諜報ランド
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諜報ランド/Surveil Lands[1]は2色土地のサイクル。カルロフ邸殺人事件で友好色・対抗色ともに登場した。タップインデュアルランドの上位互換の1つ。
いずれも対応する基本土地タイプ2つを持つタップインの土地で、戦場に出たとき諜報1を行う。
確定タップインだが、諜報によりライブラリー操作と墓地肥やしが行えるので今後の戦略が立てやすくなる。類似性能の神殿と比較すると、ライブラリーの一番下より墓地の方がシナジーを生みやすい、基本土地タイプを参照するカードのサポートを受けられる等、優位点が多い。
サイクル全体に言えることとして、モダン以下のフォーマットではフェッチランドをライブラリー操作として使えるようになるため、選択肢として少数枚採用されることがある。また、スタンダードでもコントロールなど低速気味のデッキ、および墓地利用系のデッキで少数枚採用されることがある。一方、パイオニアはスタンダードより環境が早く、フェッチランドによるサーチもできないので他フォーマットより採用率は低い傾向にある。
- 単に諜報を行う土地としてはトカシアの採掘場/Tocasia's Dig Siteやギャリフレイ評議堂/Gallifrey Council Chamberも過去に登場していたが、それらが諜報ランドと呼ばれることは少ない。
- カルロフ邸殺人事件のプレイ・ブースターでは、諜報ランドは通常のレア/神話レアのスロットからは出現せず、ワイルドカードかフォイルのスロットからのみ出現する[2]。リミテッドでレアとしては嬉しくない部類の2色土地が頻出しないための調整と思われる。ワイルドカードのスロットには6パックに1つの割合で封入されているため、諜報ランド以外の特定のレア1枚と特定の諜報ランド1枚の出現率はほぼ同じになっている。
- カルロフ邸殺人事件ではサイクル全てにボーダーレス版が存在する。これらは適切に配置するとイラストの端が繋がり、「RNA32X5+4」という文字が浮かび上がる。これを計算すると「RNA164」となり、ラヴニカの献身のコレクター番号164番のカードが求められ、謎解きの答えとなっている。
[編集] 該当カード
- 行き届いた書庫/Meticulous Archive (平地+島)
- 地底街の下水道/Undercity Sewers (島+沼)
- 大音声の劇場/Raucous Theater (沼+山)
- 商業地区/Commercial District (山+森)
- 草萌ゆる玄関/Lush Portico (森+平地)
- 薄暗い裏通り/Shadowy Backstreet (平地+沼)
- 轟音の滝/Thundering Falls (島+山)
- 地底の遺体安置所/Underground Mortuary (沼+森)
- 優雅な談話室/Elegant Parlor (山+平地)
- 迷路庭園/Hedge Maze (森+島)
[編集] 脚注
- ↑ March 11, 2024, Banned and Restricted Announcement/2024年3月11日 禁止制限告知(Daily MTG 2024年3月11日 Dan Musser著)
- ↑ Collecting Murders at Karlov Manor/『カルロフ邸殺人事件』をコレクションする(Daily MTG 2024年1月16日)