老害な守護者/Old Guard
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老害な守護者/Old Guard (1)(白)アーティファクト クリーチャー ― サイボーグ(Cyborg) 兵士(Soldier)
(白),(T):注釈文を持たないクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。(注釈文とは、既知のルールについて説明している、カッコの中の斜体の文章のことである。)
透かし:小型装置団/Order of the Widget
注釈文が書いていないカードに対して難癖をつけてクリーチャーをタップさせる厄介なご老人。
擬似除去の類が比較的少ないUnstableでは、タッパーというだけで貴重な存在。しかし、Unstableはからくり関連の能力や拡張、各種一発ネタキーワード能力持ちなど注釈文を持っているクリーチャーはそれなりに多いため案外隙が大きく、不安定感は否めない。
2マナ2/1とウィニーとして及第点のマナレシオは持っているし、アーティファクト・クリーチャーであることからシナジーもそこそこ多いので、能力を当てにせずとも有用。
- 逆の「注釈文があるクリーチャーのみ対象に取れる」カードは、アンヒンジドでDuhが登場していた。
- Old Guardとは、軍隊でベテランにより構成された部隊や親衛隊などに対する通称(例えば、アメリカでは第3歩兵部隊)。転じて「保守派」の意。騎士に関連した小型装置団に属するのはそのためか。
- 日本語訳では、これを踏まえてoldを「老害」と訳している。
- 「保守派」というわりに、フレイバー・テキストでは、マジックに当初から存在するキーワード能力である飛行について因縁をつけている(飛行に注釈文がついたのは第9版が初)。本当に老害である。
"You say you're capable of flying. You got any proof of that?"
「飛行できると言っているそうだな。それをどう示してくれるのかね?」
- 同じく頑固ジジイであるアンヒンジドのOld Fogeyも、フレイバー・テキストで老害じみた台詞を吐いている。もっとも老害の方向性が違うため、二人が友達になれるかどうかは疑問である。
- あくまで注釈文を持っているか否かを参照するため、例えばバニラのような元々解説するようなルール文章が存在しないクリーチャーもタップさせられる。本当に困ったジイさんである。
- 両面カードの右下または左下に書かれている、変身後のP/Tやヒントバーも注釈文である。老害なジイさんに説明するには不十分な量かもしれないが、これらのクリーチャーは対象にできない。