一望の鏡/Panoptic Mirror

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Panoptic Mirror / 一望の鏡 (5)
アーティファクト

刻印 ― (X),(T):あなたの手札から、マナ総量がXであるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を追放してもよい。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは一望の鏡に追放されているそのインスタント・カードかソーサリー・カードの1枚をコピーしてもよい。そうしたなら、あなたはそのコピーを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。


等時の王笏/Isochron Scepterの大型版。タイミングは限られるが、いったん刻印してしまえばあとはマナ支払わなくても呪文唱えられる。

刻印されるカードによっては色々と洒落にならない事が起こる。わかりやすい例では、リセット呪文を刻印すれば毎ターン戦場がさっぱりする。また時間のねじれ/Time Warpなどを刻印すると簡単に無限ターンに。Shahrazadなぞを刻印した日には毎ターンサブゲームを行うことができ、自分も相手もげんなりすること間違いなし。

複数のカードを刻印できるのも魅力。ただし割られたときのディスアドバンテージが増える点には注意したい。

強烈な効果を持つカードではあるのだが、親和デッキが巻き起こしたアーティファクト対策に巻き込まれてしまい、構築では見せ場無くスタンダードを去ってしまった。とにかく遅いこと、除去されたときのアドバンテージ喪失が大きいことなど、内包する欠点が環境にことごとく嫌われたと言える。ともあれ効果は強烈なので、リミテッドカジュアルプレイでなら十二分に使える。

[編集] 禁止指定

統率者戦では、追加ターン獲得呪文を刻印することで手軽に無限ターンを作り出せる点が問題とされ、フォーマット制定当初から禁止カードであったが、2025年4月22日に禁止解除された[1]ブラケットシステム下においては無限コンボの可否を含めてゲームレベルの棲み分けが可能になった点に加え、初動までに妨害の機会が多いことが理由とされる。

[編集] 参考

  1. Commander Banned and Restricted Announcement – April 22, 20252025年4月22日 Gavin Verhey著)
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