ルビーの大メダル/Ruby Medallion

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
5行: 5行:
 
赤ならば[[火葬/Incinerate]]が[[稲妻/Lightning Bolt]]並みの1[[マナ]][[火力]]になる…が、それらのカードはルビーの大メダルが[[戦場]]に出ていないと単なる2マナ火力でしかない。
 
赤ならば[[火葬/Incinerate]]が[[稲妻/Lightning Bolt]]並みの1[[マナ]][[火力]]になる…が、それらのカードはルビーの大メダルが[[戦場]]に出ていないと単なる2マナ火力でしかない。
  
そもそも1[[ターン]]に2回以上呪文を[[唱える]][[デッキ]]でないと大メダルは真価を発揮できない。[[不特定マナ]]を1回・1点[[軽減]]するだけなら素直に[[無色]]マナを供給してくれる[[精神石/Mind Stone]]の方がよほど優秀だからである。[[テンペスト]]当時の赤は[[ドロー]]が不得意な上に[[煮えたぎる歌/Seething Song]]のような一時的[[マナ加速]]もなく、活躍の素地が整っていなかった。
+
そもそも1[[ターン]]に2回以上呪文を[[唱える]][[デッキ]]でないと大メダルは真価を発揮できない。[[不特定マナ]]を1回・1点[[軽減]]するだけなら素直に[[無色]]マナを供給してくれる[[精神石/Mind Stone]]の方がよほど優秀だからである。[[テンペスト]]当時の赤は[[ドロー]]が不得意な上に[[煮えたぎる歌/Seething Song]]のような一時的[[マナ加速]]もなく、活躍の素地が整っていなかった。また、当時の[[赤単色デッキ]]の主流は[[デッドガイレッド]]等の高速型[[スライ]]であり、ルビーの大メダルを入れる[[スロット]]もなかった。
  
また、当時の[[赤単色デッキ]]の主流は[[デッドガイレッド]]等の高速型[[スライ]]であり、ルビーの大メダルを入れる[[スロット]]もなかった。
+
しかし、20余年後の[[モダンホライゾン3]]で再録されると[[モダン]]において評価が一変。[[モンスーンの魔道士、ラル/Ral, Monsoon Mage]]とともに[[発熱の儀式/Pyretic Ritual]]や[[魔力変/Manamorphose]]のコストを軽減して猛烈にマナ加速、[[無謀なる衝動/Reckless Impulse]]や[[炎の中の過去/Past in Flames]]で疑似的に手札を補充して[[ぶどう弾/Grapeshot]]で対戦相手を[[焼く|焼き切る]][[ストーム]]系の[[チェインコンボ]]デッキを成立させるに至った。テンペスト当時に最高評価を受けていた[[サファイアの大メダル/Sapphire Medallion]]に負けず劣らずの大出世を果たしている。
 
+
しかし、[[モダンホライゾン3]]で再録されると[[モダン]]において評価が一変。[[モンスーンの魔道士、ラル/Ral, Monsoon Mage]]とともに[[発熱の儀式/Pyretic Ritual]]や[[魔力変/Manamorphose]]のコストを軽減して猛烈にマナ加速、[[無謀なる衝動/Reckless Impulse]]や[[炎の中の過去/Past in Flames]]で疑似的に手札を補充して[[ぶどう弾/Grapeshot]]で対戦相手を[[焼く|焼き切る]][[ストーム]]系の[[チェインコンボ]]デッキを成立させるに至った。テンペスト当時に最高評価を受けていた[[サファイアの大メダル/Sapphire Medallion]]に負けず劣らずの大出世を果たしている。
+
  
 
*[[テンペスト]]登場当初は[[基本セット]]が[[第4版]]から[[第5版]]への移行期であり、多くの赤使いが稲妻の代用[[カード]]を模索していたため、これと火葬や[[焚きつけ/Kindle]]を組み合わせて使用していた。
 
*[[テンペスト]]登場当初は[[基本セット]]が[[第4版]]から[[第5版]]への移行期であり、多くの赤使いが稲妻の代用[[カード]]を模索していたため、これと火葬や[[焚きつけ/Kindle]]を組み合わせて使用していた。

2024年6月23日 (日) 12:46時点における最新版


Ruby Medallion / ルビーの大メダル (2)
アーティファクト

あなたが唱える赤の呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。


自分の全ての呪文コストが1減少するアーティファクト重い呪文を使ったり呪文を何度も使ったりする時に役に立つ。

赤ならば火葬/Incinerate稲妻/Lightning Bolt並みの1マナ火力になる…が、それらのカードはルビーの大メダルが戦場に出ていないと単なる2マナ火力でしかない。

そもそも1ターンに2回以上呪文を唱えるデッキでないと大メダルは真価を発揮できない。不特定マナを1回・1点軽減するだけなら素直に無色マナを供給してくれる精神石/Mind Stoneの方がよほど優秀だからである。テンペスト当時の赤はドローが不得意な上に煮えたぎる歌/Seething Songのような一時的マナ加速もなく、活躍の素地が整っていなかった。また、当時の赤単色デッキの主流はデッドガイレッド等の高速型スライであり、ルビーの大メダルを入れるスロットもなかった。

しかし、20余年後のモダンホライゾン3で再録されるとモダンにおいて評価が一変。モンスーンの魔道士、ラル/Ral, Monsoon Mageとともに発熱の儀式/Pyretic Ritual魔力変/Manamorphoseのコストを軽減して猛烈にマナ加速、無謀なる衝動/Reckless Impulse炎の中の過去/Past in Flamesで疑似的に手札を補充してぶどう弾/Grapeshotで対戦相手を焼き切るストーム系のチェインコンボデッキを成立させるに至った。テンペスト当時に最高評価を受けていたサファイアの大メダル/Sapphire Medallionに負けず劣らずの大出世を果たしている。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

テンペスト大メダルサイクル。対応する呪文唱えるためのコストを1少なくする。カード名の宝石は各Moxと同じものが使用されている。

[編集] 参考

MOBILE