イニストラード:真夜中の狩り
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− | ゴシック・ホラーの[[次元/Plane]]、[[イニストラード/Innistrad]]を三度目の舞台とする。大患期/The Travailsを乗り越えたイニストラード、しかし守護者の喪失と徐々に長くなっていく夜が[[人間/Human]]を脅かしていた。[[狼男/Werewolf|人狼/Werewolf]]でありながら人間の安息も願う[[アーリン・コード/Arlinn Kord (ストーリー)|アーリン・コード/Arlinn Kord]]の前に、[[アヴァシン/Avacyn]]より旧い信仰を担ってきた垣魔女/Hedgewitchの[[カティルダ/Katilda]]が現れる。垣魔女は今こそ収穫祭/The Harvesttide Festivalを行い共同体の伝統とその力を取り戻す時と訴える。[[テフェリー/Teferi]]ら[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]の力を借りて、アーリンはイニストラードの昼と夜の平衡を取り戻し、人狼としての師である[[トヴォラー/Tovolar]]との因縁に決着を付けられるのか。 | + | ゴシック・ホラーの[[次元/Plane]]、[[イニストラード/Innistrad]]を三度目の舞台とする。大患期/The Travailsを乗り越えたイニストラード、しかし守護者の喪失と徐々に長くなっていく夜が[[人間/Human#イニストラード|人間/Human]]を脅かしていた。[[狼男/Werewolf|人狼/Werewolf]]でありながら人間の安息も願う[[アーリン・コード/Arlinn Kord (ストーリー)|アーリン・コード/Arlinn Kord]]の前に、[[アヴァシン/Avacyn]]より旧い信仰を担ってきた垣魔女/Hedgewitchの[[カティルダ/Katilda]]が現れる。垣魔女は今こそ収穫祭/The Harvesttide Festivalを行い共同体の伝統とその力を取り戻す時と訴える。[[テフェリー/Teferi]]ら[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]の力を借りて、アーリンはイニストラードの昼と夜の平衡を取り戻し、人狼としての師である[[トヴォラー/Tovolar]]との因縁に決着を付けられるのか。 |
イニストラードのセットの伝統であるゴシック・ホラーからの[[トップダウン・デザイン]]、[[変身する両面カード]]、[[墓地]]、[[部族 (俗称)|部族]]をテーマとする。新規[[キーワード能力]]として[[日暮]]と[[夜明]]、[[降霊]]、[[腐乱]]、新規[[能力語]]として[[集会]]が登場した。過去のイニストラードのセットから[[フラッシュバック]]と[[調査]]、[[呪い]]が再登場。その他[[落葉樹]][[メカニズム]]として[[有色アーティファクト]]が登場した。 | イニストラードのセットの伝統であるゴシック・ホラーからの[[トップダウン・デザイン]]、[[変身する両面カード]]、[[墓地]]、[[部族 (俗称)|部族]]をテーマとする。新規[[キーワード能力]]として[[日暮]]と[[夜明]]、[[降霊]]、[[腐乱]]、新規[[能力語]]として[[集会]]が登場した。過去のイニストラードのセットから[[フラッシュバック]]と[[調査]]、[[呪い]]が再登場。その他[[落葉樹]][[メカニズム]]として[[有色アーティファクト]]が登場した。 | ||
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*「あなたは[[エンチャント]]されているクリーチャーを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する」を持つ4[[マナ]]の[[青]]の[[オーラ]]:[[移植された自我/Grafted Identity]] | *「あなたは[[エンチャント]]されているクリーチャーを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する」を持つ4[[マナ]]の[[青]]の[[オーラ]]:[[移植された自我/Grafted Identity]] | ||
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2021年9月11日 (土) 22:00時点における版
イニストラード:真夜中の狩り/Innistrad: Midnight Hunt | |
シンボル | 満月と狼男 |
略号 | MID |
コードネーム | Golf |
発売日 | MO、Arena:2021年9月16日 紙:2021年9月24日 |
セット枚数 | 全277種類 |
イニストラード:真夜中の狩り/Innistrad: Midnight Huntは、スタンダード用のエキスパンション。2021年9月24日発売予定。キャッチコピーは「己が恐れるものになれ/Become what you fear」。
目次 |
概要
