ケイリクス/Calix

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ケイリクス/Calixテーロス還魂記のキャラクター。カードとしてはテーロス還魂記の運命の手、ケイリクス/Calix, Destiny's Handが初出。

目次

[編集] 解説

テーロス/Theros出身のプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。人間/Humanに似た容姿[1]イラスト)。

運命のクローティス/Klothysによって創造された「運命の工作員/Agents of Fate」の一人で、死の国/The Underworldから脱出しようとするエルズペス・ティレル/Elspeth Tirelの運命をあるべき姿に織り直すため特別に創られた、クローティスの最高傑作である。

ケイリクスはエルズペスを追いかけ打ち倒すという、ただ一つの目的だけを考える追跡の達人である。彼はクローティスの運命の糸が結びつけられた多数の針を操る。また運命を乗り越えるその力は、未来に影響を及ぼすのみならず、過去を読み取ることさえも可能にする。

[編集] 経歴

[編集] テーロス還魂記

神々の戦争により生じた死の国の裂け目から多数の死者が逃げ出し、運命の神たるクローティスは激怒した。彼女は無数の運命の工作員を放ったが、プレインズウォーカーであるエルズペスの魂を捕らえるためには、何か特別なものが必要だった。そこでクローティスは自身の最高傑作――ケイリクスという名の運命の工作員を織り上げた。クローティスの意志を実行に移すためだけに創られたケイリクスは、あるべき姿を保つためエルズペスの追跡に向かった。

死の国からの脱出を目指す旅路の中で、エルズペスはケイリクスと何度も衝突したが、いずれも彼女が勝利を収めた。結局のところ、エルズペスは熟練の戦士で、ケイリクスは生まれたばかりの存在なのだから。だが戦いのたびに、ケイリクスは少しずつうまくやるようになってきた――敵を知り、同時に己を知るようになってきたのだ。しかしそれでも、死の国の出口を前にした最後の戦いで、彼は敗れた。

待ち構えていたヘリオッド/Heliodを倒し、死の国からの脱出を果たしたエルズペスはテーロスを去った。それを見つめていたケイリクスは、激しい苦悶の中にあった。エルズペスをいるべき場所へ戻すことだけが彼の目的なのに、彼女はもはや手の届かないところにいるのだ。だがこの最も苦しい時に、ある奇妙なアイデアが彼の中に「点った」――そして彼は単純に、エルズペスを追ってプレインズウォークした。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

テーロス還魂記
執拗な探求/Relentless Pursuit

[編集] イラストに登場

テーロス還魂記
執拗な探求/Relentless Pursuit

[編集] 登場作品・登場記事

テーロス還魂記
ニューカペナの街角
兄弟戦争

[編集] 脚注

  1. 運命に導かれし者、ケイリクス/Calix, Guided by Fateクリーチャー・タイプは人間そのものになっている。

[編集] 参考

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