エルズペスの悪夢/Elspeth's Nightmare
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− | : | + | :[[対戦相手]]一人の[[墓地]][[追放]]。シンプルで強力な[[墓地対策]]効果。 |
− | : | + | :墓地利用系デッキには大きな打撃を与えられるが、効く相手、効くタイミングが限られ、相手からしてもいつ誘発するのかが丸わかりなので虚を付きづらい点がネック。墓地に頼らない[[デッキ]]も珍しくないので"豪華なおまけ"としての運用になるだろう。無論、墓地利用を主体とした相手には大きなプレッシャーとなる。 |
− | 3章すべてが[[黒]] | + | 3章すべてが[[黒]]らしい妨害に徹底しており、順序よく完遂できれば3マナとは思えないアドバンテージを生む。とはいえII章以降を基準にするとさすがに重いので、本質となるI章の除去が効きやすい相手・[[環境]]であるかどうかが採用基準になる。[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]や[[ドレッジ]]系デッキなど、I章は刺さりづらいが他は機能させやすい相手との[[マッチアップ]]になった場合あまりI章に固執しすぎると[[腐る|腐った]]ままになるので、[[マナフラッド]]している場合は割り切った先置きの[[プレイング]]も必要となってくる。 |
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[[死の国/The Underworld]]に囚われた[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|エルズペス/Elspeth]]は、[[アショク/Ashiok]]の悪夢により、毎晩自らの過去の記憶に苛まれていた。アショクはこれを覗き見て、[[ファイレクシア/Phyrexia]]の存在を知る――[[多元宇宙/Multiverse]]には生ける恐怖そのもののような存在があるのだと、アショクは感動すら覚えた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/theros-beyond-death-story-cards-2019-12-16 The Theros Beyond Death Story on Cards]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/THB/0033636/ 『テーロス還魂記』ストーリーカード](Feature [[2019年]]12月16日 [[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|Wizards of the Coast]]著)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/theros-beyond-death-story-summary-2020-01-10 Theros Beyond Death Story Summary]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/THB/0033635/ 『テーロス還魂記』物語概要](Feature [[2020年]]1月10日 Wizards of the Coast著)</ref>。 | [[死の国/The Underworld]]に囚われた[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|エルズペス/Elspeth]]は、[[アショク/Ashiok]]の悪夢により、毎晩自らの過去の記憶に苛まれていた。アショクはこれを覗き見て、[[ファイレクシア/Phyrexia]]の存在を知る――[[多元宇宙/Multiverse]]には生ける恐怖そのもののような存在があるのだと、アショクは感動すら覚えた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/theros-beyond-death-story-cards-2019-12-16 The Theros Beyond Death Story on Cards]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/THB/0033636/ 『テーロス還魂記』ストーリーカード](Feature [[2019年]]12月16日 [[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|Wizards of the Coast]]著)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/theros-beyond-death-story-summary-2020-01-10 Theros Beyond Death Story Summary]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/THB/0033635/ 『テーロス還魂記』物語概要](Feature [[2020年]]1月10日 Wizards of the Coast著)</ref>。 | ||
− | *{{Gatherer|id= | + | *{{Gatherer|id=477612}}には[[ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator]]({{Gatherer|id=248776}})の姿がある。 |
==脚注== | ==脚注== |
2020年1月31日 (金) 03:04時点における版
Elspeth's Nightmare / エルズペスの悪夢 (2)(黒)
エンチャント — 英雄譚(Saga)
エンチャント — 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 対戦相手がコントロールしていてパワーが2以下のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
II ― 対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
III ― 対戦相手1人を対象とし、そのプレイヤーの墓地を追放する。
アショク/Ashiokが見せたエルズペス/Elspethの悪夢を描いた英雄譚。
- I-
- 押し倒し/Defeat相当のクリーチャー除去。
- パワー2という条件がつくため緑に多い高マナレシオなクリーチャーには効きづらいが、基本的にクリーチャー主体のデッキ相手なら対象にとれるカードは一定数存在する。システムクリーチャーを破壊するのに適しており、対象が3マナ以上であれば以後の章で動きを絞め付ける事もあり大きなテンポを生む。
- III-
- 対戦相手一人の墓地追放。シンプルで強力な墓地対策効果。
- 墓地利用系デッキには大きな打撃を与えられるが、効く相手、効くタイミングが限られ、相手からしてもいつ誘発するのかが丸わかりなので虚を付きづらい点がネック。墓地に頼らないデッキも珍しくないので"豪華なおまけ"としての運用になるだろう。無論、墓地利用を主体とした相手には大きなプレッシャーとなる。
3章すべてが黒らしい妨害に徹底しており、順序よく完遂できれば3マナとは思えないアドバンテージを生む。とはいえII章以降を基準にするとさすがに重いので、本質となるI章の除去が効きやすい相手・環境であるかどうかが採用基準になる。コントロールデッキやドレッジ系デッキなど、I章は刺さりづらいが他は機能させやすい相手とのマッチアップになった場合あまりI章に固執しすぎると腐ったままになるので、マナフラッドしている場合は割り切った先置きのプレイングも必要となってくる。
関連カード
サイクル
- メレティス誕生/The Birth of Meletis
- メドマイの予言/Medomai's Prophecy
- エルズペスの悪夢/Elspeth's Nightmare
- アナックスの勝利/The Triumph of Anax
- タイタンたちの軛/The Binding of the Titans
ストーリー
死の国/The Underworldに囚われたエルズペス/Elspethは、アショク/Ashiokの悪夢により、毎晩自らの過去の記憶に苛まれていた。アショクはこれを覗き見て、ファイレクシア/Phyrexiaの存在を知る――多元宇宙/Multiverseには生ける恐怖そのもののような存在があるのだと、アショクは感動すら覚えた[1][2]。
脚注
- ↑ The Theros Beyond Death Story on Cards/『テーロス還魂記』ストーリーカード(Feature 2019年12月16日 Wizards of the Coast著)
- ↑ Theros Beyond Death Story Summary/『テーロス還魂記』物語概要(Feature 2020年1月10日 Wizards of the Coast著)