Nightmare Moon
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[[第1面]]は、邪悪なるナイトメアムーン。[[マナ・コスト]]は6[[マナ]]と[[重い]]が、夜の間[[強化]]される[[常在型能力]]により、夜間であれば8/8[[飛行]]・[[威迫]]と、かなり[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されづらい[[大型クリーチャー|大型]][[フライヤー]]として扱える。さらに特徴的なのが、[[オールプレイ能力|オールプレイ]]型の[[変身]]の[[起動型能力]]。[[起動コスト]]もまた6マナと重いものの、[[助力]]に似たコストの[[支払う|支払い]]を助け合える能力により、[[双頭巨人戦]]などの[[チーム]]を組む[[多人数戦]]では早い段階で変身を狙える。数点の[[ライフ]]の削り合いが重要な局面では[[対戦相手]]の手で[[クロック]]を減らされてしまうというデメリットの側面もあるが、後述する[[アドバンテージ]]量を鑑みれば些細な問題である。 | [[第1面]]は、邪悪なるナイトメアムーン。[[マナ・コスト]]は6[[マナ]]と[[重い]]が、夜の間[[強化]]される[[常在型能力]]により、夜間であれば8/8[[飛行]]・[[威迫]]と、かなり[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されづらい[[大型クリーチャー|大型]][[フライヤー]]として扱える。さらに特徴的なのが、[[オールプレイ能力|オールプレイ]]型の[[変身]]の[[起動型能力]]。[[起動コスト]]もまた6マナと重いものの、[[助力]]に似たコストの[[支払う|支払い]]を助け合える能力により、[[双頭巨人戦]]などの[[チーム]]を組む[[多人数戦]]では早い段階で変身を狙える。数点の[[ライフ]]の削り合いが重要な局面では[[対戦相手]]の手で[[クロック]]を減らされてしまうというデメリットの側面もあるが、後述する[[アドバンテージ]]量を鑑みれば些細な問題である。 | ||
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協力してくれる「友達」が多ければ多いほど有利なので、[[2人対戦]]より多人数戦向けの一枚。[[追放]]されたカードを唱えることは許可制なので、[[統率者戦]]のような[[無差別戦]]で使っても不利益を産まない点が嬉しい。 | 協力してくれる「友達」が多ければ多いほど有利なので、[[2人対戦]]より多人数戦向けの一枚。[[追放]]されたカードを唱えることは許可制なので、[[統率者戦]]のような[[無差別戦]]で使っても不利益を産まない点が嬉しい。 | ||
− | *第2面は[[カード名]]にPrincessの名を冠するが、[[貴族]]のクリーチャー・タイプは持っていない。同時収録の[[Princess Twilight Sparkle]]も同様である。これは、貴族の復活した[[エルドレインの王権]]よりも前にデザインされたためであり、[[エラッタ]]等は未定であるとのこと<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/188135964338/why-did-the-twp-mlp-princesses-miss-out-on-being Why did the twp MLP princesses miss out on being...]([[Blogatog]] [[ | + | *第2面は[[カード名]]にPrincessの名を冠するが、[[貴族]]のクリーチャー・タイプは持っていない。同時収録の[[Princess Twilight Sparkle]]も同様である。これは、貴族の復活した[[エルドレインの王権]]よりも前にデザインされたためであり、[[エラッタ]]等は未定であるとのこと<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/188135964338/why-did-the-twp-mlp-princesses-miss-out-on-being Why did the twp MLP princesses miss out on being...]([[Blogatog]] [[2021年]]10月4日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 |
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*宇宙空間で[[ゲーム]]を行っていても、夜間とはみなさない<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/188171381228/does-nightmare-moon-get-2-2-and-menace-if-im Does Nightmare Moon get +2/+2 and menace if I'm...](Blogatog 2019年10月6日 Mark Rosewater著)</ref>。 | *宇宙空間で[[ゲーム]]を行っていても、夜間とはみなさない<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/188171381228/does-nightmare-moon-get-2-2-and-menace-if-im Does Nightmare Moon get +2/+2 and menace if I'm...](Blogatog 2019年10月6日 Mark Rosewater著)</ref>。 | ||
− | *後に[[イニストラード:真夜中の狩り]]発売に伴い[[夜|夜/night]]という[[ゲーム]]の状態が[[総合ルール]]で定義されたが、こちらは'''nighttime'''(夜間)と印刷されており、それとは別なので挙動に変化はない。 | + | *後に[[イニストラード:真夜中の狩り]]発売に伴い[[夜|夜/night]]という[[ゲーム]]の状態が[[総合ルール]]で定義されたが、こちらは'''nighttime'''(夜間)と印刷されており、それとは別なので挙動に変化はない。<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/667701111169351680/in-regards-to-the-silver-bordered-card-nightmare In regards to the silver bordered card, Nightmare...]([[Blogatog]] [[2021年]]11月12日 Mark Rosewater著)</ref> |
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2022年2月8日 (火) 10:13時点における最新版
