いかづち/Thunderbolt
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− | + | [[モード]]を持つ[[インスタント]][[火力]]。[[与える]][[ダメージ]]は[[プレイヤー]]か[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]に撃つ場合は3点、[[飛行]]を持つ[[クリーチャー]]に撃つ場合は4点と、数字の上での[[コスト・パフォーマンス]]は[[火葬/Incinerate]]を超えるが、「飛行を持たないクリーチャーに使えない」という大きな欠点がある。 | |
[[テンペスト・ブロック]]当時、凶悪クリーチャーの一角であった[[貿易風ライダー/Tradewind Rider]]を1枚で[[除去]]できる点が注目され、[[スライ]]などの[[サイドボード]]に入ることがあった。これは、火葬にはできない芸当である。 | [[テンペスト・ブロック]]当時、凶悪クリーチャーの一角であった[[貿易風ライダー/Tradewind Rider]]を1枚で[[除去]]できる点が注目され、[[スライ]]などの[[サイドボード]]に入ることがあった。これは、火葬にはできない芸当である。 | ||
− | また、2マナ3点火力として[[プレイヤー | + | また、2マナ3点火力として[[プレイヤー]]に撃てるので、[[バーン]]デッキには採用される。当時は[[赤]]の[[全体除去]]として[[地震/Earthquake]]が健在だったため、[[地上クリーチャー]]を対象に取れない欠点は、それによってある程度軽減されていた。 |
15年の時を経て[[アヴァシンの帰還]]に[[再録]]される。[[リミテッド]]では対飛行カードとしてかなり有効。1発で落ちない[[フライヤー]]はわずか[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?format=all&oracle=Flying&t_more=5&t_less=&cardtype%5b%5d=creature&cardtype_ope=or&set%5b%5d=AVR 7枚]、しかもそのうち[[アンコモン]]以下は[[大天使/Archangel]]のみという制圧力を誇る。ただし同時に[[明滅]]という[[単体除去]]の天敵がテーマになっている[[環境]]であるため、過信しすぎると痛い目に遭う。 | 15年の時を経て[[アヴァシンの帰還]]に[[再録]]される。[[リミテッド]]では対飛行カードとしてかなり有効。1発で落ちない[[フライヤー]]はわずか[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?format=all&oracle=Flying&t_more=5&t_less=&cardtype%5b%5d=creature&cardtype_ope=or&set%5b%5d=AVR 7枚]、しかもそのうち[[アンコモン]]以下は[[大天使/Archangel]]のみという制圧力を誇る。ただし同時に[[明滅]]という[[単体除去]]の天敵がテーマになっている[[環境]]であるため、過信しすぎると痛い目に遭う。 | ||
− | *[[ウェザーライト]]版の{{Gatherer|id=4561 | + | *[[ウェザーライト]]版の{{Gatherer|id=4561}}で撃たれているのは[[蒼穹のドレイク/Azure Drake]](タフネス4)ではないかと推測される。 |
− | *アヴァシンの帰還版の{{Gatherer|id=294273 | + | *アヴァシンの帰還版の{{Gatherer|id=294273}}で撃ち落とされているのは[[屑肌のドレイク/Scrapskin Drake]](タフネス3)に見える。ダメージは1余るが、[[ドレイク]]が撃ち落とされるのは運命なのであろうか。 |
*「雷」を意味する場合、語源的には「いかづち」でも間違いでは無いが、現代日本語では「いかずち」の方が好ましいとされる。[[オアリムのいかづち/Orim's Thunder]]や[[いかづち頭/Thunderheads]]など、MtGの訳語テンプレートとしては「づ」が採用されているようだ。 | *「雷」を意味する場合、語源的には「いかづち」でも間違いでは無いが、現代日本語では「いかずち」の方が好ましいとされる。[[オアリムのいかづち/Orim's Thunder]]や[[いかづち頭/Thunderheads]]など、MtGの訳語テンプレートとしては「づ」が採用されているようだ。 | ||
2019年1月14日 (月) 05:34時点における版
Thunderbolt / いかづち (1)(赤)
インスタント
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。いかづちはそれに3点のダメージを与える。
・飛行を持つクリーチャー1体を対象とする。いかづちはそれに4点のダメージを与える。
モードを持つインスタント火力。与えるダメージはプレイヤーかプレインズウォーカーに撃つ場合は3点、飛行を持つクリーチャーに撃つ場合は4点と、数字の上でのコスト・パフォーマンスは火葬/Incinerateを超えるが、「飛行を持たないクリーチャーに使えない」という大きな欠点がある。
テンペスト・ブロック当時、凶悪クリーチャーの一角であった貿易風ライダー/Tradewind Riderを1枚で除去できる点が注目され、スライなどのサイドボードに入ることがあった。これは、火葬にはできない芸当である。
また、2マナ3点火力としてプレイヤーに撃てるので、バーンデッキには採用される。当時は赤の全体除去として地震/Earthquakeが健在だったため、地上クリーチャーを対象に取れない欠点は、それによってある程度軽減されていた。
15年の時を経てアヴァシンの帰還に再録される。リミテッドでは対飛行カードとしてかなり有効。1発で落ちないフライヤーはわずか7枚、しかもそのうちアンコモン以下は大天使/Archangelのみという制圧力を誇る。ただし同時に明滅という単体除去の天敵がテーマになっている環境であるため、過信しすぎると痛い目に遭う。
- ウェザーライト版のイラストで撃たれているのは蒼穹のドレイク/Azure Drake(タフネス4)ではないかと推測される。
- アヴァシンの帰還版のイラストで撃ち落とされているのは屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(タフネス3)に見える。ダメージは1余るが、ドレイクが撃ち落とされるのは運命なのであろうか。
- 「雷」を意味する場合、語源的には「いかづち」でも間違いでは無いが、現代日本語では「いかずち」の方が好ましいとされる。オアリムのいかづち/Orim's Thunderやいかづち頭/Thunderheadsなど、MtGの訳語テンプレートとしては「づ」が採用されているようだ。