トリスケトロン
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トリスケトロン(Trisketron)は、時のらせんブロック期のスタンダードに存在する青白トロンの一種。時のらせん参入後の世界選手権06で登場した。制作者は森勝洋、準優勝した小倉陵とともにベスト8に入った。
Triskelavus / トリスケラバス (7)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
飛行
トリスケラバスはその上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
(1),トリスケラバスから+1/+1カウンターを1個取り除く:飛行を持つ無色の1/1のトリスケラバイト(Triskelavite)・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。
トリスケラバス/Triskelavusをフィニッシャーに用いているのが最大の特徴。少々重いものの、7マナはぴったりウルザランドからの無色マナを使い切ってくれる。トークンの射撃能力は、白マナを2つ必要とする神の怒り/Wrath of Godに頼らなくてもビートダウン(特にウィニー)にある程度対抗できるようになるため、色マナを出しづらいというウルザトロンの性質によくかみあっている。
トリスケラバスを使いまわせるアカデミーの廃墟/Academy Ruinsもしばしば採用される。未来予知参入後はトレイリア西部/Tolaria Westとともに使われることが多くなった。
そのほかには、ウルザトロンからの大量マナを活かせる呪文の噴出/Spell Burstが採用されることが多く、ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfirとともにソフトロックが仕掛けられた。
- 製作者の森勝洋は世界選手権06の後のThe Finals06において、トリスケラバスに代わり塩水の精霊/Brine Elementalとヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifterのピクルスコンボを組み込んだバージョンを使用し、優勝を飾っている。詳細はピクルスの項目を参照のこと。
- 同時期には、砂の殉教者/Martyr of Sandsを使用した白コントロール系の青白トロンも存在する。詳細は殉教者トロンを参照。