クラージ実験体/Experiment Kraj
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「1[[ターン]]に1回」の制限のあるものを狙うなど、何らかの工夫が必要だろう。 | 「1[[ターン]]に1回」の制限のあるものを狙うなど、何らかの工夫が必要だろう。 |
2008年3月8日 (土) 01:12時点における版
伝説のクリーチャー — ウーズ(Ooze) ミュータント(Mutant)
クラージ実験体は、その上に+1/+1カウンターが置かれている他の各クリーチャーの全ての起動型能力を持つ。
(T):クリーチャー1体を対象とし、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
6マナ4/6とサイズ的にはそこそこのシミックの生体兵器である伝説のクリーチャー。 他の+1/+1カウンターの置かれたクリーチャーの起動型能力を持つという面白い能力を持つ。
しかしながら自分のコントロールするクリーチャーの能力をこれに持たせても有効に働かないケースも多い。 マナやライフの支払いだけで起動できるならば元々能力を持っている方で起動させれば良いだけであるため、何も考えずにコピーしていくだけではタップ能力の水増し程度にしか使えない。 これが伝説のクリーチャーであり数を並べる事ができないのもネックになる。 「1ターンに1回」の制限のあるものを狙うなど、何らかの工夫が必要だろう。
相手のクリーチャーの能力をコピーするのも有効だが、相手に+1/+1カウンターをプレゼントしないといけない上に、色マナが必要な場合はそれも用意しないといけないため少し使いづらい。 シミック同士のミラーマッチならば俄然有利に働く。
シミックのぼろ布蟲/Simic Ragwormにカウンターを置けばアンタップし放題。 ウルサパイン/Ursapineどころの話ではない。 さらに潮水の下僕/Tidewater Minionでもあれば、マナがある限り何でもアンタップというとんでもない状況に。 バウンスランドやティムがあればそのままゲームエンドもありうる。
リミテッドでは毎ターンコツコツと飛行クリーチャーなどを強化するのが地味ながらも一番有効な使い方かもしれない。
- シミックの誇る移植持ちの多くは、+1/+1カウンターの置かれたクリーチャーに自分の起動型能力を使えるという性質を持つので、それを逆に体現していると言える。
- 指導者カードのシンボルではあるが、シミック連合のトップは、シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary。
故にこの実験体はシミック連合の「切り札」的な位置づけと推測される。
サイクル
ラヴニカ・ブロックの、大型の伝説のクリーチャー。マナ・コストにギルドの色のマナを2つずつ含む。 その多くは、ギルドで指導者的な役割を担っている。
- ボロスの大天使、ラジア/Razia, Boros Archangel
- 秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets
- 石の死の姉妹/Sisters of Stone Death
- 議事会の合唱者/Chorus of the Conclave