怪物化

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==解説==
 
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[[テーロス]]で初登場し、[[統率者2015]]および[[コンスピラシー:王位争奪]]で再登場したメカニズム。[[テーロス/Theros]]の地を彷徨う[[ハイドラ]]や[[サイクロプス]]などの、文字通り怪物的な脅威を表した[[能力]]。
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[[テーロス]]で初登場し、[[ニクスへの旅]]、[[統率者2015]][[コンスピラシー:王位争奪]]で再登場したメカニズム。[[テーロス/Theros]]の地を彷徨う[[ハイドラ]]や[[サイクロプス]]などの、文字通り怪物的な脅威を表した[[能力]]。
  
*現時点では自身の[[起動型能力]]によって怪物化を行う[[カード]]しか存在しない。
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*現時点では、自身の[[起動型能力]]によって怪物化を行う[[カード]]しか存在しない。
  
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===ルール===
 
*怪物的になった後は、さらに怪物的になることはできない。怪物化を行う際、既にそのパーマネントが怪物的である場合には何も起こらない。
 
*怪物的になった後は、さらに怪物的になることはできない。怪物化を行う際、既にそのパーマネントが怪物的である場合には何も起こらない。
 
*怪物的であることは単にそのパーマネントがそういう性質を持つだけであり、怪物的という能力を持つわけではない。パーマネントが一度怪物的になったら、それ以降は怪物的でなくなることはない。能力を[[失う|失ったり]]、クリーチャーでなくなったり、+1/+1カウンターを取り除いたりしても、それは引き続き怪物的である。
 
*怪物的であることは単にそのパーマネントがそういう性質を持つだけであり、怪物的という能力を持つわけではない。パーマネントが一度怪物的になったら、それ以降は怪物的でなくなることはない。能力を[[失う|失ったり]]、クリーチャーでなくなったり、+1/+1カウンターを取り除いたりしても、それは引き続き怪物的である。
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*パーマネントが持つ能力が「怪物化[[X]]を行う」ことを指示した場合、そのパーマネントが持つ他の能力も同じXの値を用いる。
 
*パーマネントが持つ能力が「怪物化[[X]]を行う」ことを指示した場合、そのパーマネントが持つ他の能力も同じXの値を用いる。
 
**[[世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater]]および[[ハイドラの繁殖主/Hydra Broodmaster]]がこれに該当する。それらの[[誘発型能力]]ではXの値は定義されていないが、他の能力で指定した値を参照するという例外的な挙動を示す。
 
**[[世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater]]および[[ハイドラの繁殖主/Hydra Broodmaster]]がこれに該当する。それらの[[誘発型能力]]ではXの値は定義されていないが、他の能力で指定した値を参照するという例外的な挙動を示す。
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==その他==
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テーロスの次の[[神々の軍勢]]では怪物化の代わりに、同じく「怪物を+1/+1カウンターで表す」[[メカニズム]]である[[貢納]]が登場した。第3セットであるニクスへの旅でも新たな+1/+1関連の[[メカニズム]]を導入する計画になっていたが、結果的には再び怪物化が使われた。[[Mark Rosewater]]は「怪物化には多大なデザイン空間が残されており、しかも非常に芳醇だった」「怪物化をブロック全体で使うべきだった」と振り返っている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mm/state-design-2014 State of Design 2014]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0011020/ デザイン演説2014]([[Making Magic -マジック開発秘話-]] [[2014年]]8月18日 [[Mark Rosewater]]著/[[米村薫]]訳)</ref>。
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==

2018年4月30日 (月) 07:24時点における版

怪物化(かいぶつか)/Monstrosityとは、キーワード処理の1つ。クリーチャー+1/+1カウンターを置き、多くはさらなるボーナスも受ける。


Colossus of Akros / アクロスの巨像 (8)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

防衛、破壊不能
(10):怪物化10を行う。(このクリーチャーが怪物的でない場合、これの上に+1/+1カウンターを10個置く。これは怪物的になる。)
アクロスの巨像が怪物的であるかぎり、これはトランプルを持つとともに、それが防衛を持たないかのように攻撃できる。

10/10


Polukranos, World Eater / 世界を喰らう者、ポルクラノス (2)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ハイドラ(Hydra)

(X)(X)(緑):怪物化Xを行う。(このクリーチャーが怪物的でないとき、これの上に+1/+1カウンターをX個置く。これは怪物的になる。)
世界を喰らう者、ポルクラノスが怪物的になったとき、あなたの対戦相手がコントロールする、望む数のクリーチャーを対象とする。世界を喰らう者、ポルクラノスはそれらにX点のダメージをあなたの望むように分割して与える。それらの各クリーチャーは、それぞれのパワーに等しい点数のダメージを世界を喰らう者、ポルクラノスに与える。

5/5

定義

怪物化Nを行う/Monstrosity N」とは、「このパーマネント怪物的/monstrousでない場合、これの上に+1/+1カウンターをN個置き、それは怪物的になる。」ということを意味する。怪物的とは、他の能力によって参照されることが可能なパーマネントの状態を指す。

解説

テーロスで初登場し、ニクスへの旅統率者2015コンスピラシー:王位争奪で再登場したメカニズム。テーロス/Therosの地を彷徨うハイドラサイクロプスなどの、文字通り怪物的な脅威を表した能力

ルール

  • 怪物的になった後は、さらに怪物的になることはできない。怪物化を行う際、既にそのパーマネントが怪物的である場合には何も起こらない。
  • 怪物的であることは単にそのパーマネントがそういう性質を持つだけであり、怪物的という能力を持つわけではない。パーマネントが一度怪物的になったら、それ以降は怪物的でなくなることはない。能力を失ったり、クリーチャーでなくなったり、+1/+1カウンターを取り除いたりしても、それは引き続き怪物的である。
  • パーマネントが怪物的になることで誘発する能力は、怪物化を行う能力の解決時にそのパーマネントが戦場にない場合、誘発しない。
  • パーマネントが持つ能力が「怪物化Xを行う」ことを指示した場合、そのパーマネントが持つ他の能力も同じXの値を用いる。

その他

テーロスの次の神々の軍勢では怪物化の代わりに、同じく「怪物を+1/+1カウンターで表す」メカニズムである貢納が登場した。第3セットであるニクスへの旅でも新たな+1/+1関連のメカニズムを導入する計画になっていたが、結果的には再び怪物化が使われた。Mark Rosewaterは「怪物化には多大なデザイン空間が残されており、しかも非常に芳醇だった」「怪物化をブロック全体で使うべきだった」と振り返っている[1]

脚注

  1. State of Design 2014/デザイン演説2014Making Magic -マジック開発秘話- 2014年8月18日 Mark Rosewater著/米村薫訳)

参考

引用:総合ルール 20231117.0


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