静かなる広間這い/Silent Hallcreeper

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Silent Hallcreeper / 静かなる広間這い (1)(青)
クリーチャー エンチャント — ホラー(Horror)

静かなる広間這いはブロックされない。
静かなる広間這いがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、以下からまだ選ばれていない1つを選ぶ。
・静かなる広間這いの上に+1/+1カウンター2個を置く。
・カード1枚を引く。
・あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体を対象とする。静かなる広間這いはそれのコピーになる。

1/1

それぞれ1回しか選べないサボタージュ能力を3種類備えたホラークリーチャー・エンチャント

最初のサイズは小さいがアンブロッカブルなので誘発させるのは非常に容易。能力の内訳はそれぞれ強化ドロー・自分のクリーチャーコピーとなる能力。「選ばれていない1つを選ぶ」のは強制なので、3回目の誘発でこれ自身によるアンブロッカブルは失われるが、他の能力を選んでからならその時点で既に+1/+1カウンターが2つ乗っており、カード・アドバンテージも得ている筈なので2マナのクリーチャーとしては十分過ぎる。強化から入っていれば単純計算で既に7点分の打点も叩き出している筈だし、コピーしたクリーチャーによっては強化も更に活用しやすくなるなど、全体的にコスト・パフォーマンスが非常に良好。登場時点からが絡む幅広いデッキで採用が確認できる。敢えて他のクリーチャーを入れずに3/3のアンブロッカブルとして動かし続けるなんて芸当も可能であり、単にクロックとして使うだけでも優秀。

リミテッドにおいても強力なレアの一角。前述の通りクロックを刻みながらカード・アドバンテージを得られるだけでも十分だし、クリーチャー同士の殴り合いも発生しやすいので強化した上でファッティをコピーすれば圧倒的に有利な盤面を作り出す。もちろん他の回避能力を持つクリーチャーと組み合わせて継続的なクロックにしてもよく、それでいて軽い上にシングルシンボル。サボタージュ能力ということでコピーした直後はタップ状態になり生存を安全に誘発できるし、自身もクリーチャー・エンチャントなので違和感を達成できるなど、相性のよいテーマが広いのも素晴らしい。

  • コピー効果については既に戦場にあるオブジェクトをコピーにする効果コピー可能な値を参照。
  • 3つ目のコピーのモードのみ残った状態で能力が誘発し、それをスタックに置く際に適正な対象を選ぶことが出来ない場合、その能力はスタックから取り除かれる。それは「選ばれた」扱いにならないので、再度能力が誘発して適正な対象が選べるならコピーになる(CR:603.3c)。
  • 「まだ選ばれてない1つを選ぶ。」はその能力に掛かった制限である。例えば別の静かなる広間這いをコピーしたなら、それが持つ能力は新たに得た能力のため何も選ばれていない状態である。

[編集] 参考

MOBILE