七人の鋼の族長/Seven Steel Thanes

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七人の鋼の族長/Seven Steel Thanesは、ミラディン/Mirrodinにおける新ファイレクシア/New Phyrexiaの5つの体系のひとつであるマナに列する派閥。その哲学は「隷属」と「奉仕」。

目次

[編集] 概要

メフィドロス/Mephidrossの広がりの只中にあるイシュ・サー/Ish Sah囁きの大霊堂/Vault of Whispersを拠点の中心とし、鋼の族長と呼ばれる七人を頂点に封建社会にも似た独自の階級社会を形成している。

[編集] 完全なる統一/All Will Be One

ファイレクシア:完全なる統一でロキシス、ゲス、ヴラーン、シェオルドレッドはウラブラスク/Urabraskエリシュ・ノーン/Elesh Nornへの反乱に手を貸し、内乱を起こしている。

[編集] 刻印の徒党/Etched Host

機械兵団の進軍でシェオルドレッドの謀叛が失敗した後、エリシュ・ノーンは残りの族長へ軍団の支配権を分け与え、最も功績を上げたものに権力と栄光を約束した。ノーンの気を引こうと族長たちは軍団を残虐さの深みへ駆り立てた。

多元宇宙へ侵略する鋼の族長の軍団は刻印の徒党/Etched Hostと呼ばれている。彼らは機械兵団の中で最も悪辣で暴虐な軍団である。

[編集] 鋼の族長たち

鋼の族長たちは常に機械の始祖/Father of Machinesの後継者の座をかけて熾烈な権力闘争を繰り広げている。彼らは生存競争を生き延びたファイレクシア人のみこそが機械の始祖になりうると考えており、カーン/Karnを簒奪者とみなしている。

[編集] 囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One

この派閥では法務官/Praetorであるシェオルドレッド/Sheoldredですら絶対の存在ではなく、実力によってかろうじてその地位を手にしている。彼女にとっての力とは情報であり、次元の核において、他の族長を時には支援し時には妨害しながら陰謀を巡らせている。

[編集] 大霊堂の王、ゲス/Geth, Lord of the Vault

かつてはモリオック/Moriokであったアンデッドの王のゲスは囁きの大霊堂を拠点とし、他勢力の取引や同盟を仲介することによって力を得ている。

[編集] 悪魔の長、アザックス=アザグ/Azax-Azog, the Demon Thane

アザックス=アザグは凄まじい身体能力と堕落しきった知性を持つデーモン/Demonであり、メフィドロスからオキシダ連峰/Oxidda Chainの大きな範囲までその領土を広げている。彼は残虐さと恐怖によってその力を得ており、恐怖こそが真の力だと考えている。彼の配下たちは時には同じファイレクシア人であるの派閥のウラブラスク/Urabraskの配下にまで襲いかかり、強制的に勢力に組み込む。

[編集] 腐敗の族長、ロキシス/Roxith, Thane of Rot

ロキシスはあらゆる肉体をファイレクシアを汚染する病として憎悪しており、自らの肉体をも大部分を機械に変換している。全ての肉体を排除し、純粋なファイレクシアを確立した時こそ己が機械の父祖の地位につく時だと考えている。

[編集] 深淵の族長、クレイノックス/Kraynox, the Deep Thane

クレイノックスはファイレクシアの油/Phyrexian oilにまみれた多くの肢と大柄な体を持つミラディンの核/Mirrodin's Coreと焼炉/Furnaceの間の層の主であり、マイコシンス/Mycosynthの柱の間に蜘蛛の巣状の構造物を築いている。彼はそこに潜んで力を蓄え、他の族長たちが共倒れするのを待っている。

[編集] 血の族長、ヴラーン/Vraan, Thane of Blood

ヴラーン/Vraanは完成されたミラディンの吸血鬼/Vampireであり、冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampiresのリーダーであった。核で生まれた真のファイレクシア人ではないが、暗殺者として、そしてその集団のリーダーとしての有能さを他のファイレクシア人たちに示している。冷たき集いの構成員達は暗殺者や死刑執行人として、多くの新ファイレクシアの指導者たちに提供されている。

[編集] 碑銘の族長、スリシック/Thrissik, the Writing Thane

スリシックは生存競争のサイクルを繰り返す「破壊者」を生み出すことこそ、ファイレクシアを改良し増強する手段だと考えている。彼はその破壊者こそが機械の始祖であると、同時に彼自身がそうだと信じている。

[編集] 所属する者

[編集] 参考

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