霊炎貯蔵器/Geistflame Reservoir
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アーティファクト
あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、霊炎貯蔵器の上に蓄積(charge)カウンター1個を置く。
(1)(赤),(T),霊炎貯蔵器の上から望む数の蓄積カウンターを取り除く:クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。これはそれに、その個数に等しい点数のダメージを与える。
(1)(赤),(T):あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。このターン、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
インスタントかソーサリーを唱えることで蓄積カウンターを溜め、それを消費することで火力に変換できるアーティファクト。
火力が必要ない時や、カウンターが乗っていない時にも衝動的ドローが使用でき、それによって呪文を唱えられればカウンターを乗せられるので無駄が無い。一方で起動コストはやや割高。追放したカードは唱えたり戦場に出せなければそのままなので、マナの払い損にならないよう注意が必要。
登場時のスタンダードにおいては青赤がインスタントやソーサリーのシナジーに優れているが、衝動的ドローが可能なカードには使い捨てながら3枚見ることができ、より軽い表現の反復/Expressive Iterationという強力なライバルが存在する。こちらを優先する場合は単色である点、使い回しが効く点、呪文を間接的に火力に変換することができる点を活用することになるだろう。登場した時点では同カラーはアールンドの天啓/Alrund's Epiphanyを用いたイゼット天啓やイゼット・ドラゴンが中心のためあまり出番がないが、継続的なアドバンテージ源としては能力は高め。
リミテッドでは青赤が呪文重視のアーキタイプであるが、2番目の能力だけでもドローエンジンとして悪くない。火力はプレイヤーにも飛ばせるため、黒赤の吸血鬼アーキタイプが持つ「対戦相手がライフを失う」条件を満たす飛び道具にもなる。