マルチェッサ/Marchesa

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マルチェッサ/Marchesaコンスピラシーおよびコンスピラシー:王位争奪のキャラクター。カードとしてはコンスピラシーの黒薔薇のマルチェッサ/Marchesa, the Black Roseが初出。

目次

[編集] 解説

フィオーラ/Fioraの高層都市パリアノ/Palianoに住む人間/Human女性(イラスト)。

パリアノでも特に強大な権力を有する人物で、黒薔薇/The Black Roseの二つ名で知られる[1]。幼少期を王宮で過ごしたが、兄弟たちによって自分が王座から徐々に遠ざけられていることに気づき、自ら王宮を離れた。やがて彼女は、その才能を認める革命家や暗殺者たちの間で影響力を持つようになり、今では間諜とならず者の情報網によってパリアノのかなりの部分を支配するまでになった。

髪は烏羽色の黒髪。老女のような装いを好む(これは自らを都市の支配者と考えているためだと噂されることもあるが、実際には単に趣味でそのような格好をしているだけである)。両手のすべての指にはめられた指輪にはそれぞれ異なる毒が仕込まれており(イラスト)、左手中指の大粒のルビーにはフィオーラで最も致死的な毒が入れられている。

彼女の住む九階建ての大邸宅には固い守りが敷かれており、旅をする際にも武装した護衛と変装した工作員を同行させている。さらに豊富な人脈を持つため、彼女に悟られずに戦力を集めることも難しく、彼女を殺害することは困難を極める。

[編集] 経歴

[編集] コンスピラシー:王位争奪

パリアノは霊魂と化したブレイゴ/Brago王に未来永劫統治されるはずであった――不死者であるはずの彼が暗殺された、その夜までは。翌日、マルチェッサは女王の座に即位し、戴冠式は上流階級の誰もが知っていたかのように滞りなく行われた。彼女はカストーディ/The Custodi、城の労働者たち、そして暗殺者ケイヤ/Kayaを抱き込み、パリアノの王位簒奪を成し遂げたのだった(イラスト)。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

コンスピラシー
マルチェッサの使者/Marchesa's Emissaryマルチェッサの浸透者/Marchesa's Infiltrator黒薔薇の一片/Bite of the Black Rose(「黒薔薇」として)、マルチェッサの密輸人/Marchesa's Smuggler
コンスピラシー:王位争奪
マルチェッサの命令/Marchesa's Decree黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose(「黒薔薇」として)、黒薔薇の騎士団/Knights of the Black Rose(同左)
Mystery Booster 2
Marchesa's Surprise Party (Playtest)

[編集] フレイバー・テキストに登場

コンスピラシー
マルチェッサの使者/Marchesa's Emissary(「黒薔薇」として)、死の収穫の儀式/Deathreap Ritual
コンスピラシー:王位争奪
投票の仲買人/Ballot Broker極刑/Capital Punishment冗長な諂い屋/Garrulous Sycophant、マルチェッサの命令/Marchesa's Decree、黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose
マスターズ25th
殺害/Murder
Secret Lair Drop Series: Culture Shocks: Jund
草むした墓/Overgrown Tomb
ダブルマスターズ2022
伝国の玉璽/Imperial Seal(通常版)
モダンホライゾン3
下卑た哨兵/Scurrilous Sentry

[編集] イラストに登場

コンスピラシー
権力行使/Power Play、黒薔薇の一片/Bite of the Black Rose(手のみ)
コンスピラシー:王位争奪
君主の領域/Sovereign's Realm、マルチェッサの命令/Marchesa's Decree
ジャッジ褒賞
無慈悲/No Mercy

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 脚注

  1. 初期の公式記事の日本語訳には、「The Black Rose」を「黒薔薇団」という組織の名前として訳している誤訳がある。

[編集] 参考

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