鍵の秘密/Secrets of the Key
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Secrets of the Key / 鍵の秘密 (青)
インスタント
インスタント
調査を行う。この呪文が墓地から唱えられたなら、代わりに2回調査を行う。(手掛かり(Clue)トークン1つを生成する。それは、「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
フラッシュバック(3)(青)
調査のみを行うインスタント。通常は1回だが墓地から唱えると2回調査する。
フラッシュバックと合わせて合計3枚引くドロー呪文として扱えるが、手掛かりを経由するため効率が非常に悪い。1枚目が1+2で3マナ、そこから2枚目が4+2で6マナ、3枚目が2マナ。いずれもインスタント・タイミングで分割払いが可能とはいえ、流石に重すぎる。
他のドロー呪文に対する利点はやはり手掛かりを経由する点。1枚で最大3つのアーティファクト・トークンを生成できるため、それらを利用する不屈の独創力などのシナジーが見込める環境で活用が考えられる。
- 挙動的には全く異なるが、ドローコストが1ずつ重くなった代わりに追加で1枚引ける熟慮/Think Twiceと考えると重さについては分かりやすいか。
[編集] ストーリー
イニストラード:真夜中の狩りの注目のストーリーの1枚。ただし、このカードのフレイバー・テキストが表す場面と、Magic Storyでこのカードのイラストが挿絵として使われた場面は、時間的にも空間的にも大きく離れている。
- フレイバー・テキストが表す場面
- イニストラード/Innistradの昼夜の平衡を取り戻すため、アーリン/Arlinnたちはソリン/Sorinから月銀の鍵/Moonsilver Keyを渡してもらおうとするが、彼は友好的な態度からは程遠かった。信仰に応えて現れたシガルダ/Sigardaがソリンの相手を引き受けると、一行はシガルダの指示通り館の三階へ向かった。まずチャンドラ/Chandraが部屋を見つけ、次にテフェリー/Teferiが鍵を見つけた。それは、首を切り落とされたアヴァシン/Avacynの像の手の上に置かれていた[1]。
- フレイバー・テキストには「地下墓地」とあるが、Magic Storyで鍵が置かれていたのはマルコフ荘園/Markov Manorの三階の部屋であり、齟齬が生じている。
シガルダとソリンが戦っている間に、アーリンとテフェリーはマルコフの地下墓地から鍵を見つけ出した。
- Magic Storyで挿絵として使われた場面
- 人狼/Werewolfによる収穫祭/The Harvesttide festivalの襲撃が終わり、いよいよ昼夜の平衡を取り戻す儀式が始まった。カティルダ/Katildaは儀式の主役として、昼と夜の境に立つ者であるアーリンを選んだ。アーリンが自らの血と牙で日金の錠/The Sungold Lockを聖別し、ケイヤ/Kayaが月銀の鍵を置いた。カティルダは古き植物の根、そして自らの魂を差し出した。アーリンは弱りゆくカティルダの様子に不安を覚え、だがその先を知ることはできなかった――思わぬ乱入のために[2]。
[編集] 脚注
- ↑ Episode 3: The Fall of the House of Betzold/メインストーリー第3話:ベツォルド家の凋落(Magic Story 2021年9月15日 K. Arsenault Rivera著)
- ↑ Episode 5: Night Closes 'Round/メインストーリー第5話:夜来たる(Magic Story 2021年9月29日 K. Arsenault Rivera著)