興隆する空爪/Thriving Skyclaw

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カラデシュの「亢進する/Thriving」サイクルの続編となる猫・ドラゴン。

とりあえず4マナ3/2のフライヤーということで、リミテッドでは中盤以降の戦力として悪くない。昨今の基準から考えるとタフネスは低めだが、モダンホライゾン3のリミテッドにおけるコモンの除去は赤が牙持つ炎/Fanged Flamesと電気放出/Galvanic Discharge、黒が枯死と開花/Wither and Bloomと絶息/Breathe Your Lastであり、いずれにせよタフネスが3であっても耐えない。せいぜい素の状態だと電気放出にエネルギーを残して排除されてしまうという程度で、大して見劣りする要素にはならないだろう。

自前で4/3になれる他、エネルギーを得る手段を別途ピックできていればそれ以上のファッティにも育つ訳で、対戦相手が対処に手間取ればフィニッシャー級の活躍をすることも。とは言えエネルギー3つにつき+1/+1カウンター1個と言うのは元のサイクルから見ても燃費が低下している。飽くまで他に有効な使い道が無いエネルギーを大量に余らせている時のプランぐらいに考えておいた方が良いだろう。

構築ではクリーチャーとしても、エネルギーを得る手段としても少々見劣りする。

• ネコルーの女王、ワシトラ/Wasitora, Nekoru Queenに続く2枚目の猫・ドラゴン。だがモダンホライゾン3発売と同時に、同じカラデシュ/Kaladesh生息の航空船に忍び寄るもの/Skyship Stalker、無秩序街の主/Freejam Regentもオラクル変更で猫・ドラゴンになった。
• 日本語名においては興隆ランドなどと同じ訳になってしまっており、カラデシュの亢進するサイクルとは統一が崩れてしまっている。

[編集] 関連カード

カラデシュの「亢進する」クリーチャーサイクル。いずれもコモンであり、戦場に出た時に(Ｅ)(Ｅ)（エネルギー・カウンター2個）を得る能力と、攻撃時に(Ｅ)(Ｅ)を支払うことで+1/+1カウンターを1個自分に置く能力を持つ。

• 亢進するアイベックス/Thriving Ibex
• 亢進する亀/Thriving Turtle
• 亢進するネズミ/Thriving Rats
• 亢進する地虫/Thriving Grubs
• 亢進するサイ/Thriving Rhino

モダンホライゾン3では、(Ｅ)(Ｅ)(Ｅ)版になった興隆する空爪/Thriving Skyclawが追加された。

[編集] 参考

• カード個別評価：モダンホライゾン3 - コモン