病的な霞/Psychotic Haze
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マッドネスが付いてインスタントになった乾きの呪文/Dry Spell。その分マナ・コストが倍の4マナになっている。
マッドネス経由でなければ重すぎるため、共鳴者を用意したいところ。ただしマッドネスで唱えても、赤の紅蓮地獄/Pyroclasmと比べると、インスタント・タイミングで唱えられるとはいえダメージ効率で劣る。
サイカトグやゾンビ激動などでウィニー対策のひとつの手段として採用される場合があった。しかし性能的には半端すぎるため、同じ目的なら薄暗がりを漂うもの/Gloomdrifter、仕組まれた疫病/Engineered Plagueの方が優先される。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 狂乱した浄化/Frantic Purification
- 強迫的な捜索/Obsessive Search
- 病的な霞/Psychotic Haze
- 癇しゃく/Fiery Temper
- 日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla
[編集] 開発秘話
イラストが地面にリスの死体が散乱している場面である理由は、このカードがオデッセイの緑デッキが生み出せるリス・トークン全てに対処できるように特化して製作されたためである。(→公式記事Torment Art Gallery参照)
[編集] ストーリー
「Psychotic」は「精神病(患者)の~」を指し、マッドネスには「狂気」の意が含まれる。イラストでは狂気の召喚者/Dementia Summonerの手から紫色の光が発生し、背景も同じ色に靄(もや)がかかり、地面にはリスの死体が散乱している。以上から、病的な霞/Psychotic Hazeとは「正気を失わせる類の精神異常を引き起こす霞」であり、一帯の小動物の群れを全滅させるほどの毒性を有する陰謀団/The Cabalの魔法と考えられる。
- 「Haze」は精神状態に関係する場合には「朦朧(もうろう)」などの意味になるが、上記の通りこのカードでは「霞(かすみ)、靄(もや)」の意味合いである。