青赤コントロール
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+ | *[http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpman16/deck-tech-izzet-ulamog-matthew-hunt-2016-05-29 使用者本人による解説]も参照。 | ||
==テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期== | ==テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期== |
2016年5月30日 (月) 21:39時点における版
青赤コントロール(Blue-Red Control)は、青赤の2色によるコントロールデッキの総称。
目次 |
概要
青のカウンター・ドローと、赤の火力を組み合わせたカウンターバーンと呼ばれるタイプが多い。それ以外には青のカウンター・ドロー+赤の土地破壊の組み合わせや、青のバウンス+赤の土地破壊で土地を重点的に攻めるタイプも存在する。
ビートダウンに弱い青を補完する形で赤が足されることも多い。そういった意味でも、対抗色でありながら非常にかみ合った色構成であるため、昔から人気の高いデッキカラーである。
青白コントロールや青黒コントロールと比べると対抗色であるため、環境に強力なカードやマナ基盤を支えるカードがないと作るのが難しい。
タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期
エルドラージをフィニッシャーに据えた、青赤のコントロールないしランプ系のデッキが存在する。
インスタント
欠色(このカードは無色である。)
コジレックの帰還は各クリーチャーにそれぞれ2点のダメージを与える。
あなたがマナ総量が7以上のエルドラージ(Eldrazi)・クリーチャー呪文を1つ唱えるたび、あなたはあなたの墓地からコジレックの帰還を追放してもよい。そうしたなら、コジレックの帰還は各クリーチャーにそれぞれ5点のダメージを与える。
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
希望を溺れさせるものが戦場に出たとき、無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを2体生成する。それらは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ。
エルドラージ・末裔を1体生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
序盤は意思の激突/Clash of Willsや虚空の粉砕/Void Shatterなどの打ち消し、次元の歪曲/Spatial Contortionやコジレックの帰還/Kozilek's Returnなどのクリーチャー除去で対戦相手の行動を妨害しつつ、土地を伸ばしていく。最後は面晶体の記録庫/Hedron Archiveや見捨てられた神々の神殿/Shrine of the Forsaken Godsといった無色のマナ加速から繰り出される希望を溺れさせるもの/Drowner of Hopeや絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hungerで勝負を決める。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリマンチェスター16 ベスト8 (参考)
- 使用者:Matthew Hunt
- フォーマット
- 使用者本人による解説も参照。
テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期
マジック・オリジンの参入後、スフィンクスの後見/Sphinx's Tutelageを中心としたライブラリー破壊デッキが登場した。
エンチャント
あなたがカードを1枚引くたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚切削する。これにより、色1色を共通して持つ土地でないカード2枚が切削されたなら、この手順を繰り返す。
(5)(青):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
スフィンクスの後見を設置し、ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigyのルーター能力、苦しめる声/Tormenting Voiceや宝船の巡航/Treasure Cruiseなどのドロー呪文を連打して対戦相手のライブラリーを削り切る。
防御手段としては神々の憤怒/Anger of the Godsなどの火力のほか、圧倒的な波/Whelming Waveや眠りへの誘い/Send to Sleepが使われる。
プロツアー「マジック・オリジン」でAndrew Cuneoが使用したことで注目されるようになり、グランプリサンディエゴ15では見事優勝を飾った。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリサンディエゴ15 優勝 (参考)
- 使用者:Michael Majors
- フォーマット
UR Tutelage [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期
紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascensionと時間のねじれ/Time Warpでターン・アドバンテージを獲得する青赤昇天と呼ばれるデッキが登場した。
エンチャント
