禁忌の果樹園/Forbidden Orchard
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一方で、クリーチャーを容易に[[戦場に出す]]こと自体が重要であるデッキ、あるいは対戦相手にクリーチャーを与えることがメリットになるデッキでも利用される。 | 一方で、クリーチャーを容易に[[戦場に出す]]こと自体が重要であるデッキ、あるいは対戦相手にクリーチャーを与えることがメリットになるデッキでも利用される。 |
2020年12月31日 (木) 03:48時点における版
Forbidden Orchard / 禁忌の果樹園
土地
土地
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
あなたがマナを引き出す目的で禁忌の果樹園をタップするたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のコントロール下で無色の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
神河物語の5色地形。デメリットは対戦相手へのスピリット・クリーチャー・トークン贈与である。
能力は真鍮の都/City of Brassとの比較が分かりやすい。マナを生み出すことでは直接ダメージを受けないが、こちらは対戦相手のコントロール下でクリーチャー・トークンを生み出してしまうため、何度も使うとダメージソースが一気に蓄積してしまう。放っておけば、クリーチャー・トークンからの攻撃でかなりのダメージを受けてしまうだろう。
このデメリットは魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayal、上天の閃光/Aether Flash、致死の蒸気/Lethal Vapors等の恒久的なクリーチャー除去手段と組み合わせれば無視できる。
一方で、クリーチャーを容易に戦場に出すこと自体が重要であるデッキ、あるいは対戦相手にクリーチャーを与えることがメリットになるデッキでも利用される。
- 前者としてはフォービドゥンアラームというコンボが有名で、侵入警報/Intruder Alarmを戦場に出した状態で禁忌の果樹園をクリーチャー化する(あるいは草原のドルイド僧/Ley Druidのような、土地をアンタップできるクリーチャーを戦場に出しておく)ことで無限マナを発生させる(ただし、対戦相手に無限トークンを与える)。またワープワールドに搭載される場合もあったものの、基本セット2010でのルール改定によりコンボにはならなくなっている(後述)。
- 後者の例としてはオース系デッキが挙げられ、同デッキの「対戦相手がクリーチャーをコントロールしていない」場合に機能しなくなるという欠点を回避する手段として利用される。実際、このカードの登場によりオースはヴィンテージにおいて主要デッキの1つとなった。逆に相手がオースだった場合にはその妨害も可能。
From the Vault:Realmsに新規イラストで収録された。
ルール
- トークンを与えるのはマナ能力の一部ではなく、別個の誘発型能力である。
- 基本セット2010でのルール改定により、トークンのオーナーはそれが戦場に出た際のコントローラーとなっている。それ以前は、トークンを戦場に出す能力を起動したプレイヤーであった。