焼き尽くす熱情/Consuming Fervor
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[[赤]]くなった[[不安定性突然変異/Unstable Mutation]]。[[色の役割]]からすれば、適正な[[カラーパイ]]に収まった形になる。 | [[赤]]くなった[[不安定性突然変異/Unstable Mutation]]。[[色の役割]]からすれば、適正な[[カラーパイ]]に収まった形になる。 | ||
− | 性能もほぼ不安定性突然変異と同様で、時間が経つと元より弱くなってしまう。しかし、赤は[[速攻]]の[[色]]。[[エンチャント]]して4[[ターン]]目以降に弱体化することよりも、1[[マナ]]にして3ターン以内で最大6点の[[ダメージ]] | + | 性能もほぼ不安定性突然変異と同様で、時間が経つと元より弱くなってしまう。しかし、赤は[[速攻]]の[[色]]。[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]して4[[ターン]]目以降に弱体化することよりも、1[[マナ]]にして3ターン以内で最大6点の[[ダメージ]]水増しが行える方がありがたく、前のめりな性質に合致している。ただし[[色の役割]]上、[[バウンス]]と併用するなどして[[除去]]のように機能させることには向かなくなった。 |
− | また[[アモンケット・ブロック]]には[[-1/-1カウンター]]関連の[[シナジー]]が豊富なのも追い風。それらのシナジーが[[黒]]や[[緑]]に集中しているため色こそ合わないが、[[スカラベの巣/Nest of Scarabs]]や[[毒物の侍臣、ハパチラ/Hapatra, Vizier of Poisons]]と組み合わせて継続的に[[トークン]]を[[生成]]したり、[[活力の模範/Exemplar of Strength]]や[[媒介者の修練者/Channeler Initiate]]など-1/-1カウンターを取り除いたり利用したりできる[[クリーチャー]]と組み合わせたりすることで、[[デメリット]]をむしろメリットに転換できる。[[構築]]では[[スライ]]のような[[デッキ]]か、-1/-1カウンターのシナジーを重視したデッキが成立すれば採用の余地がある。 | + | また[[アモンケット・ブロック]]には[[-1/-1カウンター]]関連の[[シナジー]]が豊富なのも追い風。それらのシナジーが[[黒]]や[[緑]]に集中しているため色こそ合わないが、[[スカラベの巣/Nest of Scarabs]]や[[毒物の侍臣、ハパチラ/Hapatra, Vizier of Poisons]]と組み合わせて継続的に[[トークン]]を[[生成]]したり、[[活力の模範/Exemplar of Strength]]や[[媒介者の修練者/Channeler Initiate]]など-1/-1カウンターを取り除いたり利用したりできる[[クリーチャー]]と組み合わせたりすることで、[[ペナルティ能力|デメリット]]をむしろメリットに転換できる。[[構築]]では[[スライ]]のような[[デッキ]]か、-1/-1カウンターのシナジーを重視したデッキが成立すれば採用の余地がある。 |
− | *不安定性突然変異と違い、この[[オーラ]]が-1/-1カウンターを[[置く]]のではなく、エンチャントされたクリーチャーが-1/-1カウンターを置く[[能力]]を得る形になっている。これにより[[ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs]] | + | [[スタンダード]]では[[ラムナプ・レッド]]で採用される場合がある。 |
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+ | *不安定性突然変異と違い、この[[オーラ]]が-1/-1カウンターを[[置く]]のではなく、エンチャントされたクリーチャーが-1/-1カウンターを置く[[能力]]を得る形になっている。これにより[[ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs]]の恩恵を受けられなくなる、エンチャントされたクリーチャーの能力を[[失う|失わせる]]ことでデメリットを無視できるなど、一部の状況で挙動が異なっている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アモンケット]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:アモンケット]] - [[アンコモン]] |
2017年8月11日 (金) 08:24時点における最新版
Consuming Fervor / 焼き尽くす熱情 (赤)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+3/+3の修整を受けるとともに「あなたのアップキープの開始時に、このクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。」を持つ。
赤くなった不安定性突然変異/Unstable Mutation。色の役割からすれば、適正なカラーパイに収まった形になる。
性能もほぼ不安定性突然変異と同様で、時間が経つと元より弱くなってしまう。しかし、赤は速攻の色。エンチャントして4ターン目以降に弱体化することよりも、1マナにして3ターン以内で最大6点のダメージ水増しが行える方がありがたく、前のめりな性質に合致している。ただし色の役割上、バウンスと併用するなどして除去のように機能させることには向かなくなった。
またアモンケット・ブロックには-1/-1カウンター関連のシナジーが豊富なのも追い風。それらのシナジーが黒や緑に集中しているため色こそ合わないが、スカラベの巣/Nest of Scarabsや毒物の侍臣、ハパチラ/Hapatra, Vizier of Poisonsと組み合わせて継続的にトークンを生成したり、活力の模範/Exemplar of Strengthや媒介者の修練者/Channeler Initiateなど-1/-1カウンターを取り除いたり利用したりできるクリーチャーと組み合わせたりすることで、デメリットをむしろメリットに転換できる。構築ではスライのようなデッキか、-1/-1カウンターのシナジーを重視したデッキが成立すれば採用の余地がある。
- 不安定性突然変異と違い、このオーラが-1/-1カウンターを置くのではなく、エンチャントされたクリーチャーが-1/-1カウンターを置く能力を得る形になっている。これによりムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphsの恩恵を受けられなくなる、エンチャントされたクリーチャーの能力を失わせることでデメリットを無視できるなど、一部の状況で挙動が異なっている。