大祖始の遺産/Relic of Progenitus
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強力な[[カード]]には違いなく、[[スタンダード]]以外でも、何らかの墓地利用を行うデッキへの対策として[[エクステンデッド]]や[[レガシー]]などでしばしば見かける。[[虚空の杯/Chalice of the Void]]や[[真髄の針/Pithing Needle]]を警戒する必要があるため、[[デッキ]]によってはトーモッドの墓所と使い分けたり、両方とも採用するといった使い方がなされることも多い。また、[[ほぞ]]であるのが大きく、[[粗石の魔道士/Trinket Mage]]からの[[シルバーバレット]]に活用されている。 | 強力な[[カード]]には違いなく、[[スタンダード]]以外でも、何らかの墓地利用を行うデッキへの対策として[[エクステンデッド]]や[[レガシー]]などでしばしば見かける。[[虚空の杯/Chalice of the Void]]や[[真髄の針/Pithing Needle]]を警戒する必要があるため、[[デッキ]]によってはトーモッドの墓所と使い分けたり、両方とも採用するといった使い方がなされることも多い。また、[[ほぞ]]であるのが大きく、[[粗石の魔道士/Trinket Mage]]からの[[シルバーバレット]]に活用されている。 | ||
− | + | [[Pauper]]では[[コモン]]には数少ない強力な墓地対策であり、[[色]]も選ばないことからあらゆるデッキの[[サイドボード]]の定番となっている。このカードの存在に阻まれて[[トップメタ]]に食い込めないデッキも少なくない。 | |
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+ | *[[アラーラの断片]]初出時はコモンだったが、[[Modern Masters]]では[[アンコモン]]に変更された。 | ||
*{{Gatherer|id=174824|イラスト}}の中央に[[大祖始/Progenitus]]が描かれているのが確認できる(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/132 Forebodings of Progenitus]参照)。 | *{{Gatherer|id=174824|イラスト}}の中央に[[大祖始/Progenitus]]が描かれているのが確認できる(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/132 Forebodings of Progenitus]参照)。 | ||
2015年5月4日 (月) 19:37時点における版
アーティファクト
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地にあるカード1枚を追放する。
(1),大祖始の遺産を追放する:すべての墓地にあるすべてのカードを追放する。カードを1枚引く。
ひっかき爪/Scrabbling Claws系の墓地対策アーティファクト。
2つ目の起動型能力は、トーモッドの墓所/Tormod's Cryptとは違い、自分の墓地もこれ自身も追放する。そのため、タルモゴイフ/Tarmogoyfのようなすべてのプレイヤーの墓地を参照するカードによく効く。
自分も墓地を利用するデッキでは使いづらく、唱えてすぐに2番目の能力を起動しようとすると2マナかかってしまう点はトーモッドの墓所に劣る。しかし、最序盤に出しておけば1番目の能力だけでもかなり対処できる点、2枚目を引いたときにキャントリップとして使用できる点などはトーモッドの墓所にはない利点である。
強力なカードには違いなく、スタンダード以外でも、何らかの墓地利用を行うデッキへの対策としてエクステンデッドやレガシーなどでしばしば見かける。虚空の杯/Chalice of the Voidや真髄の針/Pithing Needleを警戒する必要があるため、デッキによってはトーモッドの墓所と使い分けたり、両方とも採用するといった使い方がなされることも多い。また、ほぞであるのが大きく、粗石の魔道士/Trinket Mageからのシルバーバレットに活用されている。
Pauperではコモンには数少ない強力な墓地対策であり、色も選ばないことからあらゆるデッキのサイドボードの定番となっている。このカードの存在に阻まれてトップメタに食い込めないデッキも少なくない。
- アラーラの断片初出時はコモンだったが、Modern Mastersではアンコモンに変更された。
- イラストの中央に大祖始/Progenitusが描かれているのが確認できる(→Forebodings of Progenitus参照)。
関連カード
大祖始の名を冠するカード。カード名を意外と間違えやすいのだが、「始祖」ではなく、「祖始」という造語である。