あなたがあなたの墓地にあるカードと同じ名前を持つインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、あなたは紅蓮術士の昇天の上に探索(quest)カウンターを1個置いてもよい。
紅蓮術士の昇天の上に探索カウンターが2個以上置かれている状態であなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、あなたはその呪文をコピーしてもよい。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。
詳細は青赤昇天のページを参照のこと。
時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期
ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argollを主力としたデッキは突撃の地鳴り/Seismic Assaultとのコンボを搭載したスワンアサルトと呼ばれるデッキが主流であったが、突撃の地鳴り/Seismic Assaultを外したコントロールデッキも登場する。
クリーチャー — 鳥(Bird) スピリット(Spirit)
飛行
発生源1つがブリン・アーゴルの白鳥にダメージを与える場合、そのダメージを軽減する。その発生源のコントローラーは、この方法で軽減されたダメージに等しい枚数のカードを引く。
動きはカウンターバーンに近く、フィニッシャーのブリン・アーゴルの白鳥が火力をドローに変換できるのが特徴である。
詳細はスワンコントロールを参照のこと。
ラヴニカ・ブロック期
第9版でシヴの浅瀬/Shivan Reefが再録され、対抗色という概念の存在しないラヴニカ・ブロックが登場したことにより日の目を見る。
インスタント
1つか2つのクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。電解は、それらに2点のダメージを望むように割り振って与える。
カードを1枚引く。
土地 — 島(Island) 山(Mountain)
((T):(青)か(赤)を加える)
蒸気孔が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかったなら、これはタップ状態で戦場に出る。
ペインランド・ショックランドとカウンターに差し戻し/Remand、火力に電解/Electrolyze、除去の紅蓮地獄/Pyroclasmといったあたりは必須投入とされるが、その他はデッキにより様々。
特にギルドパクトで青赤のギルド、イゼット団/The Izzetが登場したことにより、多種多彩なデッキタイプが生み出された。
- 土地破壊デッキ → アネックス・ワイルドファイア、マグニボア・ワイルドファイア
- タイム・デストラクション型 → ハウリング・オウル
- ウルザトロン系 → 服部半蔵トロン、イゼットロン
- 純正のカウンターバーンタイプ → カウンターミゼット
- 氷雪コントロール系 → 青赤氷雪コントロール
- ゼロックス型 → ウィー=ゼロックス
など、様々なバリエーションが存在する。これらを総称してイゼットコントロールと呼ぶ場合もある。
オンスロート・ブロック構築
オンスロート・ブロック構築では、コントロールメタで土地破壊シフトのデッキが登場した。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)(あなたがこれを唱えるに際し、土地1つを対象とする。このカードはその土地につけられた状態で戦場に出る。)
あなたはエンチャントされている土地をコントロールする。
当時はアストログライドや白コントロールなど重いカードを連発するコントロールデッキが主体の環境であったため、土地破壊はメタによく合致していた。
インベイジョン・ブロック期
インベイジョン・ブロック期では、対抗色にフィーチャーしたアポカリプスの登場で注目を浴びる。
インスタント
1つか2つのクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。火は、それらに2点のダメージを望むように割り振って与える。
Ice / 氷 (1)(青)インスタント
パーマネント1つを対象とし、それをタップする。
カードを1枚引く。
マナ基盤を安定させてくれる対抗色ペインランドのシヴの浅瀬/Shivan Reefと非常に優秀な火+氷/Fire+Iceの存在が大きい。
純粋なカウンターバーンをはじめ、黒を足したクローシスコントロールやトリコロールカラーのトレンチなど様々なデッキが生み出された。
ウルザ・ブロック構築
ウルザ・ブロック構築での青赤コントロールは、メタの中心にあるティンカーとストンピィへの対策から生まれたデッキである。
インスタント
呪文1つを対象とし、それをそれのコントローラーが(2)を支払わないかぎり、打ち消す。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
ソーサリー
1つか2つか3つのクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。弧状の稲妻は、それらに3点のダメージを望むように割り振って与える。
青のカウンターと赤のアーティファクト破壊によりティンカーに強く、赤の火力(特に弧状の稲妻/Arc Lightning)によりストンピィに有利。
さらに、なだれ乗り/Avalanche Ridersなどの土地破壊により環境に満ちる強力な基本でない土地(トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyやガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleなど)に対処できる。
同環境のティンカーとその発展形であるティンカーワイルドファイアもこのカラーパターンで組まれる。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーニューヨーク99 ベスト8 (参考)
