怨恨/Rancor
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*何度か再録され、[[ガラクvsリリアナ]]や[[アーチエネミー]]などの[[特殊セット]]収録の機会も多く、[[フライデー・ナイト・マジック]]のプロモカードにもなっている。しかしこれだけバリエーションがありながら、{{Gatherer|id=12433}}は初出から一貫して変更されていない珍しいカード。 | *何度か再録され、[[ガラクvsリリアナ]]や[[アーチエネミー]]などの[[特殊セット]]収録の機会も多く、[[フライデー・ナイト・マジック]]のプロモカードにもなっている。しかしこれだけバリエーションがありながら、{{Gatherer|id=12433}}は初出から一貫して変更されていない珍しいカード。 | ||
*[[ウルザズ・レガシー]]版は印刷された英語版のテキストがめちゃくちゃ。"Enchanted creature gains +2/+0 and trample."となっているが、当時の[[テンプレート#ルールテキストのテンプレート|テンプレート]]に沿えば"gets +2/+0 and gains trample"である。 | *[[ウルザズ・レガシー]]版は印刷された英語版のテキストがめちゃくちゃ。"Enchanted creature gains +2/+0 and trample."となっているが、当時の[[テンプレート#ルールテキストのテンプレート|テンプレート]]に沿えば"gets +2/+0 and gains trample"である。 | ||
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==関連カード== | ==関連カード== |
2021年12月28日 (火) 18:57時点における版
Rancor / 怨恨 (緑)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
怨恨が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、怨恨をオーナーの手札に戻す。
最強のオーラ候補筆頭として名高いエターナルエンチャント。
1マナで+2/+0の修整とトランプルを与える、の時点で並外れたコスト・パフォーマンスであり、そのうえでオーラの欠点である「エンチャントされているクリーチャーが戦場を離れるとオーラが墓地に置かれてしまう」ことによるディスアドバンテージを克服している。
他のオーラのようにつけるクリーチャーを吟味して大事に守りながら運用していく必要が少なく、扱いやすい。手当たり次第につけては討死上等でどんどん攻めていく、いわば「繰り返し使える巨大化/Giant Growth系ソーサリー」という具合で使うことも少なくなく、本来オーラをつけるのには向いていない歩く火力系使い捨てクリーチャーやクリーチャー化カードともしばしば併用される。
ストンピィやジャンクなどクリーチャー主体のデッキに投入されたのはもちろんのこと、エターナルエンチャントの性質を利用してオーランカーのキーカードにもなった。スタンダードはもとより、レガシーやパウパーでも活躍を見せる名カードである。
オーバーパワーなカードとされていたが、基本セット2013にてまさかの再録。ただしアンコモンに格上げされている。
- エターナルエンチャントなので、本来オーラに有効なクリーチャー除去やエンチャント破壊が通用しない。対処法としては、追放、打ち消しや手札破壊、対象不適正による立ち消え(怨恨が唱えられたのに対応してそのクリーチャーを除去するなど)、墓地に落ちて回収能力が誘発したのに対応して墓地対策、などが挙げられる。
- 基本セット2013内に消去/Eraseやトーモッドの墓所/Tormod's Cryptなどの天敵が目立つのは、このカードの暴走を抑えるための意図的なものだろう。
- トランプル・+2/+0・エターナルエンチャントのうち、せめてどれか1つは削るべきだったのでは、とよく言われる。
- なお、トランプルだけにしたカードが後に登場(原初の激情/Primal Frenzy)したが、さっぱり使われなかった。
- 「本来(2)(緑)だったのが、印刷ミスで(緑)になった」という本当だか嘘だかわからないような噂もあったが、再録の際のMark Rosewaterのコラムによって本当にミスだったことが明らかになった[1]。本来は(1)(緑)が正しいコストであったとのこと。
- 何度か再録され、ガラクvsリリアナやアーチエネミーなどの特殊セット収録の機会も多く、フライデー・ナイト・マジックのプロモカードにもなっている。しかしこれだけバリエーションがありながら、イラストは初出から一貫して変更されていない珍しいカード。
- ウルザズ・レガシー版は印刷された英語版のテキストがめちゃくちゃ。"Enchanted creature gains +2/+0 and trample."となっているが、当時のテンプレートに沿えば"gets +2/+0 and gains trample"である。
- コモンなのにシングルカード価格が高いカードの代名詞的存在(トップコモン)。かつてはカードショップで1枚400円を上回った事もある。歴代のレアカードとともに、ガラスケースに入って販売されている店もあったほど。