思考糸の分析者/Thought-String Analyst
提供:MTG Wiki
MTGアリーナ専用カード
Thought-String Analyst / 思考糸の分析者 (青)(黒)クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上にあるカード1枚を裏向きで追放する。あなたはそれのマナ総量に等しい点数のライフを失う。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれを見たりプレイしてもよく、その呪文を唱えるために任意のタイプのマナを支払ってもよい。
2/2アーティスト:Diana Cearley
アップキープの開始時に、疑似的に対戦相手のライブラリーからドローできる人間・ウィザード。ただしそのマナ総量と同値のライフロスを伴う。
性質としてはかの闇の腹心/Dark Confidantを彷彿とさせる。豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury形式なので手札破壊も食らわないし、奪った後でプレイせずにおけば追放されたまま戻ってこない状況に陥らせることも可能。更に追放したカードは公開されないので(失ったライフの数値から何を奪ったかの予想はつけられるが)情報アドバンテージの面でも優れる。
のだが、やはりライフロスを伴うにもかかわらず対戦相手のライブラリーを使うというのが難点。相手がランプだったりした日にはアップキープの度に運否天賦のギャンブルが始まり、登場時のアルケミーにおいて最大のマナ総量を誇る錆ゴライアス/Rust Goliathが捲れたりしたら初期ライフの半分が一瞬で吹き飛ぶ。ヒストリックで使う場合、終末の影/Shadow of Mortalityやアースクウェイク・ドラゴン/Earthquake Dragonは実に15点ものライフロスを強要してくる。ネタとしてはこの上なく美味しいがボブ死の危険が対戦相手に依存する以上、安定性は皆無と言わざるをえない。カード・アドバンテージに繋がるのは確かなので使えない訳ではないが、Bo3以上で使うのであれば相手のデッキ次第でサイドアウトしたり、最初からウィニー用のサイドボードとして使うのがよいだろう。