトラ・パラーニが存在する。
=卵/Egg(サイクル) [#cycle]=
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[[オデッセイ]]に登場した、[[友好色]]2[[]]への[[マナフィルター]][[キャントリップ]][[能力]]を持つ使い切り[[アーティファクト]][[サイクル]]。
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*「古老」を意味する[[エルダー]]とは対極に位置するクリーチャー・タイプである。卵が復活した基本セット2019には[[策略の龍、アルカデス/Arcades, the Strategist|エルダー・ドラゴンのサイクル]]が収録されているが、これと全くの無関係ではないだろう。
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*卵と同じコンセプトで作られたクリーチャーに[[ロック鳥の雛/Roc Hatchling]]がいる。そちらは「雛」であることからか、始めから[[]]であった。「孵化する前」でなく「孵化したて」ということなのだろう。
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*同名の「卵・[[カウンター (目印)|カウンター]]」が存在する([[転生するデアリガズ/Darigaaz Reincarnated]])。
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*このクリーチャー・タイプが復活したのは、[[巣ごもりドラゴン/Nesting Dragon]]を表現するのに必要だったからである<ref>[https://twitter.com/GavinVerhey/status/1515719698134048775 @GavinVerhey](Twitter [[2022年]]4月18日)</ref>
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*[[ロック鳥の卵/Roc Egg]]以降、卵が能動的に攻撃できるのは不自然な為か[[防衛]]を持たされることが多い。
  
*[[スカイクラウドの卵/Skycloud Egg]]
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==脚注==
*[[ダークウォーターの卵/Darkwater Egg]]
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<references />
*[[シャドーブラッドの卵/Shadowblood Egg]]
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*[[モスファイアの卵/Mossfire Egg]]
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*[[サングラスの卵/Sungrass Egg]]
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[[色マナ]]の確保と[[デッキ圧縮]][[効果]]を買われ、[[ターボバランス]]に採用された。
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==参考==
また、[[ナントゥーコの祭殿/Nantuko Shrine]]との[[ギミック]]が開発され、[[スクランブルエッグ]]や[[卵対立]]が生み出された。
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*{{WHISPER検索/サブタイプ|Egg|卵(Egg)}}
さらに[[エクステンデッド]]でも、[[サニー・サイド・アップ]]の中核となっている(ちなみに、"sunny side up"とは目玉焼きのこと)。
+
*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Egg}|卵(Egg)}}
<!-- デッキ名の由来はスクランブルエッグや卵対立もそうなので、サニーサイドアップの意味を言えばわざわざ言わなくてもいいでしょう。 -->
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*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
<!-- さらに、それらよりもかなり後の2006年には、[[エクステンデッド]]で[[サニー・サイド・アップ]]というデッキに用いられ、デッキ名の由来にまでなった(サニー・サイド・アップとは目玉焼きのこと)。
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[[Category:クリーチャー・タイプ|たまこ]]
サニーサイドアップは06年エクテン初出のデッキではありません。 -->
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*[[彩色の宝球/Chromatic Sphere]]の2色版といった雰囲気のカード。
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「2マナ分フィルター」という効果は後の[[テラリオン/Terrarion]]にも受け継がれている。
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==参考==
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*[[カードの俗称]]
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2022年12月21日 (水) 17:23時点における最新版

/Eggは、クリーチャー・タイプの1つ。


Rukh Egg / ルフ鳥の卵 (3)(赤)
クリーチャー — 鳥(Bird) 卵(Egg)

ルフ鳥の卵が死亡したとき、次の終了ステップの開始時に、飛行を持つ赤の4/4の鳥(Bird)クリーチャー・トークンを1体生成する。

0/3


Dragon Egg / ドラゴンの卵 (2)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon) 卵(Egg)

防衛
ドラゴンの卵が死亡したとき、飛行と「(赤):ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。」を持つ赤の2/2のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

0/2


Summoner's Egg / 召喚者の卵 (4)
アーティファクト クリーチャー — 卵(Egg)

刻印 ― 召喚者の卵が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札にあるカード1枚を裏向きで追放してもよい。
召喚者の卵が死亡したとき、その追放されている裏向きのカードを表向きにする。それがクリーチャー・カードである場合、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。

0/4

初出はアラビアンナイトルフ鳥の卵/Rukh EggアングルードではChicken Eggが登場し、2007年9月サブタイプ変更では召喚者の卵/Summoner's Eggが新たな卵となった。

クリーチャー・タイプとしては曖昧で不明瞭なサブタイプだったためか、2010年7月のオラクル更新でルフ鳥の卵は鳥に、召喚者の卵は構築物にそれぞれ変更され、アン・ゲーム以外では一時期のあいだ廃止されてしまっていた。

しかし、基本セット2019ドラゴンの卵/Dragon Egg再録された際に復活。前述のカードに加えロック鳥の卵/Roc Eggルーデヴィックの実験材料/Ludevic's Test Subjectが、成長後のクリーチャー・タイプも含めたサブタイプに変更された。

以外の各色と無色に存在する。いずれもパワーは0で、一定の条件を満たすと「孵化」し、強力なクリーチャーが生まれてきたり強化される能力を持つ。エルダーミュータントなどと同様、身体的状態を表すクリーチャー・タイプであるため、少数の例外を除き成長後のクリーチャー・タイプを併せ持つ。

卵を参照するカード巣を守る者、アトラ・パラーニ/Atla Palani, Nest Tenderが存在する。

卵を含むクリーチャー・トークン生成するカードに、巣ごもりドラゴン/Nesting Dragonと巣を守る者、アトラ・パラーニが存在する。

[編集] 脚注

  1. @GavinVerhey(Twitter 2022年4月18日)

[編集] 参考

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