吸血鬼の公証人/Vampire Scrivener
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*[[カード個別評価:ニューカペナの街角]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ニューカペナの街角]] - [[アンコモン]] |
2022年11月23日 (水) 03:30時点における版
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 邪術師(Warlock)
飛行
あなたのターン中にあなたがライフを得るたび、吸血鬼の公証人の上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたのターン中にあなたがライフを失うたび、吸血鬼の公証人の上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたのターン中限定で、ライフロスとライフゲインの両方に反応して+1/+1カウンターが乗る吸血鬼・邪術師。
素の性能は2/2飛行と、5マナであることを考えるとあまりに頼りないが、絆魂やドレイン、ライフをコストにする呪文や能力の全てがサイズに影響を及ぼす。
リミテッドでは飛行を持つファッティに育てばエンドカードともなる。酒場の詐取師/Tavern Swindlerの起動型能力で成功すれば一気に+1/+1カウンターが2個、失敗しても1個乗る。ただし自分のターン限定なので、その運用ではあちらがクリーチャーとして機能しなくなることには注意。
除去耐性は特に無く、速効性のフィニッシャー級が求められるマナ域なのもあって、構築ではコンボ的な使い方をしたい。あくまで何かの効果で得るのが主となる回復と比べ、ライフを失うのは起動コストで自発的に繰り返すことができ、特に1点ずつ支払う以外の起動コストのないもの(モダンに存在する血の壁/Wall of Bloodなど)であればライフの続くかぎり何度も続けて誘発させられる。召喚酔いなど課題はあるが、憎悪/Hatredさながらに一気にリーサルを決めることも可能。登場時のスタンダードで回数制限が無く、かつ能動的にインスタント・タイミングで1点ずつライフを支払う手段としては6マナ域に見捨てられし者の王/Lord of the Forsakenが、ソーサリー・タイミングまで含めると3マナ域にハンド・オヴ・ヴェクナ/Hand of Vecna(手札が1枚の時)が存在している。
- ライフを得るたびに強化されるクリーチャーはアジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemateをはじめ多く存在するが、ライフを失うたびに強化が誘発するのはこれまで基本セット2020の復讐に燃えた戦長/Vengeful Warchief(各ターン最初の1回だけ誘発)のみ。常在型能力としては統率者2019にプレデターの艦長、グレヴェン/Greven, Predator Captainがいる。
- 基本セット2020には、ライフを失うたびドローできる血の取引者、ヴィリス/Vilis, Broker of Bloodも収録されている。
MTGアリーナにおける再調整
MTGアリーナ専用カード
Vampire Scrivener / 吸血鬼の公証人 (3)(黒)クリーチャー
あなたのターン中にあなたがライフを得るたび、吸血鬼の公証人の上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたのターン中にあなたがライフを失うたび、吸血鬼の公証人の上に+1/+1カウンター1個を置く。
2022年10月6日、アルケミー用に再調整が行われた。単純にコストが1マナ減ったことで、使いやすくなったが、このクリーチャーの能力で+1/+1カウンターを置けるのは自分のターンだけ。その為別の手段で守らないと除去されやすい欠点は調整前と同様である。