- 使用者:Nicolas Labarre
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
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クリーチャー (11) | |
4 | なだれ乗り/Avalanche Riders |
4 | 火口の乱暴者/Crater Hellion |
2 | 変異種/Morphling |
1 | ヴィーアシーノの異端者/Viashino Heretic |
呪文 (23) | |
3 | 弧状の稲妻/Arc Lightning |
4 | 疲労困憊/Exhaustion |
2 | 断層/Fault Line |
3 | 誤算/Miscalculation |
4 | 乾燥/Parch |
2 | 魔力消沈/Power Sink |
2 | 撤回/Rescind |
3 | ギックスの指輪/Ring of Gix |
土地 (26) | |
4 | フェアリーの集会場/Faerie Conclave |
4 | ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment |
8 | 島/Island |
10 | 山/Mountain |
サイドボード | |
2 | 無効/Annul |
4 | 秘儀の研究室/Arcane Laboratory |
1 | 冬眠/Hibernation |
3 | 溶融/Meltdown |
2 | 天才のひらめき/Stroke of Genius |
3 | ヴィーアシーノの異端者/Viashino Heretic |
テンペスト・ブロック期
テンペスト・ブロック期では、カウンターバーンの一種、カウンターフェニックスが組まれた。
インスタント
バイバック ― カードを2枚捨てる。(あなたはこの呪文を唱えるに際し、他のコストに加えてカードを2枚捨ててもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
陶片のフェニックスを生け贄に捧げる:これはすべての飛行を持たないクリーチャーに2点のダメージを与える。
(赤)(赤)(赤):あなたの墓地にある陶片のフェニックスをあなたの手札に戻す。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
陶片のフェニックス/Shard Phoenixを禁止/Forbidのバイバックコストに使用する。マナ基盤の安定性を高めてくれる反射池/Reflecting Poolの存在も大きい。詳細はカウンターフェニックスを参照のこと。
ミラージュ・ブロック期
ミラージュ・ブロック期では、カウンターバーンの一種、カウンターハンマーが組まれた。
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ボガーダンの鎚は、それに3点のダメージを与える。
(2)(赤)(赤)(赤):あなたの墓地にあるボガーダンの鎚をあなたの手札に戻す。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
何度でも使い回せるボガーダンの鎚/Hammer of Bogardanをフィニッシャーに用いている。詳細はカウンターハンマーを参照のこと。
アイスエイジ・ブロック期
アイスエイジ・ブロック期では、メタの中心にあるネクロへの対策からカウンターバーンが生まれた。
小型クリーチャーは赤の火力で除去、火力で焼けないファッティは支配魔法/Control Magicで奪い、キーカードは青のカウンターで対処する。
Pauper
Pauperでもいくつかのタイプが存在する。
ソーサリー
占術2を行い、その後カードを1枚引く。(占術2を行うには、あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見て、そのうちの望む枚数のカードを望む順番で一番下に置き、残りを望む順番で一番上に置く。)
ドローやカウンター、火力はコモンであることが多く、マナ基盤も友好色・対抗色で特に差がないため比較的組みやすい。反面、Pauper環境のコントロールデッキ全般に言えることだが、全体火力や大量ドローといったアドバンテージを大きく稼ぐ方法に乏しいのがネックになる。
ドローは定業/Preordainや熟慮/Think Twice、カウンターは対抗呪文/Counterspellや除外/Exclude、火力は稲妻/Lightning Boltや炎の斬りつけ/Flame Slashといった、軽いカードやアドバンテージが取れるカードが採用される。カウンターと火力で盤面をコントロールするのは共通だが
- 秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsをクロックの中心に据えたタイプ → 青赤Delver
- 雲上の座/Cloudpostと微光地/Glimmerpostからの大量マナで優位を築くタイプ → 青赤Post
- 雲上の座の禁止後に登場した青赤Postと同コンセプトのウルザトロン系 → 青赤トロン
などのバリエーションが存在する。
初期型
UR Control(Pauper) [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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タルキールブロック参入後
UR Control(Pauper) [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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