シルバークイル大学/Silverquill College

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シルバークイル大学/Silverquill Collegeは、ストリクスヘイヴン/Strixhavenに属する五つの大学の一つ。白黒

目次

[編集] 概要

雄弁術/Eloquenceの大学。モットーは「鋭いペン先、さらなる鋭知/Sharp style. Sharper wit.」。

洒落ていて、威圧的で、意欲的なシルバークイルの魔道士は、言葉の魔法の達人だ。彼らは話し言葉の戦闘詩や書き言葉の魔法的顕現から呪文を作り出し、ルーンのインクで宙に模様を書き込む。シルバークイルの魔道士は生まれながらのリーダーで、意欲と競争心に溢れ、鋭い機知と二番手に甘んじない姿勢を持つ。シルバークイルの魔道士の一団がこちらに向かってきたなら、その凄まじく格好良い外見、息の合いっぷり、洒落た衣装に心を打たれるだろう。そして飛び回る「墨獣」に取り囲まれ、魔道士が魔法を織り上げるとそれらはルーン文字や象形文字に固まるのだ。

[編集] 二面性

シルバークイルは相反する信念と魔法によって構成されている。魔道士は両方のの魔法を体現でき、その側面や呪文を組み合わせて独自のアイデンティティとすることができる。

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シルバークイルのの面は、言語の力を用いて仲間を高揚させ鼓舞したり、社会悪を光で照らしたりすることに関するものだ。墨大工/Inkwright、象形織り/Glyphweaver、羽軸使い/Quillmancerは、生けるインクとして顕現する、活力の韻文を唱える。戦歌い/Warsinger、銀の舌/Silvertongue、戦闘詩人/Battle poetは、声の芸の力を用いて心を奮起させ、周囲の大気に活力を与える。虚飾魔道士/Vaingloryや名誉術師/Honormancerは、完璧に作られた褒め言葉(自分自身に向けられることもしばしばだ)の力を振るい、その者の最も優れた特質を強化する。嘲笑魔道士/Scornmageや光術師/Lumimancerは、恥ずべき状況や腐敗した制度に光を当て、責任を負わせる。

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シルバークイルのの面は、言語の力で真実を辛辣に指摘し、敵を攻撃することに関するものだ。冷笑魔道士/Bantermage、影術師/Shadelock、機知刺し/Witstinger、威圧術師/Daunterは、鋭い観察力で敵の自信に穴を開ける。書唱師/Inkcaster、薄暮魔道士/Duskmage、影翼/Shadewingは、影魔法のインクの深淵を唱え、時にそれを墨獣と呼ばれる飛行生物や、純粋な闇でできた武器へと作り変える。

[編集] 重要地点

[編集] グランドロフト・ホール/Grandloft Hall

シルバークイルの本館はグランドロフトだ。これは駅舎のような広大な空間で、遥か高所にある、魔法のかけられた窓ガラスから光の柱が差し込む。グランドロフトにはバルコニー、枡席、ブース、演壇など、演説者が技を披露できる空間が多数備わっている。窓のある高い天井近くを墨獣が飛び回り、強力な魔法を使っている魔道士には、魔法のスポットライトが自動的に当たる。

[編集] 薔薇の舞台/The Rose Stage

薔薇の舞台はシルバークイルのキャンパスにある回転式の円形の演壇で、魔法のインクで作られた薔薇の背景幕(過去の上演の観客からの贈り物だ)が、優れた音響を作り出す。魔道生徒/Mage-studentは薔薇の舞台に集まり、芸の稽古、模擬戦、名誉の決闘を行う。教授/Professorや教職員は、薔薇の舞台における上演を観察し、学生の魔法表現を傍で観て指導することもしばしばだ。

[編集] ドラマリウム/The Dramarium

シルバークイルの学生が運動、舞踏、武術などの肉体的に演じる活動を訓練する施設。学生は灰色部屋/The Gray Roomと呼ばれる準備室(実際には連なった複数の部屋)を利用できる。そこにはヘア&メイクサロン、発声リハーサル室、鏡張りの演説リハーサル室、スパ施設が備わっている。ドラマリウムの裏方には特別な感覚遮断室がある。瞑想や精神統一のために完全な無音を望む魔道生徒のためのものだ。

[編集] マスコット

シルバークイルの黒の魔道士は時に、影魔法を墨獣/Inklingと呼ばれる飛行生物に作り変えることがある。この生きたインクの深淵は助手やペットとしても役立ってくれるが、その物理攻撃は破壊的であり、敵の生命力を引き裂くこともできる。墨獣の形は流動的で変化しやすく、それは作り手の思考や意図を反映して移り変わる。

[編集] キャラクター

[編集] ゲームでの特徴

。固有のクリーチャートークンは、飛行を持つ白黒の2/1の墨獣

口頭で唱える最も素早い魔法を用いるフレイバーから、「アグロ」がテーマとなっている[1]軽いカードが多く、攻撃を推奨する能力を持つものも多い。自軍クリーチャーの強化も得意で、+1/+1カウンターを参照するカードも複数存在する。

[編集] 登場

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] その他

  • Silverquillのsilverは「銀、銀色」、quillは「羽軸、羽ペン」を意味する。
  • ラヴニカ/Ravnicaギルド/Guildが2理念の共通する部分に基づくのに対し、ストリクスヘイヴン/Strixhavenの大学は2色の理念の対立する部分に基づく。シルバークイルは文学などの言葉に関する大学であり、コミュニケーションとは社会をより良くするものなのか()、自分自身をより良くするものなのか()について内部対立がある[2]
  • Mark Rosewaterによれば、シルバークイルに当てはまる現実の大学の専攻科目は文学、執筆、スピーチ、外国語、コミュニケーション、マーケティング/広告、報道である[3]

[編集] 脚注

  1. In the Strixhaven, Part 2/『ストリクスヘイヴン』にて その2Making Magic 2021年4月5日 Mark Rosewater著)
  2. In the Strixhaven, Part 1/『ストリクスヘイヴン』にて その1(Making Magic 2021年3月29日 Mark Rosewater著)
  3. Hi mark, I really enjoyed your list of witherbloom...Blogatog 2021年3月29日)

[編集] 参考

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