明日の見張り/Watcher for Tomorrow
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2022年7月10日 (日) 12:53時点における版
Watcher for Tomorrow / 明日の見張り (1)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
秘匿4(このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りを一番下に無作為の順番で置く。)
明日の見張りはタップ状態で戦場に出る。
明日の見張りが戦場を離れたとき、その追放されたカードをオーナーの手札に加える。
WHISPERのルール・テキストは最新のオラクルに未対応です。秘匿は書式やルールが変更されています。詳細については秘匿#旧ルールの項を参照してください。
秘匿4を持つ人間・ウィザード。戦場を離れた時に秘匿したカードを手札に加える能力を持っており、結果的に可能性の揺らぎ/Shimmer of Possibilityを内蔵したようなクリーチャーとなっている。
2マナである可能性の揺らぎを2マナ2/1のクリーチャーが内蔵していると考えれば、コスト・パフォーマンスはかなり高いと言える。ただし手札に加わるまでタイムラグがある点、タップインであるためウィニーとして働かせるにはテンポが悪い点は意識しておきたい。
サイズはそこそこながらも、パワー2かつ死亡しても損しない相打ちOKのカードであるため、ブロッカーとして有用。アドバンテージを取りつつ時間も稼げるため、コンボやコントロールの戦術に合致している。単純に1ドローのPIG能力持ちという感覚でアリストクラッツのような戦略に組み込んでも相応に有用。クリーチャー・タイプにも恵まれており、競合相手こそ多いが部族シナジーを意識したデッキでも採用の目はあるだろう。
リミテッドではアドバンテージを稼ぎながら戦力を追加できる上に、白青の明滅、青黒の忍術とそれぞれフィーチャーされたギミックと強力なシナジーを形成するためかなり点数が高い。
ルール
- モダンホライゾンで印刷された当時の注釈文では秘匿が再帰誘発型能力か何かのような書き方がされているが、カードを追放するのは通常の誘発型能力である。
- 秘匿能力が解決される前に戦場を離れた場合、追放されたカードを手札に加える能力が秘匿より先に解決されるが、追放されたカードは存在しないので能力は何も起きない。その後秘匿能力によってカードを1枚追放するが、それはもう手札に加える手段はない。
- これにより、戦場に出た直後に即除去されると手札(とライブラリー1枚)を損するという、エルフの幻想家/Elvish Visionaryなどの通常のETB能力持ちにはない欠点が生まれている。