腐れ呪いのラクシャーサ/Rot-Curse Rakshasa
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Rot-Curse Rakshasa / 腐れ呪いのラクシャーサ (1)(黒)クリーチャー ─ デーモン(Demon)
トランプル
腐乱
相続 ─ (X)(黒)(黒)、あなたの墓地にあるこのカードを追放する:クリーチャーX体を対象とする。それらの上にそれぞれ腐乱カウンター1個を置く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。
腐乱によるブロック制限を持ち、アタッカーとしても使い捨てになるが、2マナにして5/5トランプルという凄まじい戦闘能力を持つデーモン。
本人は濃霧の精霊/Fog Elementalの系譜に当たる一時的な戦力。ブロッカーとして使えず、回避能力も疑似的なものだがマナ総量に対する打点は類を見ない高さ。この手のカードは最終的にカード・アドバンテージを失うのが短所だが、そこは相続でカバー。火種が黒マナダブルシンボルの2マナで、X体のクリーチャーに腐乱カウンターを置ける。大抵は対戦相手のクリーチャーを使い捨てのアタッカーに変える形で、守りを固めるタイプの壁系列の相手は実質的にほぼ完全な無力化も可能。戦闘に関与しないシステムクリーチャーには機能しづらいが、歩く火力として使いつつ、終盤の総攻撃を強引に通す役に立つので特にビートダウンデッキに向く。リミテッドでも総攻撃を通せるタイミングで起動すれば実質的なフィニッシャーにもなれるが、最初に出てから相続まではボード・アドバンテージを失いやすい点には注意。
2マナのデーモンということで、登場時のスタンダードの範囲では不浄な別室/Unholy Annexのドレイン条件を満たすのにも役立ちやすい。これ自身で条件を満たし続けようとすると本人は置物状態となるが非常に軽いし、タフネスも高めなので火力やマイナス修整で除去されづらいのも強み。もちろん後続のデーモンを用意できるようになってきた頃には、ドレインで減らしたライフを更に押し込む役にも立つ。
- トークン以外で本人が腐乱を所持している初のクリーチャー。