ルールの法律家/Rules Lawyer
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*[[レジェンド・ルール]]および[[ワールド・ルール]]を無視する。({{CR|704.5j}}、{{CR|704.5k}}) | *[[レジェンド・ルール]]および[[ワールド・ルール]]を無視する。({{CR|704.5j}}、{{CR|704.5k}}) | ||
*不正な[[オブジェクト]]あるいは[[プレイヤー]]に[[つける|ついて]]いたり、何にもつけられていない[[オーラ]]は戦場に残る。({{CR|704.5m}}) | *不正な[[オブジェクト]]あるいは[[プレイヤー]]に[[つける|ついて]]いたり、何にもつけられていない[[オーラ]]は戦場に残る。({{CR|704.5m}}) | ||
− | **[[総合ルール]]に明記されていない、[[銀枠]]独自の状況起因処理も適用されない。そのため、[[ | + | **[[総合ルール]]に明記されていない、[[銀枠]]独自の状況起因処理も適用されない。そのため、[[宿主]]についていない状態の[[拡張]]を持つクリーチャーも戦場に残るが、0/0として扱われる<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/168398356728/what-happens-when-garbage-elemental-cascades-into Mark RosewaterのBlog]</ref>。 |
*[[装備品]]や[[城砦]]は、不正な[[パーマネント]]についたまま残る。({{CR|704.5n}}) | *[[装備品]]や[[城砦]]は、不正な[[パーマネント]]についたまま残る。({{CR|704.5n}}) | ||
*クリーチャーが他のパーマネントにつけられていた場合、そのクリーチャーはついたままになる。同様に、オーラでも装備品でも城砦でもないパーマネントも、それがつけられたものにつけられたままになる。({{CR|704.5p}}) | *クリーチャーが他のパーマネントにつけられていた場合、そのクリーチャーはついたままになる。同様に、オーラでも装備品でも城砦でもないパーマネントも、それがつけられたものにつけられたままになる。({{CR|704.5p}}) |
2017年12月17日 (日) 23:17時点における版
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ルールの法律家/Rules Lawyer (3)(白)(白)アーティファクト・クリーチャー ― サイボーグ・アドバイザー
あなたやあなたがコントロールする他のパーマネントに、状況起因処理は適用されない。(ライフが0点以下になったことや空のライブラリーからカードを引くことによってあなたは負けにならない。あなたのクリーチャーはダメージや接しによって破壊されず、タフネスが0以下であることによって墓地に置かれない。あなたのプレインズウォーカーは忠誠度が0になったときに墓地に置かれない。あなたが同名の伝説のパーマネントを2つコントロールしているときに1つが墓地に置かれることはない。ゲームルールによってあなたのパーマネントからカウンターが取り除かれることはない。あなたがコントロールしていて不正についていたり結合していたりするパーマネントは戦場に残る。完全なルールや規定についてはrule 704 参照。)
1/1アーティスト:Sean Murray
Unstable産のルールぶち壊しカード。なんと状況起因処理を無視してしまう。
「状況起因処理は適用されない」という文章だけではピンとこないかもしれないが、マジックのゲームにおいて状況起因処理が処理する事柄はとても多く、結果として極めて強力無比な能力になっている。詳細は後述するが、得られるメリットを大雑把に説明すると、白金の天使/Platinum Angel+呪之尾の本質/Rune-Tail's Essence+鏡の画廊/Mirror Gallery+その他もろもろ、といった具合である。
突飛で奇怪な使い方がいくらでも考えられるカードだが、基本的に敗北せずクリーチャーも非常に頑丈になるため、特別な使い方をせずとも数ターン維持するだけで簡単に勝利してしまえるだろう。これ自身には状況起因処理が適応される上、1/1のアーティファクト・クリーチャーと脆いため、いかに守るかが鍵となる。
ルール
影響する規模が特に大きい能力であるため、状況起因処理、CR:704、『Unstable』 よくある質問とそうでもない質問とめったにないだろうけど一応答えておく質問集の各項も併せて参照して頂きたい。
- 注)2017年12月現在、WhisperのCR日本語版は最新の状態ではありません。そのため、文末のCR番号とリンク先の解説が一致していない場合があります。正確なルールは最新のCR(英語/日本語)を参照して下さい。
具体的に起こる事柄
- ライフが0以下になっても敗北しない。(CR:704.5a、CR:704.5t)
- ライブラリーアウトしても敗北しない。(CR:704.5b)
- 毒カウンターがいくら溜まっても敗北しない。(CR:704.5c、CR:704.5u)
- クリーチャーのタフネスが0以下であっても戦場に残る。(CR:704.5f)
- クリーチャーが致死ダメージを負っていても戦場に残る。(CR:704.5g、CR:704.5h)
- 上記二つのいずれの場合でも、それらのクリーチャーで普通に戦闘させることができる。
- プレインズウォーカーは忠誠カウンターがなくても戦場に残る。(CR:704.5i)
- ダメージや吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmageなどでプレインズウォーカーを除去されることがなくなる。
- レジェンド・ルールおよびワールド・ルールを無視する。(CR:704.5j、CR:704.5k)
- 不正なオブジェクトあるいはプレイヤーについていたり、何にもつけられていないオーラは戦場に残る。(CR:704.5m)
- 装備品や城砦は、不正なパーマネントについたまま残る。(CR:704.5n)
- クリーチャーが他のパーマネントにつけられていた場合、そのクリーチャーはついたままになる。同様に、オーラでも装備品でも城砦でもないパーマネントも、それがつけられたものにつけられたままになる。(CR:704.5p)
- クリーチャーについているクリーチャーは、「ついている」という点以外は普通のクリーチャーと同様に扱う。戦闘させることもできる。
- +1/+1カウンターと-1/-1カウンターが相殺されなくなる。(CR:704.5q)
- 「N個を超えてある種のカウンターを持つことはできない」という能力を無視する。(CR:704.5r)
- 「Rasputin Dreamweaverファンに朗報」 - Mark Rosewater談。
- 統率者戦において、統率者ダメージで敗北しない。(CR:704.5u)
その他
- 通常の方法で敗北しないだけあり、「敗北させる効果」や「対戦相手が勝利する効果」を防ぐ訳ではない。敗北条件カードや勝利条件カードは天敵。
- 状況起因処理が適用されないのは「あなたやあなたがコントロールする他のパーマネント」のみである。
その他
参考
- ↑ Mark RosewaterのBlog
- ↑ JudgeCast #186 Unstable Preview – Rules Lawyer(レベル3ジャッジBryan PrillamanとJess DunksのBlog「Jugdecast」 2017年11月14日)