ゴシック・ホラーの次元/Plane、イニストラード/Innistradを三度目の舞台とする。大患期/The Travailsを乗り越えたイニストラード、しかし守護者の喪失と徐々に長くなっていく夜が人間/Humanを脅かしていた。人狼/Werewolfでありながら人間の安息も願うアーリン・コード/Arlinn Kordの前に、アヴァシン/Avacynより旧い信仰を担ってきた垣魔女/Hedgewitchのカティルダ/Katildaが現れる。垣魔女は今こそ収穫祭/The Harvesttide Festivalを行い共同体の伝統とその力を取り戻す時と訴える。テフェリー/Teferiらゲートウォッチ/The Gatewatchの力を借りて、アーリンはイニストラードの昼と夜の平衡を取り戻し、人狼としての師であるトヴォラー/Tovolarとの因縁に決着を付けられるのか。
イニストラードのセットの伝統であるゴシック・ホラーからのトップダウン・デザイン、変身する両面カード、墓地、部族をテーマとする。新規キーワード能力として日暮と夜明、降霊、腐乱、新規能力語として集会が登場した。過去のイニストラードのセットからフラッシュバックと調査、呪いが再登場。その他落葉樹メカニズムとして有色アーティファクトが登場した。
日暮と夜明は新たに変身する両面カードの変身を制御するメカニズムであり、過去の狼男の変身と似た条件でゲームの状態が「昼」と「夜」に切り替わる。夜になると日暮を持つカードはすべて変身し、また夜明を持つ面で戦場に出るようになる。イニストラード:真夜中の狩りでは狼男はすべて日暮と夜明で変身し、狼男以外でも日暮と夜明を持つカード、昼と夜の切り替わりで能力が誘発するカードなどが収録されている。
降霊はイニストラードの住人が死後もスピリットとして現世に留まることを表す。墓地から降霊コストを支払って唱えることで、変身した状態の呪文として唱えることができる。
腐乱したゾンビ達は「ブロックできない」「攻撃したとき、戦闘終了時に生け贄に捧げる」というデメリット能力を持つ代わりに、大量にトークンとして湧き出してくる。
終わらない夜に対し人間達は集会することで生き残ろうとしている。集会はパワーが異なる3体以上のクリーチャーをコントロールすることを参照する能力語である。
吸血鬼は名前付きのメカニズムを持たないが、多くが対戦相手がライフを失うことを参照する能力を持つ。
従来のイニストラード・セットと同様に、5つの主要部族(スピリット、ゾンビ、吸血鬼、狼男、人間)はそれぞれ友好色2色の組み合わせに対応しているが、セットの中心である狼男は5色に拡大され、赤緑以外のものも少数収録されている。また垣魔女を表すクリーチャー・タイプとして、緑と白の邪術師が多数存在するのも特徴。
リミテッド
2色の組み合わせはそれぞれデッキのアーキタイプとなるテーマが当てられている。
色 | テーマ |
---|---|
白青 | スピリット(墓地からの呪文) |
白黒 | 生け贄 |
青黒 | ゾンビ |
青赤 | インスタントやソーサリー |
黒赤 | 吸血鬼(対戦相手のライフの喪失) |
黒緑 | リアニメイト |
赤緑 | 狼男 |
赤白 | 昼と夜の切り替わり |
緑白 | 人間(集会) |
緑青 | ランプ、フラッシュバック |
番外カード
プロモーション・カードや特殊イラスト、特殊な枠のカードはコレクター番号が278番以降の番外カードとなっている。
- ボーダレス・カード/Borderless Card(#277〜285)
- カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたカード。イニストラード:真夜中の狩りではプレインズウォーカー・カードと2色土地のサイクルに存在する。
- 各種ブースターから非フォイル版、フォイル版共に一定の確率で入手できる。
- 秋分カード/Equinox Card(#286〜311)
- 通常版とは異なるイラストが描かれたショーケース・フレーム・カード。群れの希望、アーリン/Arlinn, the Pack's Hopeと狼男、邪術師カードに存在する。
- 各種ブースターからから非フォイル版、フォイル版共に一定の確率で入手できる。
- 永遠の夜カード/Eternal Night Card(#312〜325)
- クラシック・ホラー映画を思わせる通常版とは異なるモノクロのイラストが描かれたショーケース・フレーム・カード。秋分カードが存在しない伝説のクリーチャー・カードに存在する。
- 各種ブースターからから非フォイル版、フォイル版共に一定の確率で入手できる。
- 拡張アート枠/Extended-Art Frame(#326〜379)
- イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ボーダレス、ショーケースに当てはまらないすべてのレア・神話レアに存在する。
- 非フォイル版、フォイル版ともにコレクター・ブースターでしか入手できない。
- 基本土地(#380〜384)
- フルアートではない通常のフレームの基本土地。
- 非フォイル版、フォイル版ともにバンドルから入手できる。
- BOX特典カード(#385)
- 通常版とは異なるイラストの、フォイル版拡張アート・カード仕様の滅びし者の勇者/Champion of the Perished。
- ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックス、プレリリースパック6個セットを早期購入したプレイヤーに配布される。
- バンドルプロモ(#386)
- 通常版とは異なるイラストのフォイル版十三嗜好症/Triskaidekaphile。
- バンドルからのみ入手でき、非フォイル版は存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
- WPNプロモ(#387〜391)
- イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
- イニストラード:真夜中の狩りシーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。フォイル版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
事前情報
本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[1]。
- イニストラードのセットで登場した人気のメカニズム3つの再登場:変身、フラッシュバック、調査
- より安価に生成できるようにするためのトークンの新たな欠点:腐乱
- 毎ターンカードを引ける可能性のある白のカード:シガルダの輝き/Sigarda's Splendor
- イニストラードのセットの人気のカードの再録:秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets
- クリーチャーに変身する呪い:ヒルの呪い/Curse of Leeches
- 毎ターン何かを倍にする2つのパーマネント:不自然な成長/Unnatural Growth
- 「あなたは[コスト]を望む回数支払ってよい」を持つ神話レアのサイクル:剛胆な敵対者/Intrepid Adversaryなど
- 「あなたはエンチャントされているクリーチャーをコントロールする」を持つ4マナの青のオーラ:移植された自我/Grafted Identity
- 複数のフォーマットで有名なトーナメント・レベルのカードの、5つ目の新規イラストとなる再録:真髄の針/Pithing Needle
- 掌編で登場したイニストラードのキャラクターの、イニストラード・セットにおけるカード化:忘れられた大天使、リーサ/Liesa, Forgotten Archangel[2]
- 以下のルール文章を持つカード
- あなたのライフが0以下に減少する場合、:不朽の天使/Enduring Angel
- この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールしている攻撃クリーチャー1体につき(1)少なくなる:捜索隊の隊長/Search Party Captain
- [カード名]が戦場に出るに際し、あなたのライフ総量を記録する:シガルダの輝き/Sigarda's Splendor
- これ以外のクリーチャー1体を対象とし、それの上にSlimeカウンター1個を置く:ヘドロの怪物/Sludge Monster
- あなたのコントロールするクリーチャー・トークンはすべての能力を失い、基本のパワーとタフネスが3/3になる:戯れ児工場/Poppet Factory
- あなたの墓地の各インスタントやソーサリーであるカードは~~を持つ:溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned
- あなたの唱えるインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのコストは(X)少なくなる。Xは[カード名]のパワーに等しい:星の大魔導師、ヴァドリック/Vadrik, Astral Archmage
- [カード名]の上にそれに等しい数の+1/+1カウンターを置く。その後、その倍の数の黒の2/2のゾンビ・トークンを生成する:穢れた敵対者/Tainted Adversary
- あなたの終了ステップの開始時に、あなたのライフがちょうど13点だった場合:堕落した司教、ジェレン/Jerren, Corrupted Bishop
- あなたはそれらのコピーを、マナ・コストを支払うことなく唱えてもよい:血に飢えた敵対者/Bloodthirsty Adversary
- 以下のタイプ行のカード
- クリーチャー — ヒポグリフ・スピリット:魂標グリフ/Soul-Guide Gryff、嘆声漂い/Waildrifter
- クリーチャー — 人間・兵士・狼男:粗暴な聖戦士/Brutal Cathar
- クリーチャー — ドラゴン・卵:くすぶる卵/Smoldering Egg
- クリーチャー — ヒル・ホラー:血吸いの闇潜み/Leeching Lurker
- クリーチャー — ファンガス・ホラー:巨大シボウタケ/Deathbonnet Hulk
- クリーチャー — 植物・ホラー:根のとぐろの忍び寄るもの/Rootcoil Creeper
- クリーチャー — ドレイク・ホラー:嵐のスクリーリクス/Storm Skreelix
