火と氷の剣/Sword of Fire and Ice
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2つの[[誘発型能力]]はともに効率がよい。ドローは言うまでもなく、状況を問わずに有効。ダメージの方も、クリーチャーに[[飛ばす|飛ばして]][[除去]]することも、[[本体]]に飛ばすこともできる。本体に飛ばした際は元の[[修整]]と合わせて実質4点ダメージを加算することになるため、ダメージ効率が高い。加えて、[[スタンダード]]での使用可能時期では赤系、青系の[[デッキ]]がともに[[メタゲーム|メタ]]の一角にあったため、それも採用への追い風となった。 | 2つの[[誘発型能力]]はともに効率がよい。ドローは言うまでもなく、状況を問わずに有効。ダメージの方も、クリーチャーに[[飛ばす|飛ばして]][[除去]]することも、[[本体]]に飛ばすこともできる。本体に飛ばした際は元の[[修整]]と合わせて実質4点ダメージを加算することになるため、ダメージ効率が高い。加えて、[[スタンダード]]での使用可能時期では赤系、青系の[[デッキ]]がともに[[メタゲーム|メタ]]の一角にあったため、それも採用への追い風となった。 | ||
− | [[神河謀叛]]で[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]が登場する前は中速デッキ用装備品としては最強クラスであり、[[エクステンデッド]] | + | [[神河謀叛]]で[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]が登場する前は中速デッキ用装備品としては最強クラスであり、[[エクステンデッド]]でも活躍した。[[オンスロート・ブロック]]の[[ゴブリン (デッキ)/スタンダード/オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期|ゴブリンデッキ]]がスタンダードの主力の一角を担っていた時期は、ゴブリンデッキが[[ミラーマッチ]]用に[[サイドボード]]に使用することもあった。 |
[[統率者2013]]参入後は、[[真の名の宿敵/True-Name Nemesis]]を突破できるプロテクション(青)の価値が上がり、採用率が上がっている。真の名の宿敵自体との相性も良い。 | [[統率者2013]]参入後は、[[真の名の宿敵/True-Name Nemesis]]を突破できるプロテクション(青)の価値が上がり、採用率が上がっている。真の名の宿敵自体との相性も良い。 | ||
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[[レガシー]]では、[[殴打頭蓋/Batterskull]]、梅澤の十手に続く3番手の装備品といった立ち位置。 | [[レガシー]]では、[[殴打頭蓋/Batterskull]]、梅澤の十手に続く3番手の装備品といった立ち位置。 | ||
− | * | + | *[[ダークスティール]]版の{{Gatherer|id=76272|日本語版カード}}の[[ルール文章]]には[[誤植]]があり、誘発型能力がクリーチャーしか[[対象]]に指定できなくなってしまっている。 |
*プロテクションの存在を忘れやすい。[[火力]]や[[バウンス]]が手札にあるのであれば、[[装備]]される前に撃ち込む必要がある。 | *プロテクションの存在を忘れやすい。[[火力]]や[[バウンス]]が手札にあるのであれば、[[装備]]される前に撃ち込む必要がある。 | ||
*[[Modern Masters]]にて{{Gatherer|id=370471|新規イラスト}}で再録された。その際、[[稀少度|レアリティ]]が[[レア]]から[[神話レア]]に引き上げられた。これは[[ミラディンの傷跡ブロック]]で登場した、[[サイクル]]の他の剣に合わせたものと思われる。[[アーティスト]]は[[Chris Rahn]]で傷跡ブロックの剣と統一されている。 | *[[Modern Masters]]にて{{Gatherer|id=370471|新規イラスト}}で再録された。その際、[[稀少度|レアリティ]]が[[レア]]から[[神話レア]]に引き上げられた。これは[[ミラディンの傷跡ブロック]]で登場した、[[サイクル]]の他の剣に合わせたものと思われる。[[アーティスト]]は[[Chris Rahn]]で傷跡ブロックの剣と統一されている。 | ||
− | *[[ゲームぎゃざ]] | + | *[[ゲームぎゃざ]]誌のコラム「ぎゃざの小箱」にも登場。その際の[[フレイバー・テキスト]]は「''片方とけました。''」 |
==関連カード== | ==関連カード== |
2021年1月7日 (木) 22:44時点における版
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに、プロテクション(赤)とプロテクション(青)を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火と氷の剣はそれに2点のダメージを与える。あなたはカードを1枚引く。
装備(2)
青赤の剣。光と影の剣/Sword of Light and Shadowと対になっている装備品で、青と赤に対するプロテクションを付与し、プレイヤーに戦闘ダメージを与えたときにショック/Shock+1ドロー。
2つの誘発型能力はともに効率がよい。ドローは言うまでもなく、状況を問わずに有効。ダメージの方も、クリーチャーに飛ばして除去することも、本体に飛ばすこともできる。本体に飛ばした際は元の修整と合わせて実質4点ダメージを加算することになるため、ダメージ効率が高い。加えて、スタンダードでの使用可能時期では赤系、青系のデッキがともにメタの一角にあったため、それも採用への追い風となった。
神河謀叛で梅澤の十手/Umezawa's Jitteが登場する前は中速デッキ用装備品としては最強クラスであり、エクステンデッドでも活躍した。オンスロート・ブロックのゴブリンデッキがスタンダードの主力の一角を担っていた時期は、ゴブリンデッキがミラーマッチ用にサイドボードに使用することもあった。
統率者2013参入後は、真の名の宿敵/True-Name Nemesisを突破できるプロテクション(青)の価値が上がり、採用率が上がっている。真の名の宿敵自体との相性も良い。
レガシーでは、殴打頭蓋/Batterskull、梅澤の十手に続く3番手の装備品といった立ち位置。
- ダークスティール版の日本語版カードのルール文章には誤植があり、誘発型能力がクリーチャーしか対象に指定できなくなってしまっている。
- プロテクションの存在を忘れやすい。火力やバウンスが手札にあるのであれば、装備される前に撃ち込む必要がある。
- Modern Mastersにて新規イラストで再録された。その際、レアリティがレアから神話レアに引き上げられた。これはミラディンの傷跡ブロックで登場した、サイクルの他の剣に合わせたものと思われる。アーティストはChris Rahnで傷跡ブロックの剣と統一されている。
- ゲームぎゃざ誌のコラム「ぎゃざの小箱」にも登場。その際のフレイバー・テキストは「片方とけました。」
関連カード
サイクル
剣のメガ・サイクル。装備したクリーチャーに+2/+2の修整を及ぼすとともに、2色に対するプロテクションを付与する。また装備したクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、対応する2色をイメージした効果を発生させる誘発型能力を持つ。
- 火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(青赤)
- 光と影の剣/Sword of Light and Shadow(白黒)
- 肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(緑青)
- 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(黒緑)
- 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(赤白)