クラス
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− | クラス・カードは通常のカードとレイアウトが異なり、左半分が[[イラスト]]、右半分が[[文章欄]] | + | クラス・カードは通常のカードとレイアウトが異なり、左半分が[[イラスト]]、右半分が[[文章欄]]となっており、文章欄は'''クラス・レベル棒'''/''class level bar''が2本書かれている({{Gatherer|id=528597|カード画像}})。クラス・レベル棒は[[キーワード能力]]であり、その[[起動型能力]]の[[起動コスト]]とレベル数を含む。クラス・レベル棒と同じ枠内に書かれている[[能力]]は、その[[常在型能力]]の一部である。 |
− | 「[コスト]:レベルN ― [能力]/[Cost]:Level N - [Abilities]」は、「[コスト]:このクラスのレベルはNになる。この能力はこのクラスのレベルがN- | + | 「[コスト]:レベルN ― [能力]/[Cost]:Level N - [Abilities]」は、「[コスト]:このクラスのレベルはNになる。この能力はこのクラスのレベルがN-1でなければ[[起動]]できず、[[ソーサリー・タイミング|ソーサリーとしてのみ起動できる]]。」と「このクラスのレベルがN以上であるかぎり、これは[能力]を持つ。」を意味する。 |
レベルは、すべての[[パーマネント]]が持ちうる記号である。クラスは、クラスであることを止めたとしても、そのレベルを維持する。レベルは[[コピー可能な値]]ではない。ルールや効果がパーマネントのレベルを参照する場合、そのパーマネントがレベルを持っていなかったなら、そのレベルが1であるかのように扱う。 | レベルは、すべての[[パーマネント]]が持ちうる記号である。クラスは、クラスであることを止めたとしても、そのレベルを維持する。レベルは[[コピー可能な値]]ではない。ルールや効果がパーマネントのレベルを参照する場合、そのパーマネントがレベルを持っていなかったなら、そのレベルが1であるかのように扱う。 | ||
==解説== | ==解説== | ||
− | [[フォーゴトン・レルム探訪]]で登場した[[エンチャント・タイプ]]。[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]のプレイヤーキャラクターが選ぶ[[職業]] | + | [[フォーゴトン・レルム探訪]]で登場した[[エンチャント・タイプ]]。[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]のプレイヤーキャラクターが選ぶ[[職業]]を表した[[メカニズム]]であり、「レベルアップ」させていくことで能力を増やすことができる。[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキ]]で再登場した。 |
[[Lv系カード]]を[[クリーチャー]]ではなく[[プレイヤー]]に適用しようとして開発された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035293/ こぼれ話:『フォーゴトン・レルム探訪』 その1]([[Making Magic]] 2021年8月2日)</ref>ため、Lv系カードとよく似ている。こちらは[[Lvカウンター]]を使わないため相互作用しないが、[[紙]]でプレイする場合は[[マーカー]]をレベル欄の上に置くなどした方がよいだろう。 | [[Lv系カード]]を[[クリーチャー]]ではなく[[プレイヤー]]に適用しようとして開発された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035293/ こぼれ話:『フォーゴトン・レルム探訪』 その1]([[Making Magic]] 2021年8月2日)</ref>ため、Lv系カードとよく似ている。こちらは[[Lvカウンター]]を使わないため相互作用しないが、[[紙]]でプレイする場合は[[マーカー]]をレベル欄の上に置くなどした方がよいだろう。 | ||
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+ | *非[[オーラ]]のエンチャントだが、実質的に「[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]([[あなた]])」というような効果を持つ。[[#脚注|脚注]]の「こぼれ話:『フォーゴトン・レルム探訪』 その1」では「エンチャント([[プレイヤー]])」とされなかったのは相手プレイヤーに対して使うことを期待しないカードだから、というようなことが語られている。 | ||
*他のクラスとの干渉は何も定義されていないため、1人のプレイヤーが複数のクラスを同時に展開することも認められる。 | *他のクラスとの干渉は何も定義されていないため、1人のプレイヤーが複数のクラスを同時に展開することも認められる。 | ||
**ダンジョンズ&ドラゴンズでも、1人のキャラクターが複数のクラスを持つ「マルチクラス」という成長が認められている。 | **ダンジョンズ&ドラゴンズでも、1人のキャラクターが複数のクラスを持つ「マルチクラス」という成長が認められている。 | ||
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2022年7月28日 (木) 11:03時点における版