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Nightmare Moon (4)(黒)(黒)伝説のクリーチャー — Alicorn
飛行
夜間であるかぎり、Nightmare Moonは+2/+2の修整を受け威迫を持つ。
(6):Nightmare Moonを変身させる。どのポニーもこの能力を起動することができ、支払うコストを助けることができる。そうしたとき、そのポニーはあなたの友達になる。
Princess Luna
〔黒〕 伝説のクリーチャー — Alicorn
飛行
このクリーチャーがPrincess Lunaに変身したとき、あなたはゲームの外部からあなたがオーナーでありアートに月が描かれているカードを最大6枚選び、それらを追放する。それらのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれを唱えてもよく、あなたの友達もあなたの許可を得て唱えてもよい。(贈り物に感謝を。)
アーティスト:John Thacker
「マイリトルポニー」に登場するキャラクター、プリンセスルナ/Princess Luna、またの名をナイトメアムーン/Nightmare Moonが、銀枠コラボレーション・セット「Ponies: The Galloping」でカード化。変身する両面カードの伝説のアリコーン。
第1面は、邪悪なるナイトメアムーン。マナ・コストは6マナと重いが、夜の間強化される常在型能力により、夜間であれば8/8飛行・威迫と、かなりブロックされづらい大型フライヤーとして扱える。さらに特徴的なのが、オールプレイ型の変身の起動型能力。起動コストもまた6マナと重いものの、助力に似たコストの支払いを助け合える能力により、双頭巨人戦などのチームを組む多人数戦では早い段階で変身を狙える。数点のライフの削り合いが重要な局面では対戦相手の手でクロックを減らされてしまうというデメリットの側面もあるが、後述するアドバンテージ量を鑑みれば些細な問題である。
第2面は、本来の姿を取り戻したプリンセスルナ。サイズは一回り縮んでしまったが、変身時の誘発型能力によりゲームの外部から最大6枚ものカードを入手できる。「イラストに月が描かれていなければならない」という制限こそあるものの、6枚というカード・アドバンテージ量はゲームを決定づけるのに十分。さらに第1面の起動型能力で友達になったプレイヤーも唱えることができるため、やはりチーム戦で非常に有効に働く。例によって、明滅やバウンスで使いまわしてドローエンジンとして扱うのも手だろう。狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator(イラスト)などは併用にうってつけ。クリーチャー・タイプを変更する手段があるなら月霧/Moonmist(イラスト)を何度も唱えるのが手っ取り早い。
協力してくれる「友達」が多ければ多いほど有利なので、2人対戦より多人数戦向けの一枚。追放されたカードを唱えることは許可制なので、統率者戦のような無差別戦で使っても不利益を産まない点が嬉しい。
- 第2面はカード名にPrincessの名を冠するが、貴族のクリーチャー・タイプは持っていない。同時収録のPrincess Twilight Sparkleも同様である。これは、貴族の復活したエルドレインの王権よりも前にデザインされたためであり、エラッタ等は未定であるとのこと[1]。
[編集] ルール
- 常在型能力
- 宇宙空間でゲームを行っていても、夜間とはみなさない[2]。
- 後にイニストラード:真夜中の狩り発売に伴い夜/nightというゲームの状態が総合ルールで定義されたが、こちらはnighttime(夜間)と印刷されており、それとは別なので挙動に変化はない。[3]
- 起動型能力
- ルール文章の原文は「Anypony may activate this ability...」という表記である。anyponyは作中における言い回しで、我々の世界でのanybodyに相当する語である。ここではマジックの日本語版の翻訳テンプレートに則り逐語訳的に「どのポニーも/そのポニーは」と訳したが、語句の用法を鑑みると、ゲームにおいては「どのプレイヤーも/そのプレイヤーは」と解釈するのが適切である。
- 誘発型能力
- アートに月が描かれているかどうかの判断については、類似効果を扱う自撮り禁猟区/Selfie Preservationの項も参照。
- 月はイラストに描かれている必要がある。イニストラード・ブロックなどの両面カードの第2面のカード枠部分に印刷されている三日月のシンボル(カード画像)では条件を満たさない[4]。
- ミラディン/Mirrodinに存在する五つの"月"はあくまでもマナの座であり、天体としての月とは異なる。したがってこれらが描かれているカードは条件を満たさない[5]。
[編集] ストーリー
プリンセスルナ/Princess Luna、またの名をナイトメアムーン/Nightmare Moonは、「マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜」に登場するキャラクター。
アリコーンの女性。夜と月の運行を司るプリンセスだったが、孤独と妬みにより邪悪なるナイトメアムーンと化し、月に封印されてしまった。1000年の時を経て復活し、世界を永遠の夜で覆わんとするが、トワイライト/Twilightら6頭のポニー達の活躍によって倒され、元の姿を取り戻した。
- 変身させるために必要な6マナというコスト、協力して支払える点、協力したポニー達が「友達になる」という点は、上記ストーリーになぞらえたものである。
- キューティーマーク(各ポニーの才能や個性を示す固有のマーク)が透かしとして印刷されている。また、ピンラインの色は通常の黒ではなく毛色と同じ色味の黒となっている。
[編集] 脚注
- ↑ Why did the twp MLP princesses miss out on being...(Blogatog 2021年10月4日 Mark Rosewater著)
- ↑ Does Nightmare Moon get +2/+2 and menace if I'm...(Blogatog 2019年10月6日 Mark Rosewater著)
- ↑ In regards to the silver bordered card, Nightmare...(Blogatog 2021年11月12日 Mark Rosewater著)
- ↑ Does moon icons in werewolves transform cards...(Blogatog 2019年10月4日 Mark Rosewater著)
- ↑ Quick question for your "silver-bordered rules...(Blogatog 2020年12月19日 Mark Rosewater著)
[編集] 参考
- Magic Extra Life 2019(News 2019年10月3日 WotC著)
- カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード