ゴブリンの闇住まい/Goblin Dark-Dwellers
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(モダンでの活躍について記述) |
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*[[髑髏砕きの補充兵/Shatterskull Recruit]]の[[上位互換]]。 | *[[髑髏砕きの補充兵/Shatterskull Recruit]]の[[上位互換]]。 |
2016年6月3日 (金) 23:16時点における版
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
威迫
ゴブリンの闇住まいが戦場に出たとき、あなたの墓地からマナ総量が3以下の、インスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その呪文があなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
威迫と、CIPで墓地のインスタントかソーサリーをタダで唱えることができる能力を持ったゴブリン。ただし、対象は3マナ以下の呪文限定。
墓地の呪文を再び唱えることができるクリーチャーとして、過去に存在した瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageが有名だが、扱いはそちらと大きく異なる。基本的にソーサリー・タイミングの動きになるため瞬唱の魔道士ほどの奇襲性や対応力は持たず、唱えられる呪文にも制限がある一方、対象とした呪文のマナ・コストを支払う必要がない点と素のスペックの高さは大きな利点である。瞬唱の魔道士でも3マナの呪文をフラッシュバックで唱えれば計5マナかかってしまうことを考えると、4/4威迫という戦闘向けのクリーチャーが残るこのカードのコスト・パフォーマンスはかなりのもの。加えて、これ自体のマナ・コストを踏み倒して戦場に出したり、明滅させたりして能力を再利用する際にも墓地の呪文のためにマナを支払う必要がなく、気兼ねなくそれらのギミックと併用できる点も嬉しい。
登場時のスタンダード環境においては、コラガンの命令/Kolaghan's Commandやはじける破滅/Crackling Doomといった強力な多色呪文が多数存在しており、それらと併用するのが単純かつ強力だろう。
より軽量で強力なインスタントやソーサリーのひしめくモダンにおいてもグリクシスコントロールやジャンドなどでフィニッシャーとして採用されている。特に前者のデッキでは祖先の幻視/Ancestral Visionを即座に唱える事ができるほぼ唯一の手段である事もあり、メインボードだけでなくサイドボードに採用されるパターンも目立つ。クリーチャー自体が横に並び辛い環境のため、4/4威迫というスペック自体も十分な脅威となっている。
- 髑髏砕きの補充兵/Shatterskull Recruitの上位互換。
- ゲートウォッチの誓いのBOX特典カードとしてブースターBOX購入者にイラスト違いのプレミアム・カードが配布された(参考/翻訳)。
ルール
- 基本的なルールはマナ・コストを支払うことなく唱えるを参照。
- 唱えた呪文が解決されて墓地に置かれる場合だけでなく、打ち消されて墓地に置かれる場合も追放される。
- 粗暴な排除/Brutal Expulsionなどで、唱えた呪文が墓地以外の領域に移動する場合は追放されない(フラッシュバックとの違いに注意)。
ストーリー
ゼンディカー/Zendikarの地下洞窟に住むゴブリン。暗闇の中で暮らしているため目は退化し消失しており、代わりに聴覚が発達している(イラスト)。
ジョリー・エン/Jori Enとキオーラ/Kioraは失われた二叉槍/Bidentを探す途中、彼らの群れに遭遇した。