クラス/Classはエンチャント・タイプの1つ。
エンチャント — クラス(Class)
(次のレベルになることはソーサリーとして行う。そのレベルの能力を得る。)
あなたがライフを得るなら、代わりにあなたはその点数に1を足した点数のライフを得る。
(3)(白):レベル2
あなたがライフを得るたび、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
(4)(白):レベル3
このクラスがレベル3になったとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。あなたはそのクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。
ルール
クラス・カードは通常のカードとレイアウトが異なり、左半分がイラスト、右半分が文章欄となっており、文章欄はクラス・レベル棒/class level barが2本書かれている(カード画像)。クラス・レベル棒はキーワード能力であり、その起動型能力の起動コストとレベル数を含む。クラス・レベル棒と同じ枠内に書かれている能力は、その常在型能力の一部である。
「[コスト]:レベルN ― [能力]/[Cost]:Level N - [Abilities]」は、「[コスト]:このクラスのレベルはNになる。この能力はこのクラスのレベルがN-1でなければ起動できず、ソーサリーとしてのみ起動できる。」と「このクラスのレベルがN以上であるかぎり、これは[能力]を持つ。」を意味する。
レベルは、すべてのパーマネントが持ちうる記号である。クラスは、クラスであることを止めたとしても、そのレベルを維持する。レベルはコピー可能な値ではない。ルールや効果がパーマネントのレベルを参照する場合、そのパーマネントがレベルを持っていなかったなら、そのレベルが1であるかのように扱う。
解説
フォーゴトン・レルム探訪で登場したエンチャント・タイプ。ダンジョンズ&ドラゴンズのプレイヤーキャラクターが選ぶ職業を表したメカニズムであり、「レベルアップ」させていくことで能力を増やすことができる。統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキで再登場した。
Lv系カードをクリーチャーではなくプレイヤーに適用しようとして開発された[1]ため、Lv系カードとよく似ている。こちらはLvカウンターを使わないため相互作用しないが、紙でプレイする場合はマーカーをレベル欄の上に置くなどした方がよいだろう。
- 非オーラのエンチャントだが、実質的に「エンチャント(あなた)」というような効果を持つ。脚注の「こぼれ話:『フォーゴトン・レルム探訪』 その1」では「エンチャント(プレイヤー)」とされなかったのは相手プレイヤーに対して使うことを期待しないカードだから、というようなことが語られている。
- 他のクラスとの干渉は何も定義されていないため、1人のプレイヤーが複数のクラスを同時に展開することも認められる。
- ダンジョンズ&ドラゴンズでも、1人のキャラクターが複数のクラスを持つ「マルチクラス」という成長が認められている。
脚注
- ↑ こぼれ話:『フォーゴトン・レルム探訪』 その1(Making Magic 2021年8月2日)
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 717 アトラクション・カード
- 717.1 アトラクションは定形外のマジックのカードにのみ見られるアーティファクトのサブタイプである。各アトラクションは通常のマジックのカードの裏面ではなく「アストロトリウム」の裏面を持ち、文章欄の右側に丸数字の欄が存在する。それらのカードで明るい色の背景に白い文字で書かれている数字は「点灯」している。同じ英語名の複数のアトラクション・カードで、異なる数字が点灯していることがある。各アトラクション・カードでどのような点灯の仕方があるのか、Gatherer.wizards.comで確認できる。
- 717.2 アトラクション・カードは、ゲーム開始時にプレイヤーのデッキにあるのではなく、デッキ枚数の上限や下限には計算しない。アトラクション・カードを使ってプレイすることを選んだプレイヤーは、統率領域に存在するアトラクションの補助デッキを持ってゲームを開始する。各アトラクション・デッキは、ゲーム開始前に切り直す(rule 103.3a 参照)。
- 717.3 アトラクション・カードを統率領域から戦場に出す効果が存在する。rule 701.48〔アトラクションを開く〕参照。
- 717.4 プレイヤーの戦闘前メイン・フェイズが始まるに際して、1つ以上のアトラクションをコントロールしているプレイヤーは、アトラクションを観覧するためサイコロを振る。rule 703.4g、rule 701.49〔アトラクションを観覧するためサイコロを振る〕参照。このターン起因処理はスタックを用いない。
- 717.5 各アトラクション・カードは、そのルール文に「観覧/Visit」とその後の長いダッシュから始まる能力を持つ。これは観覧 能力である。観覧 能力は、プレイヤーが自分のアトラクションを観覧するためサイコロを振り、出目が点灯している数字の1つと一致するたびに誘発する。rule 702.159〔観覧〕参照。
- 717.6 アストロトリウムの裏面を持ったカードが、いずこかから戦場、追放 領域、統率領域以外の領域に行くなら、代わりに、オーナーはそれを統率領域に置く。この置換効果は同じイベントに複数回適用されることがある。これはrule 614.5の例外である。
- 717 アトラクション・カード