Mark Poole
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マーク・プール(Mark Poole)は、マジックのイラストレーターの1人。サウスカロライナ大学美術学科卒。アルバムのカバーイラストなどを担当して後にマジックに携わる。
初代島/Island(イラスト)をはじめ、マジック最古のカードセットであるリミテッド・エディションから参加し、数多くのカードのイラストを手がけた。テンペストを最後に姿を消していたが、アンヒンジドのFraction Jackson(イラスト)、Laughing Hyena(イラスト)を経てラヴニカ:ギルドの都の急使の鷹/Courier Hawk(イラスト)、火花魔道士の弟子/Sparkmage Apprentice(イラスト)で復活を果たした。リバイバルがテーマの時のらせんにも参戦、筆を振るう。 モーニングタイドを境に再び姿を消していたが、運命再編で約7年ぶりに復活した。
彼方からの雄叫び/Howl from Beyond(イラスト)、極楽鳥/Birds of Paradise(イラスト)、対抗呪文/Counterspell(イラスト)、Ancestral Recall(イラスト)など過去にマジックを代表していたカードを多く手がけている。畏怖/Fear(~第4版)(イラスト)、対抗呪文などに見られる彫りが濃く顔の細長い人物や、農村や生い茂る草木、甲冑に身を包んだ騎士をモチーフにした絵などが印象に残る。極楽鳥などは第8版やラヴニカに収録されている新イラストよりも第6版までに使われていた彼のイラストの方が人気があるようだ。
彼の絵にまつわる裏話と言えば、やはり、この極楽鳥と元絵のはずだったVolcanic Islandの問題だろう(詳しくは極楽鳥/Birds of Paradiseの項を参照)。彼はこれによりデュアルランドにクレジットを載せる機会を不意にしたが、長く名の伝わるカードに名を残し、結果的にその知名度を高めたといえる。また、1996年4月号のDuelist誌エイプリル・フール記事で「島が禁止になる」という嘘の話題と一緒に登場した、アラビアンナイトのエキスパンション・シンボル付き「Islands」の絵を気合い入れて描き下ろししたというノリのいい話もある(そうでなくとも、彼の描くリミテッド・エディション版島は秀麗で、同じリミテッド・エディションからの対抗呪文と共に、青使いに親しまれてきていたが)。
- 多才な芸術家である彼は(アルバムなども出している)プロのベーシストでもある。Albionというプログレ・バンドのメンバーとレコーディングをしているそうで、その経歴はなんと15年になるという。
- 新規イラストを含む彼がアートを描いたカードのセットとして、Secret Lair Drop SeriesにてArtist Series: Mark Pooleが発売された[1]。
[編集] 手がけた有名なカード
- 天秤/Balance(イラスト)
- ウルザの塔/Urza's Tower(~第5版)(イラスト)
- 吠えたける鉱山/Howling Mine(~第6版)(イラスト)
- Library of Alexandria(イラスト)
- 基本土地5種(統率者2016、ドミナリア)(イラスト/イラスト)