悪性腫瘍/Malignant Growth

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Malignant Growth / 悪性腫瘍 (3)(緑)(青)
エンチャント

累加アップキープ(1)(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
あなたのアップキープの開始時に、悪性腫瘍の上に成長(growth)カウンターを1個置く。
各対戦相手のドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは悪性腫瘍の上に置かれている成長カウンター1個につき追加のカードを1枚引き、その後悪性腫瘍はそのプレイヤーに、これにより引いたカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。


対戦相手に強制ドローダメージを与えるエンチャント。ドロー&ダメージ量は、アップキープ・ステップごとに段々増加していく。

公開された直後は、当時のタイプ1(現在のヴィンテージ)で制限カードだった地獄界の夢/Underworld Dreamsの調整版と言われ注目をされたが、実際にはまったく使い勝手が異なる。地獄界の夢と違ってダメージに加えて余計なドローを与えてしまうのが難点で、後世のカードで言えばファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaを毎ターン与えているような状態であり、その恩恵は小さくない。他の要因でカード引かせてダメージを与えることもできず、さらに累加アップキープ付きとかなり使い勝手は劣る。ダメージを与えるのは苦手ななので、効率が悪いのは仕方ないのかもしれない。

  • 日本語版発売当初は「growth(カウンター)」を「腫瘍」と訳していた。だが、後に登場したはずみ/Momentumにも同じカウンターが使われており、そちらでも「腫瘍」と訳すとイメージに合わなくなってしまうため、新たに「成長」と訳し、公式の日本語訳もそちらに統一された。
    • ちなみに、当時は累加アップキープに経年カウンターを用いなかったため成長カウンターを用いているが、今では経年カウンターも乗せるので、このカード単体で見ればこの成長カウンターはもはや必要無い。ただ、魔力の導管/Power Conduitなどとの相互作用により成長カウンターの有無が問題になってくるので、今のところ変更はされずにいる。

[編集] 参考

MOBILE