- クリーチャー — デーモン・犬:戦慄の猟犬/Dreadhound
- 伝説のクリーチャー — ウーズ:大スライム、スローグルク/Slogurk, the Overslime
- 伝説のクリーチャー — 吸血鬼・貴族:ヴォルダーレンの末裔、フロリアン/Florian, Voldaren Scion
イベント
2021年9月17日から23日の間に開催される。今回から賞品として店舗に割り当てられるブースターパックがドラフト・ブースターからセット・ブースターに変更される[3]。参加した各プレイヤーはプレリリース・パックを受け取り、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。
プレリリース・パックの内容は
- 「イニストラード:真夜中の狩り」ドラフトブースターx6
- プレリリース・カード(レアか神話レアからランダムに1枚、両面カードも含む)
- 両面カード用の差し替えカード3枚
- 暗所で光るスピンダウン・ライフカウンター1個
製品ラインナップ
- ドラフト・ブースター
- リミテッドプレイ用のブースターパック。
- ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとしてフォイル版滅びし者の勇者/Champion of the Perishedが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード2枚。1/3の確率で通常のカードの代わりにショーケースやボーダレス版のカードが出現する可能性がある。
- セット・ブースター
- パック開封を楽しみたい人向けのブースターパック。
- ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で30パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード12枚+特殊カード2枚。
- アート・カード(20パックに1枚の割合でアーティストの箔押しスタンプ入り)
- レアか神話レア1枚(両面カードを含む)。
- いずれかの稀少度のフォイル1枚(両面カード及び秋分、永遠の夜、ボーダレス版を含む)。
- いずれかの稀少度のカード2枚(両面カード及び秋分、永遠の夜、ボーダレス、イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキのカードを含む)。
- コモンかアンコモンの通常の両面カードか、秋分版の単面か両面カードのいずれかのカード2枚。
- アンコモン2枚。
- コモン3枚。
- 永遠の夜基本土地1枚(フォイルの場合あり)。
- 広告/トークン・カード、あるいはザ・リストのカード1枚。
- コレクターブースター
- 主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
- ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
- フォイル版のボーダレス、秋分、永遠の夜、拡張アートのいずれかの仕様のレアか神話レア1枚(両面カードを含む)。
- 秋分、永遠の夜、ボーダレスのいずれかの仕様のレアか神話レア1枚(両面カードを含む)。
- フォイル版の秋分のコモンかアンコモン1枚(両面カードを含む)。
- 秋分のコモンかアンコモン2枚(両面カードを含む)。
- イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキの拡張アート仕様のレアか神話レア1枚。
- 拡張アート仕様のレアか神話レア1枚。
- フォイル版のレアか神話レア1枚(両面カードを含む)。
- フォイル版のアンコモン2枚(両面カードを含む)。
- フォイル版のコモン4枚(両面カードを含む)。
- フォイル版の永遠の夜基本土地1枚。
- フォイル版の両面トークン・カード1枚。
- テーマブースター(日本語版なし)
- 特定のテーマに沿ったカードのみが封入されたブースターパック。イニストラード:真夜中の狩りでは5つの色に加えてWerewolvesを加えた6種類が発売する。
- 封入内容はコモンかアンコモン34枚と、レアか神話レア1枚。一定の確率でコモンかアンコモンの枠1枚がレアか神話レアになる。内容の10パーセントはショーケースやボーダレス版が封入される。
- バンドル(日本語版なし)
- 以下の内容が封入された大型商品。今回から封入されるブースターパックがドラフト・ブースター10個からセット・ブースター8個に変更された。
- セット・ブースター×8。
- フォイル版の通常フレームの基本土地20枚。
- 通常フレームの基本土地20枚。
- 通常とはイラスト違いのフォイル版十三嗜好症/Triskaidekaphile。
- 暗所で発光する大型スピンダウンライフカウンター。
- イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ
- 統率者戦用の構築済みデッキ。イニストラード:真夜中の狩りとテーマを共有しイニストラード:真夜中の狩りのカードも含まれるが、独立した製品であり新規カードを含む 収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない。
