溶鉱炉の暴君、チス=ゴリア/Chiss-Goria, Forge Tyrant
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)
親和(アーティファクト)(この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき(1)少なくなる。)
飛行、速攻
溶鉱炉の暴君、チス=ゴリアが攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード5枚を追放する。このターン、あなたはその中からアーティファクト呪文1つを唱えてもよい。そうしたなら、それは親和(アーティファクト)を持つ。
初代ミラディンより名前が登場していたチス=ゴリアの鱗/Scale of Chiss-Goriaおよびチス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goriaの主。親和(アーティファクト)を持ち、攻撃時に衝動的ドローしたアーティファクトにも同様の効果を与える伝説のドラゴン。
自身・追放したカードの両方に親和が与えられるので、軽いアーティファクトを大量展開して重いアーティファクトに繋げるという親和デッキのある種伝統的なムーブを狙いやすい。名目上のマナ総量こそ9マナと重いが、赤は波止場の恐喝者/Dockside Extortionistをはじめ宝物によるマナ加速があるため「総コストの固定」(唱える#定義および親和#ルールを参照)を活かすことで余力を残して唱えることもできる。
命運の鏡/Mirror of Fateとは相性が良い。これが攻撃するたびに大量のカードが追放されるうえ、命運の鏡もチス=ゴリアの能力で唱えることができるためである。最後の審判/Doomsdayよろしくライブラリーにコンボパーツのみが残った状況を作り出せれば理想。
[編集] ルール
- 追放したカードを唱えることに関するルールは衝動的ドロー#ルールを参照。
- アーティファクト・土地を追放してもこの能力ではプレイできない。「唱える」ことしか許可されていないからである。
- 何を唱えるかは追放した時点では選ばない。
- この能力で追放したカードを唱えることが適正かどうかは、その呪文を唱える直前に判定される(CR:601.3e)。
- 例えば、語りの神、ビルギ/Birgi, God of Storytellingを豊潤の角杯、ハーンフェル/Harnfel, Horn of Bountyとして唱えることはできるが、ビルギとして唱えることはできない。
[編集] ストーリー
チス=ゴリア/Chiss-Goriaはミラディン/Mirrodinに棲息するドラゴン。雄(イラスト)。
彼は新ファイレクシア/New Phyrexiaの侵略以前から残っている数少ないドラゴンの一匹である。その圧倒的な力で近づく者をすべて破壊することにより、完成化から逃れてきた。ミラディン人はチス=ゴリアからこぼれた鱗を用いて鎧や武器を作っている。彼の姿を見ることは、次の戦で勝利できる兆しと言われている。
[編集] 登場
[編集] カード名に登場
[編集] フレイバー・テキストに登場
[編集] 登場記事・登場作品
- The Legends of Phyrexia: All Will Be One/『ファイレクシア:完全なる統一』の伝説たち(Feature 2023年2月2日 Grace Fong著)