混沌性変異/Chaotic Transformation
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ソーサリー
アーティファクト最大1つとエンチャント最大1つとクリーチャー最大1体とプレインズウォーカー最大1体と土地最大1つを対象とする。それらを追放する。これにより追放された各パーマネントにつきそれぞれ、それのコントローラーはそれと共通のカード・タイプを持つカード1枚が公開されるまで、自分のライブラリーの一番上から1枚ずつ公開していく。そのカードを戦場に出し、その後、ライブラリーを切り直す。
各種パーマネント1つずつを追放し、補填として追放されたパーマネントごとにコントローラーがライブラリーから同種のパーマネント・カードを戦場に出すソーサリー。異形化/Transmogrifyの範囲が拡大され、それに伴って影響を与える対象の数も増えた形。
この手の呪文の例に漏れず用途は2通り。自分のパーマネントを追放する場合、ランダム性の強い踏み倒し手段として。特にアーティファクト、クリーチャーについては低マナ域をトークンで埋めておき、デッキには重いカードだけを搭載しておくことで、確実に強烈な踏み倒しが可能。ただし当然、引いてきてしまう事故の存在は忘れないように。他は引き次第で左右されるが、例えば1種類しかプレインズウォーカーを採用していないならば忠誠カウンターのリセットに使えたり、エンチャントの枠でクリーチャー・エンチャントを指定することでクリーチャーを踏み倒すことができるなど、活用できる盤面自体はそれなりに多い。もちろんライブラリー操作とも相性は良好。
もう1つは対戦相手のパーマネントを追放する場合。こちらは単に除去として使うことになる。場合によっては更に厄介なものが出てくる危険性こそあるが、どうせ黙ってても叩き潰されるような状況であれば賭けに出てみるのも悪くない。こちらの用途だけを目的にするには6マナとかなり重いため、自分のパーマネントを変化するために使うのを前提に採用しておき、必要に応じてこちらのパターンも利用していくという形がよいだろう。
パーマネントの指定は全てコントローラーが共通している必要は無く、特定のパーマネントは相手から、残りは自分からといった細かい指定方法も可能。2通りの使い方がある呪文とあってこの融通性は強みになる。