- アンデッド解放/Undead Unleashed - 青黒のゾンビをテーマとしたデッキ。
- 集会カウンター/Coven Counters - 緑白の集会をテーマとしたデッキ
注目のストーリー
暫定的にコレクター番号順。
- 仮初めの時間/Borrowed Time
- 運命的不在/Fateful Absence
- 黄昏の享楽/Sunset Revelry
- スレイベンの除霊/Thraben Exorcism
- 鍵の秘密/Secrets of the Key
- オリヴィアの真夜中の待ち伏せ/Olivia's Midnight Ambush
- 夜を照らす/Light Up the Night
- 群れの裏切り/Pack's Betrayal
- セレスタス防衛/Defend the Celestus
- 支配を懸けた決闘/Duel for Dominance
- 収穫祭の襲撃/Sneak into the Festival
- ドーンハルトの管理人/Dawnhart Wardens
- 凶兆の血の暴行/Dire-Strain Rampage
- 光の勇者、シガルダ/Sigarda, Champion of Light
- 不自然な月の出/Unnatural Moonrise
- セレスタス/The Celestus
主な開発スタッフ
- Ethan Fleischer(展望デザイン・チームリーダー)
- Ian Duke、Erik Lauer(共同セット・デザイン・チームリーダー)
その他のスタッフについては米国版セット特設サイトのクレジットを参照。
公式特集ページ
製品情報
- 『イニストラード:真夜中の狩り』(マジック日本公式サイト 製品情報)
- 『イニストラード:真夜中の狩り』(マジック米国公式日本語版 製品情報)
- 『イニストラード:真夜中の狩り』カードイメージギャラリー(マジック米国公式日本語版)
- 『イニストラード:真夜中の狩り』特別版カードイメージギャラリー(マジック米国公式日本語版)
- 『イニストラード:真夜中の狩り』と『イニストラード:真紅の契り』のお披露目(Daily MTG 2021年8月5日)
- 『イニストラード:真夜中の狩り』のメカニズム(Daily MTG 2021年9月2日)
- Collecting Innistrad: Midnight Hunt(Daily MTG 2021年9月2日)
- The Boosters and Products of Innistrad: Midnight Hunt(Daily MTG 2021年9月2日)
- Updating The List for Innistrad: Midnight Hunt (Daily MTG 2021年9月9日)
開発コラム
Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。
- 『狩り』は楽し その1(Making Magic 2021年9月2日)
- 『狩り』は楽し その2(Making Magic 2021年9月6日)
その他。
- Fear and Booster Fun in Innistrad: Midnight Hunt(Daily MTG 2021年9月2日)
- Gisa, Glorious Resurrector/素晴らしき復活術師、ギサ(Daily MTG 2021年9月3日)
- 敵意ある宿屋と忍び寄る旅館(Daily MTG 2021年9月7日)
- 日没を遅らせる者、テフェリー(Daily MTG 2021年9月8日)
背景設定
- Planeswalker's Guide to Innistrad: Midnight Hunt(Daily MTG 2021年9月9日)
- メインストーリー第1話:森の魔女(Daily MTG 2021年9月2日)
- サイドストーリー第1話:もつれたもの(Daily MTG 2021年9月3日)
- メインストーリー第2話:狼の真意(Daily MTG 2021年9月8日)
- サイドストーリー第2話:姉と妹(Daily MTG 2021年9月10日)
その他
動画
マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル
- 「収穫祭」に備えよ ―― 『イニストラード:真夜中の狩り』(日本語字幕あり)(2021年9月3日)
脚注
- ↑ Maro’s Midnight Hunt Teaser(Blogatog 2021年8月30日)
- ↑ Mark is it ludevic or liesa of the “character...(Blogatog 2021年9月8日)
- ↑ 『イニストラード:真夜中の狩り』プレリリース計画ガイド(Wizards Play Network 2021年8月10日)
参考
- カード個別評価:イニストラード:真夜中の狩り
- カードセット一覧
- ゼンディカーの夜明け - カルドハイム - ストリクスヘイヴン:魔法学院 - フォーゴトン・レルム探訪
- イニストラード:真夜中の狩り - イニストラード:真紅の契り - 神河:輝ける世界 - ニューカペナの街角
- Dominaria United - The Brothers' War